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proftpdのアクセス制御をtcp wrapperを使用して実施する方法

[概  要]

本ドキュメントは、ftpサーバーソフトウェアであるproftpdのアクセス制御を、アクセス制御ツールである

tcp wrapperを使用して行う方法について記述します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

MIRACLE LINUX V3.0x86x86-64

proftpd-1.3.0-2AX

 

MIRACLE LINUX V4.0x86x86-64

proftpd-1.3.0-2AX

 

[設定手順]

通常tcp wrapperを利用してアクセス制御を行う場合、制御対象のアプリケーション(この場合はproftpd)がtcp wrapperに対応している必要があります。

 

しかしproftpdtcp wrapperに対応していない為、このままではアクセス制御を行う事が出来ません。

そこで、tcp wrapperに対応しているxinetd経由でproftpdを起動する事により、アクセス制御を可能にします。

 

1.proftpdxinetd経由で起動するための設定を行います。

 

(1)proftpdが動作している場合は停止してください。

 

 

# service proftpd stop

 

 

(2)proftpdの自動起動を無効にします。

 

 

# chkconfig proftpd off

 

 

 

(3)proftpdの起動サービスのタイプをinetdに変更します。

 

対象ファイル:/etc/proftpd.conf

[変更前]

ServerType standalone

 

[変更後]

ServerType inetd

 

(4)xinetdでの起動を有効にします。

 

対象ファイル:/etc/xinetd.d/proftpd-xinetd

[変更前]

disable = yes

 

[変更後]

disable = no

 

(5)xinetdの自動起動を有効にします。(既に実施済みの場合は必要ありません)

 

 

# chkconfig xinetd on

 

 

(6)xinetdを再起動します。

 

 

# service xinetd restart

 

 

 

2.tcp wrapperのアクセスコントロールファイル /etc/hosts.allow/etc/hosts.denyに、proftpd

 アクセス制限を追加します。

 

) 192.168.0.0/24のネットワークのみアクセスを許可する場合

 

/etc/hosts.allow

 

proftpd:192.168.0.

 

 

/etc/hosts.deny

 

proftpd:ALL

 

 

 

 

尚、上記hosts.allowhosts.denyファイルの詳細な設定方法につきましては、

manをご参照下さい。

 

 

# man hosts.allow

 

 

 

[更新履歴]

2008年 5月 13日 新規作成

IBM DB2をAsianux Server 3 for x86(32bit) にインストールする方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Workgroup Server Edition/Personal Edition/Express Edition/Express-C EditionAsianux Server 3 for x86(32bit)にインストールする方法について説明します。

 

前提として、Linux版のDB2の導入には、DB2 9.5本体およびNational Language Pack2つが必要です。

本手順ではDB2 Workgroup Server Edition 32-Bit版を例として説明しますが、Workgroup Server Edition/Express Edition/Express-C Editionにおいても同様の手順でインストールが可能です。

 

各エディションの機能、対応するプラットフォーム等詳細については、以下のページをご参照ください。

 

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3 for x86(32bit)

DB2 Workgroup Server Edition V9.5 For Linux On 32-Bit

DB2 National Language Pack V9.5 For Linux On 32-Bit

 

[インストールの前提]
GUIでのインストールを前提としていますので、X-Windowが利用可能な環境で実行してください。

 

インストール作業にはrootユーザー権限が必要ですので、rootユーザーとしてログインするか、rootユーザーにsuしてください。

 

今回の説明ではインストールに使用するファイルとして以下を想定しています。

他の Edition をご使用の場合はファイル名を適宜読み替えてください。

 

DB2 Workgroup Server Edition : DB2_WSE_V95_Linux_x86.tar

DB2 National Language Pack : DB2_NL_Pack_V95_Linux_x86.tar

 

[設定手順]

1.rootユーザでログイン、またはsurootユーザになります。

 

2.ワークフォルダにDB2本体のインストール媒体を展開します。

 

# mkdir db2

# cd db2

# tar xvf DB2_WSE_V95_Linux_x86.tar

 

3.セットアップ

 

GUI環境でワークフォルダ直下のdb2setupを起動します。

 

# ./db2setup

 

4.GUIインストーラ起動

 

[製品のインストール]-[新規インストール]から手順に従ってインストールを行います。

 

 

 

DB2 Workgroup Server Editionのセットアップ時に入力する項目として下記の項目があります。

 

ソフトウェア・ライセンスの確認

 

インストールタイプの選択(標準:630-760MB/コンパクト:580-700MB /カスタム:580-1020MB)

 

応答ファイルのファイル名(デフォルト:/root/db2wse.rsp)

 

インストール・ディレクトリーの選択(デフォルト:/opt/ibm/db2/V9.5)

 

SAMP Base Componentのインストール選択(デフォルト:インストールする)

 

DB2 Administration Serverのユーザ情報の設定

 

DB2インスタンスのセットアップ(DB2インスタンスを作成する/作成しない)

 

DB2インスタンス用のパーティション・オプションのセットアップ

 

DB2インスタンス所有者のユーザ情報の設定

 

DB2インスタンスfencedユーザ情報の設定

 

DB2ツール・カタログ(準備する/準備しない)

 

通知のセットアップ(セットアップする/セットアップしない)

 

5.セットアップ完了

 

DB2本体のセットアップが完了します。

 

 

 

6.サンプルデータベースを構成した場合は、National Language Pack 適用前にデータベースを停止しておきます。

 

DB2インスタンスユーザ名がdb2inst1の場合は、以下のように停止します。

()

#su – db2inst1

$db2stop

SQL1064NDB2STOP processing was successful.

$exit

 

7.National Language Pack用のワークフォルダを作成し、National Language Packインストール媒体を展開します。

 

# mkdir db2nl

# cd db2nl

# tar xvf DB2_NL_Pack_V95_Linux_x86.tar

 

8. GUI環境でdb2setupを起動します。

 

# ./db2setup

 

9.GUIインストーラ起動

 

[製品のインストール]-[既存の製品を操作]から手順に従ってインストールを行います。

 

 

National Language Packのセットアップ時に入力する項目として下記の項目があります。

 

処理するDB2コピーの選択

 

応答ファイルのファイル名(デフォルト:/root/db2nlpack.rsp)

 

インストール・ディレクトリーの選択(デフォルト:/opt/ibm/db2/V9.5)

 

インストールする言語の選択(デフォルト:英語および日本語)

 

10National Language Packのセットアップが完了します。

 

  

 

11DB2コントロールセンター(db2cc) などを使用して、DBインスタンスが起動可能であることを確認します。

 

DB2インスタンスユーザ名がdb2inst1の場合は、以下のように確認します。

()

# xhost +localhost

# su – db2inst1

$ db2cc &

 

一般ユーザでの作業が終ってrootに戻ったら、xhostの許可を元に戻しておきます。

# xhost -localhost

 

またはDB2インスタンスユーザでXを起動してdb2cc等の動作を確認してください。

 

 

[DB2自動起動終了]
以下はDB2V9.5のインスタンスをOSの起動終了に同期させるスクリプトのサンプルです。
全ての環境での動作を保証するものではありません、適切に修正して使用してください。

 

スクリプトインストール方法

 

1.ファイルの展開

 

以下URLよりdb2_v95scripts.zipをダウンロード、展開し、IBMdb2DB2admin/etc/init.d にコピーします。

 

  db2_v95scripts.zip ダウンロード

 

# unzip db2_v95scripts.zip

# cp db2_v95scripts/IBMdb2 /etc/init.d

# cp db2_v95scripts/DB2admin /etc/init.d

 

2.サービスの登録

 

# chmod +x /etc/init.d/IBMdb2

# chmod +x /etc/init.d/DB2admin

# chkconfig --add IBMdb2

# chkconfig --add DB2admin

 

3.サービスの動作確認

 

# service IBMdb2 start

# service DB2admin start

 

DB2コントロールセンター(db2cc) などでインスタンス起動を確認します。

 

# service DB2admin stop

# service IBMdb2 stop

 

DB2コントロールセンター(db2cc) などで停止を確認します。

 

[参考資料]

IBM DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows インフォメーション・センター

 

マニュアル

 

[更新履歴]

2008423日 新規作成

Oranaviで動作未確認のOracleをインストールする方法(ML4.0/AXS3共通)

[概  要]

本ドキュメントでは、Oranaviが未対応のOracle Database(OracleDB)Oracle Application server (OracleAS)を、Oranaviを使ってインストールする方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。
また、本ドキュメントの内容に関するサポートのお問い合わせはお受けしておりません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[概  説]

Install Navigator for Oracle(通称Oranavi)OracleDBOracleASAsianux/MiracleLinuxにインストールするのにとても便利なツールです。

 

本来、Oranaviでは動作確認済のOracleDBおよびOracleASのみをインストール出来ます。

 

通常、Oranaviで検証されていないOracleDBOracleAS製品を選択すると、例として以下のようなメッセージが表示されます。

 

この Oracle のバージョンは Asianux ではサーティファイされていません。

Oranavi の最新パッケージを確認してください。

 

This version of Oracle is unsupported in Asianux.

Please check for the latest release of oranavi.

 

製品の早期評価等でOranaviを使用したい場合に、下記手順でバージョンチェックを回避することができます。

 

通常の保証される手順ではありません。
また正常にOracleがインストールできない可能性があります。
ご注意ください。

 

[手  順]
コンソール等からOranaviを起動する際に--forceまたは-fオプションを付加して起動します。
 

# oranavi --force

 

その後の使用方法は通常のOranaviと同様です。

 

Oranaviの使用方法については、以下のページをご参照ください。

 

 http://users.miraclelinux.com/technet/install/oracle.html

 

 

[更新履歴]

2008年 425日 新規作成

IBM DB2をAsianux Server 3 for x86-64(64bit) にインストールする方法

[概  要]

本ドキュメントでは、IBM DB2 Enterprise Server Edition/Workgroup Server Edition/Personal Edition/Express Edition/Express-C EditionAsianux Server 3 for x86-64(64bit) にインストールする方法について説明します。

 

前提として、Linux版のDB2の導入には、DB2 9.5本体およびNational Language Pack2つが必要です。

本手順ではDB2 Enterprise Server Edition x86_64版を例として説明しますが、Workgroup Server Edition/Express Edition/Express-C Editionにおいても同様の手順でインストールが可能です。

 

各エディションの機能、対応するプラットフォーム等詳細については、以下のページをご参照ください。

 

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

DB2 Enterprise Server Edition V9.5 for Linux on AMD64 and Intel EM64T systems (x64)

DB2 National Language Pack V9.5 for Linux on AMD64 and Intel EM64T systems (x64)

 

[インストールの前提]
GUIでのインストールを前提としていますので、X-Windowが利用可能な環境で実行してください。

 

インストール作業にはrootユーザー権限が必要ですので、rootユーザーとしてログインするか、rootユーザーにsuしてください。

 

今回の説明ではインストールに使用するファイルとして以下を想定しています。

他の Edition をご使用の場合はファイル名を適宜読み替えてください。

 

DB2 Enterprise Server Edition : DB2_ESE_V95_Linux_x86-64.tar

DB2 National Language Pack : DB2_NL_Pack_V95_Linux_x86-64.tar

 

[設定手順]
 

1.rootユーザでログイン、またはsurootユーザになります。

 

2.ワークフォルダにDB2本体のインストール媒体を展開します。

 

# mkdir db2

# cd db2

# tar xvf DB2_ESE_V95_Linux_x86-64.tar

 

3.セットアップ

 

GUI環境でワークフォルダ直下のdb2setupを起動します。

 

# ./db2setup

 

 

4.GUIインストーラ起動

 

[製品のインストール]-[新規インストール]から手順に従ってインストールを行います。

 

 

 

DB2 Enterprise Server Editionのセットアップ時に入力する項目として下記の項目があります。

  

ソフトウェア・ライセンスの確認

 

インストールタイプの選択(標準:810-980MB/コンパクト:760-920MB /カスタム:760-1200MB)

 

応答ファイルのファイル名(デフォルト:/root/db2ese.rsp)

 

インストール・ディレクトリーの選択(デフォルト:/opt/ibm/db2/V9.5)

 

SAMP Base Componentのインストール選択(デフォルト:インストールする)

 

DB2 Administration Serverのユーザ情報の設定

 

DB2インスタンスのセットアップ(DB2インスタンスを作成する/作成しない)

 

DB2インスタンス用のパーティション・オプションのセットアップ

 

DB2インスタンス所有者のユーザ情報の設定

 

DB2インスタンスfencedユーザ情報の設定

 

DB2ツール・カタログ(準備する/準備しない)

 

通知のセットアップ(セットアップする/セットアップしない)

  

5.セットアップ完了

 

DB2本体のセットアップが完了します。

 

 

6.サンプルデータベースを構成した場合は、National Language Pack 適用前にデータベースを停止しておきます。

 

DB2インスタンスユーザ名がdb2inst1の場合は、以下のように停止します。

()

#su – db2inst1

$db2stop

SQL1064NDB2STOP processing was successful.

$exit

 

7.National Language Pack用のワークフォルダを作成し、National Language Packインストール媒体を展開します。

 

# mkdir db2nl

# cd db2nl

# tar xvf DB2_NL_Pack_V95_Linux_x86-64.tar

 

8. GUI環境でdb2setupを起動します。

 

# ./db2setup

 

9.GUIインストーラ起動

 

[製品のインストール]-[既存の製品を操作]から手順に従ってインストールを行います。

 

 

National Language Packのセットアップ時に入力する項目として下記の項目があります。

 

処理するDB2コピーの選択

 

応答ファイルのファイル名(デフォルト:/root/db2nlpack.rsp)

 

インストール・ディレクトリーの選択(デフォルト:/opt/ibm/db2/V9.5)

 

インストールする言語の選択(デフォルト:英語および日本語)

 

10National Language Packのセットアップが完了します。

 

 

11DB2コントロールセンター(db2cc) などを使用して、DBインスタンスが起動可能であることを確認します。

 

DB2インスタンスユーザ名がdb2inst1の場合は、以下のように確認します。

()

# xhost +localhost

# su – db2inst1

$ db2cc &

 

一般ユーザでの作業が終ってrootに戻ったら、xhostの許可を元に戻しておきます。

# xhost -localhost

 

またはDB2インスタンスユーザでXを起動してdb2cc等の動作を確認してください。

 

 

[DB2自動起動終了] 
以下はDB2V9.5のインスタンスをOSの起動終了に同期させるスクリプトのサンプルです。
全ての環境での動作を保証するものではありません。適切に修正して使用してください。

 

スクリプトインストール方法

  

1.ファイルの展開

 

以下URLよりdb2_v95scripts.zipをダウンロード、展開し、IBMdb2DB2admin/etc/init.d にコピーします。

 

db2_v95scripts.zip ダウンロード

  http://users.miraclelinux.com/support/files/u1/db2_v95scripts.zip

 

# unzip db2_v95scripts.zip

# cp db2_v95scripts/IBMdb2 /etc/init.d

# cp db2_v95scripts/DB2admin /etc/init.d

 

 


2.サービスの登録

 

# chmod +x /etc/init.d/IBMdb2

# chmod +x /etc/init.d/DB2admin

# chkconfig --add IBMdb2

# chkconfig --add DB2admin

 

3.サービスの動作確認

 

# service IBMdb2 start

# service DB2admin start

 

DB2コントロールセンター(db2cc) などでインスタンス起動を確認します。

 

# service DB2admin stop

# service IBMdb2 stop

 

DB2コントロールセンター(db2cc) などで停止を確認します。

 

[参考資料]

IBM DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows インフォメーション・センター

 

マニュアル

 

[更新履歴]

2008415日 新規作成

 

Microsoft Hyper-V RC0 に Asianux Server 3を導入する方法

本ドキュメントの内容はサポートサービスの対象外です。

 

[概  要]

本ドキュメントでは、Windows Sever 2008(以下WIN2008)のHyper-V RC0Asianux Server 3(以下AXS3)をインストールする方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。
また、本ドキュメントの内容に関するサポートのお問い合わせはお受けしておりません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[前提条件]
本ドキュメントは、以下の条件で作成しています。

 

O.S.の要件

 

Windows Server 2008

 

Windows Server 2008 Enterprise Edition amd64(ビルド6001: Service Pack1)

 

Administratorsに所属した管理者権限が必要です。

 

Microsoft Hyper-V RC0

  

Windows6.0-KB949219-x64.msuをインストール後、Hyper-Vを追加インストールします。

  

Asianux Server 3 32bit x86

 

[手  順]

 

1.更新パッケージ(KB949219)の追加

 

Windows6.0-KB949219-x64.msuは、マイクロソフト社の以下のサイトから入手可能です。

  

 Update for Windows Server 2008 x64 Edition (KB949219)

 

この更新パッケージをインストールすることにより、追加する役割のリストに[Hyper-V]が表示されます。

 

2.Hyper-Vの追加インストール

 

WIN2008にログオンし、サーバーマネージャで[役割の追加]を選択し、[役割の追加ウィザード]Hyper-Vを追加しておきます。

手順1.KB949219更新パッケージをインストールしていないと、追加項目にHyper-Vが表示されません。あらかじめ更新パッケージをインストールしておいてください。

 

3.Hyper-V仮想マシンの作成

 

3.1.Hyper-Vマネージャの起動
[
スタート]メニューを[プログラム] [管理ツール]の順にたどり、[Hyper-V マネージャ]を起動します。

 

3.2.[新しい仮想マシンウィザード] の起動
Hyper-V
マネージャ画面で[操作]メニュー[新規][仮想マシン]を選択し、[新しい仮想マシンウィザード]を起動します。

 

3.3.開始の前に
[
次へ]を押します。

 

3.4.名前と場所の指定
[
名前][場所]任意に指定し、[次へ]を押します。(本ドキュメントでは"Asianux Server 3"としています。)

 

3.5.メモリーの割り当て
メモリー量を任意に指定し、[次へ]を押します。

 

3.6.ネットワークの割り当て
後ほどネットワークインターフェース設定を変更しますので、ここでは指定してもしなくても問題ありません。[次へ]を押します。

 

3.7.仮想ハードディスクの接続
[
仮想ハードディスクを作成する]を選択し、サイズ、ファイル名など必要事項を設定し[次へ]を押します。

 

3.8.インストールオプションの設定
仮想マシンのネットワーク設定を変更するため、[後でオペレーティングシステムをインストールする]を選択して[次へ]を押します。

 

3.9.仮想マシン作成ウィザードの完了
表示されている仮想マシンの設定に問題がなければ、[作成後に仮想マシンを起動する]チェックを外し、[完了]を押します。

 

 

3.10.仮想ネットワークインターフェースの設定
仮想マシンリストから、手順3.4で指定した名前(ここでは Asianux Server 3)を右クリックし、設定を選択します。

[Asianux Server 3の設定]ウィンドウ、左上の[ハードウェアの追加]を選択し、[レガシ ネットワークアダプタ]を選択して[追加]ボタンを押します。

 

仮想マシンにAsianux Server 3インストール後、[Linux Integration Components]をインストールしseth0としてネットワークを利用する場合は、この作業は必要ありません。

上記のケースのように[レガシ ネットワークアダプタ]を利用する場合はtulipドライバを利用するeth0が利用可能となります。

 

 


標準で存在する[ネットワークアダプタ]は削除します。

 

 

4.仮想マシンへのAsianux Server 3のインストール

 

CD-ROMドライブにAXS3のインストールディスク1枚目を挿入し、仮想マシンを起動します。

Asianuxインストーラーが起動しますので、通常のインストールを行います。

 

  

ミラクル・リナックスのホームページに掲載されている[Asianux Server 3 製品版 インストレーションガイド]を参考にインストールをおこなってください。

 

Asianux Server 3 製品版 インストレーションガイド


 

oranaviによるOracle 10g DB Release2のインストールも可能です。

 

 

 

[更新履歴]

200910 29日 リンク修正

2008年  428日 新規作成

diskdumpによる、swap領域を利用した情報採取について

[概  要]

MIRACLE LINUX V4.0にはシステムクラッシュ時にカーネルのメモリダンプをディスクに作成するdiskdumpという機能を実装しています。
これによりシステムクラッシュ時の解析が可能となります。

本ドキュメントでは、diskdumpswapパーティションを使用して行う方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

MIRACLE LINUX V4.0 SP2 x86 - Asianux Inside

MIRACLE LINUX V4.0 SP2 x86-64 - Asianux Inside

 

[前提条件]
diskdumpの出力先が下記のドライバを使用するデバイスであることが必要です。

megaraid

aic7xxx

aic79xx

ide-disk

sym53c8xx

mptfusion

ipr

sata_promise

sata_sx4

ata_piix

usb-storage

cciss (1)

 

この場合、該当のswap領域に搭載メモリの最低1.1倍のパーティションが必要になります。
また、/varを含むパーティションに常に搭載メモリ分の空き容量を確保するようご注意ください。

 

ccissの場合の注意点については下記ドキュメントを参照して下さい

 

[設定手順]
1.rootユーザでログインします。

 

2.fdiskコマンド等で、swap領域のデバイス名を確認します。

注意:swap領域にLVMボリュームを使用している場合、dump領域に使用することが出来ません。

 

# fdisk -l

 

3.出力先のswap領域のデバイス名を/etc/sysconfig/diskdumpに設定します。

 

DEVICE=/dev/XXXX ←手順2で確認したデバイス名を設定します。

 

4.diskdumpサービスを起動します。

 

# service diskdump start

 

再起動時にもサービスが起動するよう設定します。

 

# chkconfig diskdump on

 

[確認手順]

 

1.magic SysRq Keyが有効になっているか確認します。

 

# cat /proc/sys/kernel/sysrq

1

 

上記の様に値が”1” になっている場合は有効になっています。

 

magic SysRq Keyが無効になっている場合は下記のドキュメントを参考に有効にします。

 

  magic SysRq keyについて

 

2.カーネルパニックの発生とダンプの採取

 

次のコマンドを実行すると、意図的にカーネルパニックを発生させることができますのでこれを利用してdiskdumpの動作から上記の設定が正しく行われているか確認できます。

 

実際にカーネルパニックが発生するので、運用中のサーバでのテストは避けてください。

 

# echo c > /proc/sysrq-trigger

 

数十秒~数分後再起動がかかります。

 

3.ダンプの保存

再起動後のdiskdumpサービスの起動時にデータはswap領域から/var/crash/127.0.0.1-yyyy-mm-dd-hh:mm/vmcore にコピーされます。

 

vmcoreファイルはcrashコマンドを使用して分析することができます。

 

[更新履歴]

2008414日 新規作成

 

Oracle Database 10g R2 をOranaviを使わずにインストールする方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Asianux Server 3Oracle Database 10g Release 2 (10.2)を、Oranaviを使わずにインストールする方法について説明します。

 

Asianux Server 3Oracle Database 10g Release 2 (10.2)をインストールする方法としては、以下のAB2つの方法があります。

 

A: Install Navigator for Oracleを使う方法

B: Install Navigator for Oracleを使わない方法

 

AInstall Navigator for Oracleとは、Oracle製品のインストールを支援するユーティリティです。大変簡単にOracleをインストールできるため、通常はこちらを推奨します。

 

本ドキュメントでは、Bの方法について説明します。

 

[対象となる製品のバージョン]

Asianux Server 3 for x86(32bit)
Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

 

[対象となるパッケージ]

Oracle Database 10g Release 2 (10.2) for Linux x86

Oracle Database 10g Release 2 (10.2) for Linux x86-64

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[インストールの流れ]

 

インストールは下記の流れで行います。この文書では、主にOSのインストールからOracle Universal Installerの起動までについて説明します。Oracle Universal Installer起動後の操作については、下記のOracle製品マニュアルをご覧ください。

 

Oracle Database インストレーション・ガイド 10g リリース210.2for Linux

Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 10g リリース210.2for Linux

インストール環境に応じて、x86またはx86-64の文書を参照してください。

 

1.OS のインストールとソフトウェア要件

2.ハードウェア要件の確認

3.カーネルパラメータの設定

4.固定IPアドレスとホスト名の設定

5.シェル制限の設定

6.インストールユーザーおよびグループの作成

7.インストール先ディレクトリの作成

8.環境変数の設定
9.oracleユーザでXウィンドウ起動
10.ターミナルの準備

11. CDのマウント

12. TEMPTMPDIRの設定

13. TNS_ADMINの確認

14. ORACLE_BASEORACLE_HOMEの確認

15. インストーラ(OUI)起動

16. インストール時の注意事項

17. インストール後の設定

 

[インストール手順]

ソフトウェア要件について

Oracle Database 10g Release 2 (10.2) for Linux x86を使用する場合には、Asianux Server 3 for x86(32bit)を、Oracle Database 10g Release 2 (10.2) for Linux x86-64を使用する場合には、Asianux Server 3 for x86-64(64bit) をインストールします。 Asianux Server 3 for x86-64(64bit) 上でOracle Database 10g Release 2 (10.2) for Linux x86を稼動させることはサポートされていませんので、ご注意ください。

 

1.OS のインストール

 

OSのインストレーションガイドに従ってインストールします。インストールの種類では「基本パッケージ:すべて」を選択してください。

ミドルウェアパッケージ、仮想化パッケージについては必須ではありません。

 

2.ハードウェア要件の確認

 

下記が必要なハードウェア要件です。

 


項目
内容
補足(確認方法など)
搭載メモリ
1024MB以上

・メモリ容量の確認
# grep MemTotal /proc/meminfo

空きディスク領域
ソフトウェア:1.5GB3.5GB
データベース:1.2GB
・ディスク領域の確認

# df インストールディレクトリ

スワップ領域

搭載メモリが1GB未満:メモリサイズの2
搭載メモリが1GB以上2GB未満:メモリサイズの1.5
搭載メモリが2GB以上8GB未満:メモリサイズと同じ値
搭載メモリが8GB以上:メモリサイズの0.75

・スワップ容量の確認
# grep SwapTotal /proc/meminfo
・スワップの追加
1) パーティションを作成し領域タイプをswapに設定
2) /etc/fstabswapパーティションの行を追加
3) # swapon -a

その他

/tmp400MB以上の空きディスク領域

/tmpの領域サイズの確認
# df /tmp

 

 

Oracle Database 10gをインストールするには、前述のハードウェア要件を満たす必要があります。それぞれについて確認します。

 

搭載メモリとスワップサイズは、次のコマンドで調べられます。MemTotalが搭載メモリで、SwapTotalがスワップです。

 

$ cat /proc/meminfo

total: used: free: shared: buffers: cached:

Mem: 1052545024 1036943360 15601664 179281920 191262720 573591552

Swap: 542826496 32862208 509964288

MemTotal: 1027876 kB

MemFree: 15236 kB

MemShared: 175080 kB

Buffers: 186780 kB

Cached: 543004 kB

SwapCached: 17144 kB

Active: 587336 kB

Inact_dirty: 326404 kB

Inact_clean: 8268 kB

Inact_target: 256936 kB

HighTotal: 131008 kB

HighFree: 11524 kB

LowTotal: 896868 kB

LowFree: 3712 kB

SwapTotal: 2030104 kB

SwapFree: 498012 kB

BigPagesFree: 0 kB

 

Oracleをインストールするパーティションにハードウェア要件を満たす空きがあることを確認します。

 

$ df -h

Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on

/dev/sda5 26G 21G 3.7G 85% /

/dev/sda1 68M 11M 54M 16% /boot

 

同様に/tmpを含むパーティションに400MB以上の空きがあることを確認します。空きがないときには、TEMP環境変数を使って回避できます。

 

$ df -h /tmp

Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on

/dev/sda5 26G 21G 3.7G 85% /

 

3.カーネルパラメータの設定

 

Asianux Server 3のカーネルパラメータはOracleに最適化されています。ただし、Oracle Database 10g Release 2では、第2版のマニュアルから以下のパラメータの推奨値が変更されましたので、これらのパラメータに関しては、ご使用のシステムの設定値を注意して確認してください。

 


推奨値が変更されたパラメータ
以前の値
新しい値
/proc/sys/net/core/rmem_default
262144
1048576
/proc/sys/net/core/rmem_max
262144
1048576

 

カーネルパラメータを確認するには/etc/sysctl.confファイルを参照して下さい。

 

# vi /etc/sysctl.conf

 

カーネルパラメータの変更は、/etc/sysctl.confファイルを修正し、以下のコマンドを実行することで、設定した値を動的に有効にすることができます。

 

# sysctl -p

 

4.固定IPアドレスとホスト名の設定

 

Oracleインストール時にDHCP割当てのIPアドレスを使用していると警告が表示されます。

そのため、インストール前に固定のIPアドレス設定を行うことを推奨します。

また、ホスト名が正しく設定されていないと netca(Oracle Net Configuration Assistant)の起動エラーとなる場合が有りますので、事前に確認しておくことを推奨します。

IPアドレス設定およびホスト名の設定はrootユーザにてsystem-config-network-guiを使用して行えます。

 

# system-config-network-gui

 

また、hostnameコマンドの結果に対してpingを行った場合、127.0.0.1と解決される場合でも、DHCPを使用していると警告が表示される場合があります。/etc/hostsに固定IPアドレスとホスト名を記載することを推奨します。

 

# hostname

example.example.com

# ping example.example.com

 

5.シェル制限の設定

 

シェル制限とは、ユーザーごとの最大プロセス数や最大オープンファイル数など、ユーザーごとに設定する制限値です。Asianux Server 3では、シェル制限はあらかじめ設定されています。/etc/security/limits.confに、次の内容が設定されていることを確認してください。rootユーザーが変更できる上限値のハードリミットと、一般ユーザーが変更できる上限値のソフトリミットがあります。

 

# vi /etc/security/limits.conf

 

* hard nproc 16384

* soft nofile 2048

* hard nofile 65536

 

 

 注意、ssh経由で接続したときのエラー

ssh経由で接続すると、次のエラーが発生することがあります。

 

bash: ulimit: cannot modify limit: Operation not permitted

 

この原因は、ssh接続時に、/etc/security/limits.confの設定は反映されないからです。sshではセキュリティ確保のため、ssh経由で接続したプロセスに対し、そのユーザーが本来持っている権限以上の変更はできません。

 

ssh経由でも/etc/security/limits.confの設定を有効にしたいときには、sshdの設定ファイルに次の1行を追加します。

 

# vi /etc/sshd/sshd_config

 

UsePrivilegeSeparation no

 

sshdデーモンを再起動します。

 

# service sshd restart

 

この設定はセキュリティホールにつながる可能性があります。外部からアクセスできるサーバーには絶対に設定しないでください。

 

 

6.インストールユーザーおよびグループの作成

 

このセクションではOracleオーナーとなるユーザーおよびグループを作成します。今回は次の条件でインストールします。

 


項目
Oracleオーナー
oracle
Oracleインストール用グループ
oinstall
Oracle管理者用グループ
dba
グローバルデータベース名
orcl
Oracleのインストール先
/opt/app/oracle
Oracleホーム
/opt/app/oracle/product/10.2.0/db_1
データベースの作成先
/opt/app/oracle/oradata

 

インストール用ユーザーグループ「oinstall」と管理者用グループ「dba」を作成します。

 

# groupadd oinstall

# groupadd dba

 

oracleユーザーを作成します。作成したらパスワードも設定します。

 

# useradd -g oinstall -G dba oracle

# passwd oracle

Changing password for user oracle

New password:<ここにパスワードを入力>

Retype new password:<同じパスワードを入力>

passwd: all authentication tokens updated successfully

 

7.インストール先ディレクトリの作成

 

Oracleのインストール先ディレクトリを作成します。今回はインストール先を/opt/app/oracleとしていますが、/u01/app/oracle/opt/oracleなどでも構いません。

 

# mkdir -p /opt/app/oracle

# chown oracle:oinstall /opt/app/oracle

# chmod 775 /opt/app/oracle

 

8.環境変数の設定

 

これまではrootユーザーで作業してきましたが、ここからはoracleユーザーで作業します。oracleユーザとrootユーザーの実行するコマンドについては、コマンドプロンプトを分けて表記していますので注意してください。rootユーザーは"#"で、一般ユーザーは"$"です。

 

Oracle Database 10g Release2のマニュアルには、Oracleに関連する環境変数をソフトウェアインストール時にoracleユーザーに設定する必要はない(シェル起動ファイルにOracleに関連する環境変数の定義があれば削除する)旨の記述があります。

しかし何も設定しない場合は、インストーラのデフォルトとして、以下の場所へインストールされます。

・インベントリ・ディレクトリ:$HOME/oraInventory

ORACLEホーム:$HOME/oracle/product/10.2.0/db_1

・データファイル格納ディレクトリ:$HOME/oracle/product/10.2.0/oradata

 

したがって、環境変数ORACLE_BASEORACLE_HOMEについては事前に設定しておくと、自分の指定した場所へインストールを行うことができます。ここでは以下のように値を設定します。

 

$ export ORACLE_BASE=/opt/app/oracle

$ export ORACLE_HOME=/opt/app/oracle/product/10.2.0/db_1

 

ただし以前から使用しているoracleユーザで新規にインストールを行う際は、既存のデータベースに影響を与えないように、環境変数の設定には注意してください。

 

9.oracleユーザでXウィンドウ起動

 

Oracle Database 10gのインストールを開始します。

Xが必要なので、oracleユーザーでログインしてXウィンドウを起動します。

 

10.ターミナルの準備

 

ターミナルを2つ起動します。インストール時には、rootユーザーも使用するので、1つをrootユーザーにします。

 

$ su -

Password:

 

11CDのマウント

 

Oracle Database10gCD-ROMをドライブにセットします。通常Xウィンドウシステムを起動している場合は、KDEが自動的にCD-ROMを検知し、操作を聞いてきます。

[開く]を選択すれば、自動的に/media以下にCD-ROMがマウントされます。

手動でマウントするときには、rootユーザで以下のコマンドを実行してください。

 

# mount -t iso9660 /dev/cdrom /media/

 

12TEMPTMPDIRの設定

 

ハードウェア要件の確認で、/tmpの空き容量が少ないときには、十分に空きのあるディレクトリを環境変数TEMP,TMPDIRに指定します。

 

$ mkdir /opt/app/oracle/tmp

$ export TEMP=/opt/app/oracle/tmp

$ export TMPDIR=/opt/app/oracle/tmp

 

13TNS_ADMINの確認

 

TNS_ADMINが設定されていないことを確認します。設定してあるときはunsetします。

 

$ echo $TNS_ADMIN

 

下記は設定してあるときのみ実行します。

 

$ unset TNS_ADMIN

 

14ORACLE_BASEORACLE_HOMEの確認

 

間違ったORACLE_BASEORACLE_HOMEが設定されていないことを再度確認してください。

 

$ env | grep ORACLE

ORACLE_BASE=/opt/app/oracle

ORACLE_HOME=/opt/app/oracle/product/10.2.0/db_1

 

15.インストーラ(OUI)起動

 

次にoracleユーザーでインストーラーを起動します。あとは画面の指示に従ってインストールします。詳細はOracleの製品マニュアルをご覧ください。

 

$ /media/cdrecorder/runInstaller -ignoresysprereqs

 

-ignoresysprereqsは前提条件のチェックを行わないオプションです。

Oracle10g R2Asianux Server 3より先に開発されているため、前提条件のチェックが行えませんが、この文書の前提条件に準拠した上でインストールするのであれば問題ありません。

 

また、インストール時の[製品固有の前提条件チェック] [オペレーティング・システムの要件] および[オペレーティング・システム・パッケージの要件][カーネルパラメータ] について警告や検証を確認されますが、同様にこの文書の前提条件に準拠した上でインストールするのであれば問題ありません。

 

16.インストール時の注意事項

 

16.1. Xウィンドウの表示エラー

 

rootユーザで起動したXウィンドウ環境で、oracleユーザーでインストーラーを起動する場合や、リモートシステム上のXウィンドウにインストーラを表示させる場合などは、以下のエラーメッセージがJavaのエラーメッセージと共に表示されることがあります。

この場合には、インストーラを表示させる環境でxhostを実行してインストーラの表示を許可するか、インストーラ実行環境で正しいDISPLAY環境変数を設定しなおしてください。

 

Xlib: connection to "xxxx:0.0" refused by server

Xlib: No protocol specified

 

oracleユーザでxclock等を実行して正常に表示されることを確認してください。

 

16.2. netca(Oracle Net Configuration Assistant)の起動エラー

 

ネットワーク設定をdhcpで行ったり、ホスト名が正しく設定されていない場合に、netcaの実行時に以下のようなエラーが出て起動できない場合があります。

 

An unexpected exception has been detected in native code outside the VM.

Unexpected Signal : 11 occurred at PC=0x31E603

Function=index+0x63

Library=/lib/tls/libc.so.6

 

Current Java thread:

at oracle.net.common.NetGetEnv.getDNSDomain(Native Method)

at oracle.net.ca.ConfigureProfile.setDefaultProfileParams(Unknown Source)

at oracle.net.ca.InitialSetup.setupConfigObjects(Unknown Source)

at oracle.net.ca.InitialSetup.(Unknown Source)

at oracle.net.ca.NetCA.main(Unknown Source)

 

この場合、ホスト名に指定された文字列からドメイン部分が取得できないことが問題です。

前述の[固定IPアドレスとホスト名の設定]を参照して対処を行ってください。

 

17.インストール後の設定

 

インストール終了後、画面の指示に従ってroot.shを実行します。その後、Oracle Universal Installerを終了します。ここではOracle Universal Installer終了後の作業について説明します。

 

関連する環境変数をOracleユーザのシェル起動ファイルに設定します。これらの設定はファイルの最後に追加してください。

 

$ cd

$ vi .bash_profile

 

export ORACLE_BASE=/opt/app/oracle

export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/10.2.0/db_1

export ORACLE_SID=orcl

export NLS_LANG=Japanese_Japan.AL32UTF8

export PATH=$ORACLE_HOME/bin:$PATH

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ORACLE_HOME/lib

ulimit -n 65536 > /dev/null 2>&1

ulimit -u 16384 > /dev/null 2>&1

 

以下のコマンドを実行するか、再度Oracleユーザでログインすれば、設定した値が有効になりSQL*Plusを起動できます。

 

$ . .bash_profile

 

これでインストール作業は終了です。操作については、マニュアルなどをご参照ください。

 

[参考資料]
以下のインストレーションガイドはOTN Japan から提供されています。

"Installation Guides"をご参照ください。

 

・ Oracle Database インストレーション・ガイド 10g リリース210.2for Linux x86

・ Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 10g リリース210.2for Linux x86

・ Oracle Database インストレーション・ガイド 10g リリース210.2for Linux x86-64

・ Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 10g リリース210.2for Linux x86-64

 

[更新履歴]

2008年 4月 18日 新規作成

 

topコマンドを定期的に実行し、実行結果を収集する方法

[概  要]

高負荷状態等の問題が発生した際、実行されていたプロセスを調査する為、現象発生時のtopや、psコマンドの実行結果が必要になることがあります。
本ドキュメントでは、cronlogroateを利用し定期的に実行したtopコマンド実行結果を収集する方法をご紹介します。

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
 
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3

vixie-cron-4.1-70
logrotate-3.7.4-7.1AX

 

MIRACLE LINUX V4.0 SP2

vixie-cron-4.1-44.EL4
logrotate-3.7.1-5.RHEL4

 

[設定方法]
本ドキュメントでは、以下の条件での設定例を示します。
設定内容は調査の目的や、現象の発生状況により適宜変更して下さい。

 

・cronによりtopコマンドを10分毎に実行する

・logrotateにより1日1回ログファイルのローテーションを行い7日分をバックアップする

 

1.cronの設定

/etc/crond.dディレクトリ以下に、任意の名前のファイルを追加し、実行内容を記述します。

以下の例では、/etc/cron.d/toplog ファイルに記述しています。

サービスの再起動は必要ありません。

 

)

cronの実行間隔:10分毎

実行コマンド: dateコマンドを実行後、topコマンドを10秒毎に2回実行した結果を /var/log/toplogへ保存する。

 

*/10 * * * * root /bin/date >> /var/log/toplog; /usr/bin/top -b -n 2 -d 10 >> /var/log/toplog

 

2.logrotateの設定

/etc/logrotate.dディレクトリ以下に、任意の名前のファイルを追加し、logrotateの内容を記述します。

以下の例では、/etc/logrotate.d/toplog ファイルに記述しています。

 

)1日1回/var/log/toplogファイルのローテーションを行い、7日分をバックアップする場合

 

/var/log/toplog {

missingok

daily

rotate 7

}

 

<ファイルの書式>

ログファイル名 [ ログファイル名 …]

設定値

・・・

 

<設定値>

missingok : ログファイルが存在しなくてもエラーを出さない

daily : 毎日ログローテーションする

rotate 回数 : 指定した回数だけローテーションする

 

3.動作確認

logrotateコマンドをデバッグモード(-dオプション)で実行し、動作確認を行います。

-dオプションを付けた場合、実際にはログファイルは更新されません。

 

) /etc/logrotate.d/toplogファイルに記述したlogrotateの設定を確認する場合

# logrotate -dv /etc/logrotate.d/toplog

 

問題がある場合、エラーが出力されます。以下はその一例です。

error: /etc/logrotate.d/toplog:2 unknown option 'missingo' -- ignoring line

error: stat of /var/log/toplog failed: No such file or directory

 

デバッグモードでエラーが出力されなければ、実際にコマンドが実行されるのを待ち、ログファイルが出力されていることを確認します。

サービスの再起動は必要ありません。

 

ログファイル:

/var/log/toplog

/var/log/toplog.1

...

/var/log/toplog.7

 

 

なお、logroateの実行結果は下記のファイルで確認することができます。

 

ファイル:/var/lib/logrotate.status

"/var/log/toplog" 2008-2-27

 

[参考情報] 

cronの設定ファイル等については以下の資料をご参照ください。

 Linux技術トレーニング 基本管理コース II (第三章 5.ジョブスケジューラー)

 

[更新履歴]

  2008 4 8日 新規作成

 

一般ユーザでjfbtermを起動し、コンソールで日本語を表示する方法

[概  要]

Asianux Server3runlevel 3で起動した場合等に、コンソールで日本語を表示させると文字化けすることがあります。

また、コンソールで使用できるjfbtremは、デフォルトでは一般ユーザでは使用できない設定になっています。
本ドキュメントでは、一般ユーザでjbtermを起動し、コンソールで日本語を表示する方法について説明します。

  

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3

jfbterm-0.4.7-9.1AX

 

[設定手順]

1.rootユーザでログインします。

 

2.適切なフレームバッファドライバを読み込みます。

フレームバッファドライバは/lib/modules/使用中のカーネル/kernel/drivers/video/以下に複数あります。

環境(使用しているビデオカード)に合わせて適切なものを選択してください。

 

() 一般的なビデオカード用のフレームバッファドライバ(vga16fb)を読み込む場合

 

# modprobe vga16fb

 

3.次回起動時にドライバを自動的に組み込む場合は、/etc/rc.localファイルの末尾に、適切なドライバの組み込みを追記します。

 

() vga16fbドライバを組み込む場合の記述

modprobe vga16fb

 

4.jfbtermSet UIDします。

 

# chmod u+s /usr/bin/jfbterm

 

5.ログアウトし、一般ユーザでログインします。

 

6.一般ユーザでjfbterm起動

 

$ jfbterm -q

 

7.環境変数を設定します。

 

$ export LANG=ja_JP.eucJP

 

8.この後 lv,man などを使用して、日本語が表示可能となります。

 

$ man man

 

[補足注意事項]

jfbtermSet UIDを行うことによるセキュリティの考慮についてはマニュアル等でご確認ください。

jfbtermパッケージのアップデート等を行うと、Set UIDが解除され、一般ユーザでのjfbterm起動ができなくなる場合があります。その場合は再度Set UIDを行ってください。

 

[更新履歴]

200844日 新規作成

 

Samba ドメインへのWindows Vista SP1クライアントの参加方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Asianux Server 3以下AXS3)で構成されるSambaドメインにWindows Vista SP1クライアント以下 VistaSP1) を参加させる方法について説明します。

 

[注意事項]

本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[前提条件]
本ドキュメントは、以下の条件で作成しています。

 

O.S.の要件

 

Sambaサーバー:

 

AXS3をインストール後、サーバー構築ガイド[10.8 ドメインコントローラの構築]P169-P175smbdcsetupプログラムによりプライマリドメインコントローラー[以下PDC]として設定してあります。

 Asianux Server 3 サーバ構築・運用ガイド

 

rootユーザー権限とSambaAdministratorパスワードが必要です。

 

Sambaパッケージバージョンはsamba-3.0.24-6AX

 

Windows Vista SP1クライアント:

 

Windows Vista Busines ビルド6000: Service Pack1

 

Administratorsに所属した管理者権限が必要です。

 

 

ネットワーク環境とホスト名

 

ネットワークと各ホスト名は以下の通りとします。

 

ネットワーク:10.1.0.0/255.255.0.0

Sambaドメイン名: SAMBA3024

Samba PDCホスト名: axs3-01

WIN2008ホスト名: win2008-03

 

[事前準備]
VistaSP1Sambaドメインに参加させる前に以下の事項について確認しておきます。

 

名前解決

Sambaドメインに参加するVistaSP1からはPDC(axs3-01)の名前解決ができることが必要です。

 

1.WINSサーバー

SambaサーバーPDC(axs3-01)WINSサーバーとして稼働しています。

 

/etc/samba/smb.confで以下のwins support設定がyesになっていることを確認します。

 

wins support = Yes

 

VistaSP1のネットワークの設定でwinsサーバーにaxs3-01IPアドレスを設定します。

 

2.名前解決の確認

VistaSP1のコマンドプロンプトを起動しnbtstatコマンドにてPDCのホスト名が解決できることを確認します。

 

C:\>nbtstat -a axs3-01

 

 

 

[参加作業]
事前準備が完了したら実際の参加作業をおこないます。

 

1.PDC(axs3-01)でのVistaSP1マシンアカウントの作成

 

(1)PDC(axs3-01)にログインし、ターミナルを開きます。

 

(2)VistaSP1ホスト名vmvista-01をコンピュータアカウントとして登録します。

 

# smbldap-useradd -w vmvista-01

 

 

2.VistaSP1での参加作業

 

(1)VistaSP1ホストvmvista-01に管理者権限があるユーザーとしてログオンします。

 

(2)Windowsメニュー][コンピューター]を開き、上メニューの[システムのプロパティ]をクリックします。

 

 

(3)[システム]ウィンドウで[コンピュータ名]の右にある[設定と変更]リンクを押します。

[ユーザーアカウント制御]ウィンドウでは[続行]を押します。

 

 

(4)[システムのプロパティ]ウィンドウ[コンピューター名]タブで[変更]ボタンを押し、[コンピューター名/ドメイン名の変更]ウィンドウでSambaドメイン名を入力しOKを押します。

 

 

5.[Windowsセキュリティ]ウィンドウでSambaドメインのAdministratorsグループに所属するユーザー名とパスワードを入力します。

特にAdministratorsグループにユーザーを追加していない場合は、[Administrator]アカウントを利用します。

 

 

 

(6)参加に成功すると以下のように「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

 

 

(7)画面の指示にしたがいWindowsを再起動してください。

 

(8)ログオン画面でドメインが[SAMA3024]となっています。

 

 

[トラブルシューティング]
参加作業時に発生するエラーについて条件をまとめてあります。問題が発生した場合は参照してください。

 

エラー1

事前にコンピュータアカウントを作成していないAdministratorsグループのユーザーではないコンピュータのアカウントが見つからないというメッセージが表示されます。

 


対策1

Administratorsグループユーザーで実行し直してください。

 

 

エラー2

事前にコンピュータアカウントを作成しているAdministratorsグループのユーザーではないコンピュータ アカウントが以前、別の資格情報で作成された可能性があるというメッセージが表示されます。

 

対策2

Administratorsグループユーザーで実行し直してください。

 

 

エラー3

事前にコンピュータアカウントを作成していないAdministratorsグループのユーザーである1回目は「システムに接続されたデバイスが機能していません。」というエラーが表示されます。

 

 

対策3

実行し直してください。2回目で参加に成功します。これは1回目でマシンアカウントを作成しているためです。なるべく事前にコンピューターアカウントを作成してください。

 

 

エラー4

PDCに接続できない、名前解決ができない場合は、「ドメインコントローラーに接続できませんでした。」というエラーが発生します。

 

対策4

[参加事前作業]の項を確認して、名前解決と接続が可能な状態にして実行し直してください。

また、PDCpingやエクスプローラーで接続可能かどうか動作状態を確認してください。

 

 

エラー5

ユーザー又はパスワードが間違えている場合は「ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。」と表示されます。

 


対策5

ユーザー名又はパスワードを確認してください。

 

[更新履歴]

2008年 4月 7日 新規作成

Samba ドメインへのWindows Server 2008の参加方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Asianux Server 3以下AXS3)で構成されるSambaドメインにWindows Server 2008(以下 WIN2008) を参加させる方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[前提条件]
本ドキュメントは、以下の条件で作成しています。
 

O.S.の要件

 

Sambaサーバー:

 

AXS3をインストール後、サーバー構築ガイド[10.8 ドメインコントローラの構築]P169-P175smbdcsetupプログラムによりプライマリドメインコントローラー[以下PDC]として設定してあります。

 Asianux Server 3 サーバ構築・運用ガイド

 

rootユーザー権限とSambaAdministratorパスワードが必要です。

 

Sambaパッケージバージョンはsamba-3.0.24-6AX

 

Windowsサーバー:

 

Windows Server 2008 ビルド6001: Service Pack1

 

Administratorsに所属した管理者権限が必要です。

 

 

ネットワーク環境とホスト名

 

ネットワークと各ホスト名は以下の通りとします。

 

ネットワーク:10.1.0.0/255.255.0.0

Sambaドメイン名: SAMBA3024

Samba PDCホスト名: axs3-01

WIN2008ホスト名: win2008-03 

 

[事前準備]
WIN2008Sambaドメインに参加させる前に以下の事項について確認しておきます。

 

名前解決

Sambaドメインに参加するWIN2008からはPDC(axs3-01)の名前解決ができることが必要です。

 

1.WINSサーバー

SambaサーバーPDC(axs3-01)WINSサーバーとして稼働しています。

 

/etc/samba/smb.confで以下のwins support設定がyesになっていることを確認します。

 

wins support = Yes

 

win2008-03のネットワークの設定でwinsサーバーにaxs3-01IPアドレスを設定します。

 

2.名前解決の確認

win2008のコマンドプロンプトを起動しnbtstatコマンドにてPDCのホスト名が解決できることを確認します。

 

C:\>nbtstat -a axs3-01

 

 

 

[参加作業]
事前準備が完了したら実際の参加作業をおこないます。

 

1.PDC(axs3-01)でのWIN2008マシンアカウントの作成

 

(1)PDC(axs3-01)にログインし、ターミナルを開きます。

 

(2)WIN2008ホスト名 win2008-03 をコンピュータアカウントとして登録します。

 

# smbldap-useradd -w win2008-03

 

 

2.WIN2008での参加作業

 

(1)WIN2008ホストwin2008-03Administartorとしてログオンします。

 

(2)初期状態で起動される[初期構成タスク]ウィンドウの中から[コンピューター名とドメイン名の入力]をクリックします。

 

 

(3)[システムのプロパティ]ウィンドウで変更ボタンを押します。

 

 

(4)[コンピューター名/ドメイン名の変更]ウィンドウでSambaドメイン名を入力しOKを押します。

 

 

(5)[Windowsセキュリティ]ウィンドウでSambaドメインのAdministratorsグループに所属するユーザー名とパスワードを入力します。

特にAdministratorsグループにユーザーを追加していない場合は、[Administrator]アカウントを利用します。

 

 

(6)参加に成功すると以下のように「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

 

 

(7)画面の指示にしたがいWindowsを再起動してください。

 

(8)ログオン画面でドメインが[SAMA3024]となっています。

 

共有フォルダの設定についは[SambaドメインメンバーのWindows Server 2008 に共有フォルダを設定をする方法]を参照してください。

 

[トラブルシューティング]
参加作業時に発生するエラーについて条件をまとめてあります。
問題が発生した場合は参照してください。

 

エラー1

事前にコンピュータアカウントを作成していないAdministratorsグループのユーザーではない

コンピュータのアカウントが見つからないというメッセージが表示されます。

 


対策1

コンピュータアカウントを作成してから、Administratorsグループユーザーで実行し直してください。

 

 

エラー2

事前にコンピュータアカウントを作成しているAdministratorsグループのユーザーではない

コンピュータ アカウントが以前、別の資格情報で作成された可能性があるというメッセージが表示されます。

 


対策2

Administratorsグループユーザーで実行し直してください。

 

 

エラー3

事前にコンピュータアカウントを作成していないAdministratorsグループのユーザーである

1回目はシステムに接続されたデバイスが見つからないというエラーが表示されます。

 


対策3

実行し直してください。2回目で参加に成功します。これは1回目でマシンアカウントを作成しているためです。

なるべく事前にコンピューターアカウントを作成してください。

 

 

エラー4

PDCに接続できない、名前解決ができない場合は、「ドメインコントローラーに接続できませんでした。」というエラーが発生します。

 

対策4

[参加事前作業]の項を確認して、名前解決と接続が可能な状態にして実行し直してください。

また、PDCpingやエクスプローラーで接続可能かどうか動作状態を確認してください。

 

 

エラー5

ユーザー又はパスワードが間違えている場合は「ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。」と表示されます。

 


対策5

ユーザー名又はパスワードを確認してください。

 

[更新履歴]

2008年 4月 4日 新規作成

 

Sambaドメインメンバーの WIN2008サーバー に共有フォルダを設定する方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Asianux Server 3以下AXS3)で構成されるSambaドメインメンバーであるWindows Server 2008(以下 WIN2008) に、共有フォルダを設定する方法について説明します。

 

[注意事項]

本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[前提条件]
本ドキュメントは、以下の条件で作成しています。

 

O.S.の要件

 

Sambaサーバー:

 

AXS3をインストール後、サーバー構築ガイド[10.8 ドメインコントローラの構築]P169-P175smbdcsetupプログラムによりプライマリドメインコントローラー[以下PDC]として設定してあります。

  Asianux Server 3 サーバ構築・運用ガイド

 

rootユーザー権限とSambaAdministratorパスワードが必要です。

 

Sambaパッケージバージョンはsamba-3.0.24-6AX

 

Windowsサーバー:

 

Windows Server 2008 ビルド6001: Service Pack1

 

Administratorsに所属した管理者権限が必要です。

 

AXS3の提供するSambaドメインのメンバーとして設定されています。

ドメインへの参加については[SambaドメインへのWindows Server 2008の参加方法]を参照してください。

 

ネットワーク環境とホスト名

 

ネットワークと各ホスト名は以下の通りとします。

 

ネットワーク:10.1.0.0/255.255.0.0

Sambaドメイン名: SAMBA3024

Samba PDCホスト名: axs3-01

WIN2008ホスト名: win2008-03

 

[共有設定事前作業]
WIN2008に共有フォルダを設定する前に以下の事項について確認しておきます。

 

名前解決

WIN2008からはPDC(axs3-01)の名前解決ができることが必要です。

 

1.WINSサーバー

SambaサーバーPDC(axs3-01)WINSサーバーとして稼働しています。

 

/etc/samba/smb.confで以下のwins support設定がyesになっていることを確認します。

 

wins support = Yes

 

win2008-03のネットワークの設定でwinsサーバーにaxs3-01IPアドレスを設定します。

 

2.名前解決の確認

win2008のコマンドプロンプトを起動し、nbtstatコマンドにてPDCのホスト名が解決できることを確認します。

 

C:\>nbtstat -a axs3-01

 

 

[共有フォルダの設定]
SAMBA23024ドメインのメンバーであるWIN2008(win2008-03)で共有フォルダを設定します。
以下の例では、SAMBA3024ドメインのTKOgAXDEVグループメンバーのみが読み書きできる共有を設定します。
大まかには以下の流れで作業を行います。

 

1.WIN2008(win2008-03)にローカルグループを作成する

2.WIN2008(win2008-03)ローカルグループのメンバーにSambaドメインのグループを追加する

3.共有用のフォルダを作成し、フォルダの共有アクセス権を設定をする

4.フォルダのセキュリティタブからファイルシステムアクセス権の設定をする

 

1.WIN2008(win2008-03)にローカルグループを作成する

 

(1)Sambaドメインメンバーであるwin2008-03Administrator(ドメイン、ローカル両方可)としてログオンします。

 

(2)[スタート]メニューの[コンピュータの管理]を開き、新しいグループを作成します。

 


 

(3)グループ名はローカルグループと分かるように[l]小文字のLを入れます。
今回のケースでは、TKOlocalグループのWINSHARErw権限があるグループという名称として、[TKOlWINSHARErw]という名前にしています。

 

 

 

2.WIN2008(win2008-03)ローカルグループのメンバーにSambaドメインのグループを追加する

 

(1)上の画面のまま[追加]ボタンを押し、WIN2008(win2008-03)ローカルグループにSambaドメインのグループを追加します。

今回のケースではSAMBA3024ドメインのTKOgAXDEVグループを追加します。

 

SambaドメインにTKOgAXDEVグループを作成していない場合は、smbldap-groupadコマンドで作成します。

 

# smbldap-groupadd TKOgAXDEV

 

testuser01ユーザーをTKOgAXDEVグループに追加する場合は、smbldap-groupmodコマンドを実行します。

# smbldap-groupmod -m testuser01 TKOgAXDEV

 

選択するオブジェクト名に[TKOgAXDEV]と入力し、[名前の確認]ボタンを押します。

 

 

 

このときwin2008-03ローカルのAdministratorとしてログインしている場合は、SAMAB3024ドメインにアクセスできるユーザーアカウント名とパスワードを聞かれますので、入力してください。

 

問題なく追加できた場合は、以下のように[SAMBA3024\TKOgAXDEV]と表示されます。

 

 

 

3.共有用のフォルダを作成し、フォルダの共有設定をする

 

(1)今回はwin2008-03Cドライブに[winshare]という新規フォルダを作成し、[プロパティ]を開きます。

 

 

(2)[winshareのプロパティ]ウィンドウの[共有]タブの[詳細な共有]ボタンを押し、[詳細な共有]ウィンドウを開きます。

このウィンドウでは[このフォルダを共有] にチェックし、[共有名]winshareと入力します。

 

 

(3)[アクセス許可]ボタンを押し[Everyone][フルコントロール]権限を付与し、[OK]を押します。

 

 

 

4.フォルダのセキュリティタブからファイルシステムアクセス権の設定をする

 

(1)winshareフォルダのプロパティ、[セキュリティ]タブを開き、[詳細設定]ボタンを押します。

 

 

(2)[winshareのセキュリティの詳細設定]ウィンドウで[編集]ボタンを押します。

 

 

(3)[このオブジェクトの親からの継承可能なアクセス許可を含める]チェックを外し、[windowsのセキュリティ]ウィンドウで[コピー]ボタンを押します。

 

 

(4)Usersエントリー2個を選択し、[削除]ボタンを押して削除します。

 

 

(5)[追加ボタン]を押し[ユーザーまたはグループの選択]ウィンドウを開き、[場所]win2008-03ローカルとして、オブジェクト名として先ほど作成したローカルグループ[TKOlWINSHARErw]を指定し[OK]を押します。

 

 

(6)[winshareのアクセス許可エントリ]ウィンドウが開くので、[フルコントロール]にチェックを入れ[OK]を押します。

[winsahreのセキュリティの詳細設定]ウィンドウで[TKOlWINSHARErw]グループのアクセス権が[フルコントロール]になっていることを確認し、[OK]ボタンを押してウィンドウを閉じます。

 

 

 

以上で共有フォルダの設定は終了です。

 

[動作確認]
win2008-03に作成したwinshareにクライアントから接続し動作を確認します。

 

(1)SAMBA3024ドメインのTKOgAXDEVグループに所属しているtestuser01ユーザーで、Windowsクライアントからwinshare共有に接続し、読み書きができるか確認します。

 

 

(2)testuser01が作成した書類のプロパティを開き、win2008-03ローカルグループ[TKOlWINSHARErw][フルコントロール]のアクセス権があることが確認できます。

 

 

 

[更新履歴]

2008年 4月 4日 新規作成

Samba ドメインへのWindows Server 2003 R2 SP2の参加方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Asianux Server 3(以下AXS3)で構成されるSambaドメインにWindows Server 2003 R2 SP2(以下 WIN2003R2)を参加させる方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[前提条件]
本ドキュメントは、以下の条件で作成しています。

 

O.S.の要件

 

Sambaサーバー:

 

AXS3をインストール後、サーバー構築ガイド[10.8 ドメインコントローラの構築]P169-P175smbdcsetupプログラムによりプライマリドメインコントローラー[以下PDC]として設定してあります。

  Asianux Server 3 サーバ構築・運用ガイド

 

rootユーザー権限とSambaAdministratorsグループに所属したユーザー権限が必要です。

 

Sambaパッケージバージョンはsamba-3.0.24-6AX

 

Windowsサーバー:

 

Windows Server 2003 R2 SP2 ビルド3790.srv03_sp2_gdr.070304-2240: Service Pack2

 

Administratorsに所属した管理者権限が必要です。

 

ネットワーク環境とホスト名

 

ネットワークと各ホスト名は以下の通りとします。

 

ネットワーク:10.1.0.0/255.255.0.0

Sambaドメイン名: SAMBA3024

Samba PDCホスト名: axs3-01

WIN2003R2ホスト名: WIN2003R2-03

 

[事前準備]
WIN2003R2Sambaドメインに参加させる前に以下の事項について確認しておきます。

 

名前解決

Sambaドメインに参加する WIN2003R2からはPDC(axs3-01)の名前解決ができることが必要です。

 

1.WINSサーバー

SambaサーバーPDC(axs3-01)WINSサーバーとして稼働しています。

 

/etc/samba/smb.confで以下のwins support設定がyesになっていることを確認します。

 

wins support = Yes

 

WIN2003R2-02のネットワークの設定でwinsサーバーにaxs3-01IPアドレスを設定します。

 

2.名前解決の確認

WIN2003R2のコマンドプロンプトを起動しnbtstatコマンドにてPDCのホスト名が解決できることを確認します。

 

C:\>nbtstat -a axs3-01


 

 

[参加作業]
事前準備が完了したら実際の参加作業をおこないます。

 

1.PDC(axs3-01)での WIN2003R2マシンアカウントの作成

 

(1)PDC(axs3-01)にログインし、ターミナルを開きます。

 

(2)WIN2003R2ホスト名win2003r2-02をコンピュータアカウントとして登録します。

 

# smbldap-useradd -w WIN2003R2-02

 

 

2.WIN2003R2での参加作業

 

(1)WIN2003R2ホスト WIN2003R2-02Administartorとしてログオンします。

 

(2)初期状態で起動される[サーバーの役割管理]ウィンドウの中から[コンピューター名とドメイン名の情報]をクリックします。

 

 

(3)[システムのプロパティ]ウィンドウで[変更]ボタンを押します。

 

 

(4)[コンピューター名/ドメイン名の変更]ウィンドウでSambaドメイン名を入力し[OK]を押します。

 

 

(5)[Windowsセキュリティ]ウィンドウでSambaドメインのAdministratorsグループに所属するユーザー名とパスワードを入力します。

特にAdministratorsグループにユーザーを追加していない場合は、[Administrator]アカウントを利用します。


 

 

(6)参加に成功すると以下のように「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

 

 

(7)画面の指示にしたがいWindowsを再起動してください。

 

(8)ログオン画面でドメインが[SAMA3024]となっています。

 

共有フォルダの設定についは[SambaドメインメンバーのWindowsサーバーに共有フォルダを設定をする方法]を参照ください。

 

[トラブルシューティング]
参加作業時に発生するエラーについて条件をまとめてあります。問題が発生した場合は参照してください。

 

エラー1

事前にコンピュータアカウントを作成していない、Administratorsグループのユーザーではない「ユーザー名が見つかりません。」というメッセージが表示されます。



 
対策1

コンピュータアカウントを作成してからAdministratorsグループユーザーで実行し直してください。

 

 

エラー2

事前にコンピュータアカウントを作成しているAdministratorsグループのユーザーではない「アクセスが拒否されました。」というメッセージが表示されます。


対策2

Administratorsグループユーザーで実行し直してください。

 

 

エラー3

事前にコンピュータアカウントを作成していないAdministratorsグループのユーザーである1回目は「システムに接続されたデバイスが機能していません。」というエラーが表示されます。


対策3

実行し直してください。2回目で参加に成功します。これは1回目でマシンアカウントを作成しているためです。

なるべく事前にコンピューターアカウントを作成してください。

 

 

エラー4

PDCに接続できない、名前解決ができない場合は、「Samba3024のドメインコントローラーと通信できません。」というエラーが発生します。



対策4

[参加事前作業]の項を確認して、名前解決と接続が可能な状態にして実行し直してください。

また、PDCpingやエクスプローラーで接続可能かどうか動作状態を確認してください。

 

 

エラー5

ユーザー又はパスワードが間違えている場合は「ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。」と表示されます。


対策5

ユーザー名又はパスワードを確認してください。

 

[更新履歴]

2008年 4月 7日 新規作成

 

Asianux Server 3のコンソールで日本語を表示する方法

[概  要]

Asianux Server 3runlevel 3で起動した場合等に、コンソールで日本語を表示させると文字化けすることがあります。

本ドキュメントでは、jfbterm を使用したコンソールでの日本語表示方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3

jfbterm-0.4.7-9.1AX

 

[設定手順]
1.rootユーザでログインします。

 

2.適切なフレームバッファドライバを読み込みます。

フレームバッファドライバは/lib/modules/使用中のカーネル/kernel/drivers/video/以下に複数あります。

環境(使用しているビデオカード)に合わせて適切なものを選択してください。

 

() 一般的なビデオカード用のフレームバッファドライバ(vga16fb)を読み込む場合

 

# modprobe vga16fb

 

3.jfbtermを起動します。

 

# jfbterm -q

 

4.環境変数を設定します。

 

# export LANG=ja_JP.eucJP

 

5.lv などを使用して、日本語が表示可能であることを確認します。

 

# lv install.log

 

なお、Asianux Server 3のデフォルトでは、一般ユーザでjfbtermを起動することができません。

必要があれば、rootユーザからsuコマンド等でユーザを変更してください。

 

[更新履歴]

200842日 新規作成

 

ATOK X3のインストール方法

本ドキュメントの内容はサポートサービスの対象外です。

 

[概  要]

本ドキュメントでは、日本語入力システムであるATOK X3のインストール方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。

 

また、本ドキュメントの内容に関するサポートのお問い合わせはお受けしておりません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3x86版)

ATOK X3 for Linux (JUSTSYSTEMS)

 

[インストール手順]

すべての作業はローカルマシンで実施します。また、他のユーザーがログインしていれば事前にすべてログアウトしてください。

 

1.rootユーザーにてログイン後、ターミナルを立ち上げて以下のコマンドを実行し、空のファイル「/etc/gtk-2.0/gtk.immodules」を作成します。

 

 

# touch /etc/gtk-2.0/gtk.immodules

 

 

2.ATOK X3をインストールします。

以降CDデバイス名を/dev/cdrom、マウントポイント名を/media/cdromとします。

 

(1)CTRL+Alt+F2キーを押し仮想端末に切り替え、rootユーザーでログインします。

 

(2)ATOK X3インストールCDCDドライブに入れます。

 

(3)マウントポイントを作成します。

 

 

# mkdir /media/cdrom

 

 

(4)マウントします。

 

 

# mount /dev/cdrom /media/cdrom

 

 

(5)インストーラを起動します。

 

 

# /media/cdrom/setupatok.sh

 

 

上記コマンド実行後、使用許諾契約書が表示されますので、確認後、yを押すとインストールが実行されます。

 

(6)インストール後、以下のコマンドを実行し、ATOKを起動する為の設定をします。

 

 

# /opt/atokx3/sample/setting_redhat5.sh

 

 

(7)ログアウトします。

 

 

# exit

 

 

(8).CTRL+Alt+F7キーを押し、デスクトップ画面に戻ります。

 

(9).一度デスクトップからログアウトし、再度デスクトップにログインを行ってください。

 

[動作確認]
テキストエディタ(kwrite)等を起動し、キーボードの半角/全角キーを押すと、かな漢字変換のON/OFFを確認できます。

 

 

 

[更新履歴]

2008327日 新規作成

 

クライアントがsambaドメインのログイン認証に失敗した際のログについて

[質問内容]

sambaドメインにおいて、クライアントのログイン認証に失敗したログは、どのログファイルに記録されますか。

 

[環  境]

MIRACLE LINUX V4.0
MIRACLE LINUX V3.0
samba-3.0.20b-1AX

 
[回  答]

クライアントがログイン認証に失敗した際のログは、以下の設定ファイルにてlog level=2以上を設定すると記録されます。

 

設定ファイル: /etc/samba/smb.conf

log level = 2

 

ログファイルは、var/log/samba/クライアントのマシン名.log です。

出力例を以下に示します。

 

1) パスワードが違い認証に失敗したログ

 

[2007/09/26 16:02:39, 2] auth/auth.c:check_ntlm_password(317)

check_ntlm_password: Authentication for user [ユーザ名] -> [ユーザ名]

FAILED with error NT_STATUS_WRONG_PASSWORD

 

2)アカウントがロックされている場合のログ

 

[2007/09/26 15:43:37, 2] auth/auth.c:check_ntlm_password(317)

check_ntlm_password: Authentication for user [ユーザ名] -> [ユーザ名]

FAILED with error NT_STATUS_ACCOUNT_LOCKED_OUT

 

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

 

[更新履歴]

2008年 4月 3日 新規作成

 

Lotus Domino Server 8 for Linux を AXS3 にインストールする方法

[概  要]

本ドキュメントでは、Lotus Domino Server R8 Asinuax Server 3 にインストールする方法について説明します。

 

前提としてLotus Domino Server 英語版と日本語Language Packを利用します。
Linux版のLotus Domino Serverは以下のサイト「評価版/体験版トライアル版のダウンロードはこちら」より評価版をダウンロードし、評価することが可能です。
※日本語Language Packはこのサイトでは入手できません。英語版のみの評価となります。

 

IBM Lotus Domino Server 8.0 Trial Linux for x86 English: C14T3EN.tar  

 

[注意事項]

本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。

 

また、本ドキュメントの内容に関するサポートのお問い合わせはお受けしておりません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[インストールの前提]
GUIでのインストールを前提としていますので、X-Windowが利用可能な環境で実行してください。

インストール作業にはrootユーザー権限が必要ですので、rootユーザーとしてログインするか、rootユーザーにsuしてください。

 

1.日本語版のLotus Domino のインストールには2種類の方法があります。

 

A.英語版Dominoと日本語Language Packを同時にワンタイムセットアップ

 

この文章ではこのワンタイムセットアップ手順を説明します。

 

B.英語版Dominoプログラムへの日本語Language Pack追加

 

今回は詳しく説明しませんが、英語の評価版の場合は下のインストール手順2.の後に、展開しできたlinuxディレクトリの中のdominoディレクトリからinstallを直接実行します。

 

このときセットアップタイプとして[Local]を選択すると、インストール後に自動的に [Domino Server Setup!]プログラムが実行されます。

セットアップ後のLotus Domino Server起動は手順の17.を参照してください。

 

2.インストールの対象になるAsianux Server 3

 

Lotus Domino Server R8をインストールする対象は、x86x86_64両方になります。

 

3.インストールするLotus Dominoのバージョンについて

 

今回の説明では以下を想定しています。評価版や、8.0.1 など、他のバージョンをご利用の場合はファイル名を適宜読みかえてください。

 

Lotus Domino 8 for Linux: c13njen.tar

 

Lotus Domino 8 Language Pack for xServer: C1528JA.tar

 

[インストール手順]

 

1.notes実行ユーザー、グループの作成とインストール先ディレクトリ準備

 

Dominoサーバー実行ユーザーを作成し、インストール先ディレクトリのオーナーを作成したユーザーに割り当てます。

今回は簡単にnotesユーザー、notesグループとしておき、インストール先は/opt/ibmとします。

 

# groupadd notes

# useradd -g notes notes

 

# mkdir /opt/ibm

# chown notes:notes /opt/ibm

 

 

2.インストールアーカイブの展開

 

(1)rootユーザでDominoインストールプログラムを展開します。

# tar xvf c13njen.tar

 この結果linuxディレクトリが展開されます。

 

(2)同じくrootユーザーでLanguage Packを展開します。 

# tar xvf C1528JA.tar

この結果C1528JAディレクトリが展開されます。

 

 

3.日本語LanguagePack GUI セットアップウィザードの起動

 

展開後のLanguage Packディレクトリへ移動し、LNXDomLP80GUIを実行します。

# cd C1528JA

# ./LNXDomLP80_GUI

 

 

4.Language Packセットアップウィザードでの利用言語選択

 

 

 

使用する言語で[日本語]を選択し[了解]を押します。

Lotusのバナーが表示されインストーラーが起動します。

 

 

5.ようこそ画面

 

ようこそ画面で記載事項をよく読み問題なければ[次へ]を押します。

 

 

 

 

6.ソフトウェアライセンス条項への同意

 

ライセンス条項を読み[使用条件への同意します。]を選択し、[次へ]を押します。

 

 

7.Domino実行プログラムのインストール先指定

 

プログラムのインストール先のディレクトリを指定します。

これはそれぞれの運用環境に合わせますが、今回はデフォルトとし[/opt/ibm/lotus]とします。

任意のディレクトリに変更した場合は[ブラウズ]で指定するか、直接テキストボックスに入力します。

この場合手順1.で作ったディレクトリツリーの配下で、notesユーザーが書き込みできる必要があります。

 

 

8.Domino英語版インストールプログラムの指定

 

このワンタイムセットアップの場合、Language Pack適用先になるDomino英語版プログラムが、まだインストールされていません。このため[Lotus Domino Serverを検出できませんでした。]と表示されます。

英語版Lotus Domino Serverをインストールするか聞かれますので、[はい]を選択し[次へ]を押します。

 

 

9.Dominoインストールタイプの選択

 

Dominoのインストールタイプを選択します。

用途が決まっている場合は任意の物を選択してください、とりあえずLotus Domino Serverを試す場合は、[Lotus Domino Enterprise Server]を選択して[次へ]を押します。

 

10.xSPサーバー設定オプション

 

xSPについてきかれますので、要望にあわせて選択します。

とくに必要ではない場合は[いいえ]のまま[次へ]を押します。

この画面で縦線の画像が表示される場合がありますが、無視できます。

 

 

11.Domino データーディレクトリの指定

 

ここではDominoのデータディレクトリの指定をします。

 

[Lotus Domino Server プログラムディレクトリ]は先ほど7.で指定した[/opt/ibm/lotus]となっています。

[Lotus Domino Server データディレクトリ][変更]を押して新しいウィンドウ内で指定します。

 

 

ここでディレクトリ指定の別のウィンドウが開きます。

 

今回はlotusユーザーのホームディレクトリにnotesdataディレクトリ指定します。

テキストボックスには/home/notes/notesdataと入力します。

手順1.で作成したとおり、ユーザー名:notesグループ名:notesとして[追加]ボタンを押します。

/home/notes/notesdataディレクトリが無い場合は作成するか聞かれますので[はい]を押します。

  

 

下のデーターディレクトリに/home/notes/notesdataが追加されたことを確認し、[OK]を押します。

 

 

 

元のウィンドウに戻り、データーディレクトリに/home/notes/notesdataがチェックされていることを確認し、[次へ]を押します。

 

 

 

 

12.ランゲージパックのインストールタイプ指定

 

ランゲージパックを追加するか、置き換えるか選択します。

今回は新規インストールなので、ランゲージパックの置き換え]を選択し[次へ]を押します。

 

13.ランゲージパックの言語選択

 

ランゲージパックの言語は日本語にチェックをし、[次へ]を押します。

 

 

 

14.インストール設定の確認

 

インストール内容の確認画面です。

問題なければ[次へ]を押します。

 

 

15.Lotus Domino Serverインストーラーの指定

 

Dominoサーバーのインストールプログラムの場所を指定します。

2.(1)でc13njen.tarを展開して出来たlinuxディレクトリの中のdominoディレクトリを指定し[OK]を押します。

 

 

この後、インストールが開始されます。

 

 

16.インストールの完了

 

インストール完了画面が表示されたら[終了]を押します。

インストール作業は以上です。

 

 

17.インストール後の設定

 

サーバーセットアップツールを起動し、設定を行ってください。

X-Windowが利用できる環境でコンソールにログインしている場合は、notesユーザーでDominoserverプログラムを起動します。

 

# xhost +localhost

# su - notes

$ cd /home/notes/notesdata

$ /opt/ibm/lotus/bin/server

 

これで[Domino Server Setup へようこそ!]画面が表示されますので、ご利用の用途に合わせて

設定を行います。

 

 

設定が完了した後、Lotus Domino Serverを手動で起動する場合は以下の手順となります。

 

# su - notes

$ cd /home/notes/notesdata

$ /opt/ibm/lotus/bin/server

 

 

本ドキュメントでは、X-Windowをサーバーのコンソール上で利用することを前提に説明しています。
X-Window利用できないサーバーでは、WindowsDomino Administrator管理クライアントからのRemote Server Setupを実行する方法があります。

詳細はLotus Domino Serverのインストールマニュアルを参照してください。

 

 

[更新履歴]

2008年 327日 新規作成

 

diskdump のコピー先ディレクトリを変更する方法

[対象OS]

 

  

[質問内容]

diskdump のコピー先ディレクトリを "/var/crash” から変更する方法を教えてほしい。

 

[回  答]

diskdumpのコピー先は、"/var/crash/127.0.0.1-yyyy-mm-dd-hh:mm/vmcore" 固定ですので変更すること出来ません。但し、シンボリックリンクを作成することで、他のディレクトリに保存することが可能です。

 

例)/home/crashに保存する場合

 

(1)/var/crashディレクトリの配下のデータを変更先のディレクトリに移動します。

 

# mv /var/crash/* /home/crash/

 

(2)/var/crashディレクトリを削除します。

 

# rm -rf /var/crash

 

(3)シンボリックリンクを作成します。

 

# cd /var/

# ln -s /home/crash crash

 

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
 
[更新履歴]
2008年 4月  1日 新規作成

 

 

古いRPMパッケージの入手方法について

[対象OS]

     

   

[質問内容]

MIRACLE LINUX社のホームページ上では、MIRACLE LINUXについては最新のRPMパッケージのみダウンロード可能となっていますが、古いRPMパッケージはどこから入手すればよいですか。

 

[回  答]

MIRACLE LINUXの古いバージョンのRPMパッケージについては、以下のサイトよりダウンロードしてください。アーキテクチャおよびOSバージョンによって異なりますのでご注意ください。

Asianux Server 3については、TSN(Asianux Technical Support Network)よりダウンロードしてください。

 

MIRACLE LINUX V1.1 x86

http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/1.1/updates/RPMS/.oldrelease/

 

MIRACLE LINUX V2.0 x86

http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/2.0/updates/RPMS/.oldrelease/

 

MIRACLE LINUX V2.1 x86

http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/2.1/updates/RPMS/.oldrelease/

 

MIRACLE LINUX V3.0 x86

http://ftp.miraclelinux.com//pub/Miracle/ia32/standard/3.0/updates/RPMS/.oldrelease/

 

MIRACLE LINUX V3.0 x86_64

http://ftp.miraclelinux.com//pub/Miracle/x86_64/standard/3.0/updates/RPMS/.oldrelease/

 

MIRACLE LINUX V4.0 x86

http://ftp.miraclelinux.com//pub/Miracle/ia32/standard/4.0/updates/RPMS/.oldrelease/

 

MIRACLE LINUX V4.0 x86_64

http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/x86_64/standard/4.0/updates/RPMS/.oldrelease/

  

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

カーネルパッケージについての情報、ダウンロード後のカーネルパッケージのアップデート方法については、技術ドキュメント→システム全般→「カーネル」カテゴリの各ページをご参照ください。

 

[更新履歴]

2008年 3月 31日 新規作成

 

RIPを使用したLinuxルータ構築方法

[概  要]

quaaga を使用することで、ルーティング経路を自動化したLinuxルータを構築することができます。

本ドキュメントでは、quaagaがサポートする複数のルーティングプロトコルの中で、RIP (Routing Information Protocol) を使用した、最も基本的なルーティングの設定方法について説明します。

 

[注意事項1]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。
本ドキュメントで使用しているソフトウェアのセキュリティ等の詳細な設定につきましては、マニュアル等をご参照ください。

 

[注意事項2]

・本ドキュメントではTCP/IP 、およびルーティングの基礎知識の説明は省略します。

・ルータにはNIC (Network Interface Card) 2枚以上付いているマシンが必要です。

・今回の評価環境ではLAN内部で使用できるプライベートアドレスを使用して評価を実施しました。
・評価、構築の際は既存ネットワークに影響を与えない様、ご注意ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3 (x86)

quagga-0.98.6-2.1.0.1.1AX

 

MIRACLE LINUX V4.0 (x86)

quagga-0.98.3-2.4E.2AX

 

[ネットワーク構成]

本ドキュメントでは、以下の構成でclientA から clientB へ正しく通信が行われることを確認します。

  

[設定条件]

・クライアント(ClientA,B)、ルータ(Router01,02)とも、コマンド実行や設定は root 権限で実施します。

IPv4 のルーティング設定を対象とします。

 

[ルーター側設定]

 

各ルーター共通

 

各ルーターにおいて、パケットフォワーディングの設定を有効にするために、/etc/sysctl.confファイルの、"net.ipv4.ip_forward” の値を1に設定します。

 

[変更前]

net.ipv4.ip_forward = 0

 

[変更後]

net.ipv4.ip_forward = 1

 

設定を有効にするために、以下のコマンドを実行します。

 

# sysctl -p

 

 

Router01の設定

 

1.eth0/eth1 NIC IP アドレスとネットマスクを設定

 

IPアドレスとネットマスクの設定を行うには、CUIの場合はsystem-config-network-tui コマンド、X Window環境の場合はsystem-config-network-guiコマンドを実行します。

Name:eth0

Device:eth0

Use DHCP:無し

Static IP:10.1.1.61

Netmask:255.255.0.0

Default gateway IP:無し

 

Name:eth1

Device:eth1

Use DHCP:無し

Static IP:192.168.10.254

Netmask:255.255.255.0

Default gateway IP:無し

 

設定後OSを再起動してください。

詳細はAsianux Server 3 サーバー構築・運用ガイド を参照してください。

 

再起動後、設定が正しく行われているかifconfig等で確認します。

 

# ifconfig eth0

eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:0C:29:5F:75:0F

inet addr:10.1.1.61 Bcast:10.1.255.255 Mask:255.255.0.0

inet6 addr: fe80::20c:29ff:fe5f:750f/64 Scope:Link

UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1

RX packets:908 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0

TX packets:252 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0

collisions:0 txqueuelen:1000

RX bytes:90784 (88.6 KiB) TX bytes:31598 (30.8 KiB)

Interrupt:177 Base address:0x1400

 

# ifconfig eth1

eth1 Link encap:Ethernet HWaddr 00:0C:29:5F:75:19

inet addr:192.168.10.254 Bcast:192.168.10.255 Mask:255.255.255.0

inet6 addr: fe80::20c:29ff:fe5f:7519/64 Scope:Link

UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1

RX packets:309 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0

TX packets:12 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0

collisions:0 txqueuelen:1000

RX bytes:30176 (29.4 KiB) TX bytes:1432 (1.3 KiB)

Interrupt:185 Base address:0x1480

 

2.quaggaripの設定ファイルを作成

/etc/quaggaディレクトリ以下にサンプルファイルが用意されていますので、ここではそれらをコピーして使用します。

 

# cd /etc/quagga/

# cp -p zebra.conf.sample zebra.conf

# cp -p ripd.conf.sample ripd.conf

 

3.quagga(zebra) サービスを起動

 

# service zebra start

zebra を起動中: Nothing to flush.

[ OK ]

 

OS起動時にサービスを自動で起動するように設定するには下記を行います。

# chkconfig zebra on

 

4.ripd サービスを起動

 

# service ripd start

ripd を起動中: [ OK ]

 

OS起動時にサービスを自動で起動するように設定するには下記を行います。

# chkconfig ripd start

 

5.quaggaの設定

対話的設定モードにログインし、設定を行います。

 

# vtysh

 

Hello, this is Quagga (version 0.98.6).

Copyright 1996-2005 Kunihiro Ishiguro, et al.

 

Router01.example.com#?  "?” を入力すると、ヘルプが表示されます

clear Reset functions

configure Configuration from vty interface

copy Copy from one file to another

debug Debugging functions (see also 'undebug')

disable Turn off privileged mode command

end End current mode and change to enable mode

exit Exit current mode and down to previous mode

list Print command list

no Negate a command or set its defaults

ping Send echo messages

quit Exit current mode and down to previous mode

show Show running system information

ssh Open an ssh connection

start-shell Start UNIX shell

telnet Open a telnet connection

terminal Set terminal line parameters

traceroute Trace route to destination

undebug Disable debugging functions (see also 'debug')

write Write running configuration to memory, network, or terminal

 

 

設定モードに切り替えます。

Router01.example.com# configure terminal

 

 

RIP の経路情報を認証なしで受信するように eth1 に設定します

Router01.example.com(config)# interface eth1

Router01.example.com(config-if)# no ip rip authentication mode

Router01.example.com(config-if)# exit

 

 

RIP で提供する経路情報のネットワークを設定します

Router01.example.com(config)# router rip

Router01.example.com(config-router)# network 10.1.0.0/16

Router01.example.com(config-router)# network 192.168.10.0/24

Router01.example.com(config-router)# exit

 

 

設定した内容をファイルに書き込みます

Router01.example.com# write memory

Building Configuration...

Configuration saved to /etc/quagga/zebra.conf

Configuration saved to /etc/quagga/ripd.conf

[OK]

 

 

6.ルーティングテーブルの確認

この時点では、直接接続されているネットワーク情報しか表示されていません

 

Router01.example.com# show ip route

Codes: K - kernel route, C - connected, S - static, R - RIP, O - OSPF,

I - ISIS, B - BGP, > - selected route, * - FIB route

 

C>* 10.1.0.0/16 is directly connected, eth0

C>* 127.0.0.0/8 is directly connected, lo

C>* 192.168.10.0/24 is directly connected, eth1

 

 

Router02の設定

 

1.eth0/eth1 NIC IP アドレスとネットマスクを設定

Router01と同様にeth0/eth1 NIC に対して IP アドレスとネットマスクを設定します。

 

system-config-network-tui コマンドまたは、system-config-network-guiコマンドを使用して、eth0/eth1 NIC に対して IP アドレスとネットマスクを設定します。

 

Name:eth0

Device:eth0

Use DHCP:無し

Static IP:192.168.10.253

Netmask:255.255.255.0

Default gateway IP:無し

 

Name:eth1

Device:eth1

Use DHCP:無し

Static IP:192.168.15.254

Netmask:255.255.255.0

Default gateway IP:無し

 

設定後OSを再起動してください。

 

2.ルーティング設定

同様にルーティング設定を行います。

 

quagga(zebra) rip の設定ファイルをサンプルからコピーします

# cd /etc/quagga/

# cp -p zebra.conf.sample zebra.conf

# cp -p ripd.conf.sample ripd.conf

 

 

quagga(zebra) ripd サービスを起動させます

# service zebra start

# service ripd start

 

quagga(zebra) ripd サービスを自動起動させます

# chkconfig zebra on

# chkconfig ripd on

 

設定モードに切り替えて、RIP の経路情報を設定します

# vtysh

Router02.example.com# configure terminal

Router02.example.com(config)# interface eth0

Router02.example.com(config-if)# no ip rip authentication mode

Router02.example.com(config-if)# exit

Router02.example.com(config)# router rip

Router02.example.com(config-router)# network 192.168.10.0/24

Router02.example.com(config-router)# network 192.168.15.0/24

Router02.example.com(config-router)# exit

Router02.example.com(config)# exit

Router02.example.com# write memory

Building Configuration...

Configuration saved to /etc/quagga/zebra.conf

Configuration saved to /etc/quagga/ripd.conf

[OK]

 

3.経路情報受信の確認(Router02)

Router01 から受信した 10.1.0.0/16 の経路情報が、ルーティングテーブルに追加されていることを確認します。

 

Router02.example.com# show ip route

Codes: K - kernel route, C - connected, S - static, R - RIP, O - OSPF,

I - ISIS, B - BGP, > - selected route, * - FIB route

 

R>* 10.1.0.0/16 [120/2] via 192.168.10.254, eth0, 00:00:12

C>* 127.0.0.0/8 is directly connected, lo

C>* 192.168.10.0/24 is directly connected, eth0

C>* 192.168.15.0/24 is directly connected, eth1

 

4.経路情報受信の確認(Router01)

同様に Router01 において、再度ルーティングテーブルを確認すると、 Router02 から受信した 192.168.15.0/24 の経路情報が追加されています。

 

Router01.example.com# show ip route

Codes: K - kernel route, C - connected, S - static, R - RIP, O - OSPF,

I - ISIS, B - BGP, > - selected route, * - FIB route

 

C>* 10.1.0.0/16 is directly connected, eth0

C>* 127.0.0.0/8 is directly connected, lo

C>* 192.168.10.0/24 is directly connected, eth1

R>* 192.168.15.0/24 [120/2] via 192.168.10.253, eth1, 00:02:15

 

 

[クライアント側設定]

 

1.クライアントAIPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイの設定を行います。

 

system-config-network-tui コマンドまたは、system-config-network-guiコマンドを使用して、eth0NIC に対して IP アドレスとネットマスクを設定します。

 

Name:eth0

Device:eth0

Use DHCP:無し

Static IP:10.1.1.233

Netmask:255.255.0.0

Default gateway IP:10.1.1.61

 

設定後OSを再起動してください。

 

2.クライアントBIPアドレス、ネットマスク、デフォルトゲートウェイの設定を行います。

 

system-config-network-tui コマンドまたは、system-config-network-guiコマンドを使用して、eth0NIC に対して IP アドレスとネットマスクを設定します。

 

Name:eth0

Device:eth0

Use DHCP:無し

Static IP:192.168.15.1

Netmask:255.255.255.0

Default gateway IP:192.168.15.254

 

設定後OSを再起動してください。

 

[ルーティングの確認]

 

clientA から clientB ping 応答を確認します。

 

# ping 192.168.15.1

PING 192.168.15.1 (192.168.15.1) 56(84) bytes of data.

64 bytes from 192.168.15.1: icmp_seq=0 ttl=62 time=2.62 ms

64 bytes from 192.168.15.1: icmp_seq=1 ttl=62 time=0.822 ms

64 bytes from 192.168.15.1: icmp_seq=2 ttl=62 time=2.12 ms

(Ctrl + C)

--- 192.168.15.1 ping statistics ---

3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2001ms

rtt min/avg/max/mdev = 0.822/1.857/2.628/0.761 ms, pipe 2

 

clientA から clientB への経路情報を確認します。

 

# traceroute -n 192.168.15.1

traceroute to 192.168.15.1 (192.168.15.1), 30 hops max, 38 byte packets

1 10.1.1.61 0.354 ms 0.516 ms 0.220 ms

2 192.168.10.253 0.460 ms 0.402 ms 0.743 ms

3 192.168.15.1 3.903 ms 0.870 ms 0.641 m

 

 

[補  足]

 

ルーティング設定で重要な事は、往復の経路情報を必ず設定することです。

本ドキュメントの例では、Router01,Router02がお互い、自分が接続している全てのネットワークの経路情報を RIP で提供しているという点が重要です。

複雑なネットワークになると、復路の経路情報を見落とすことがあるため、「ルーターが直接接続しているネットワークの経路情報を発信しない限り、ルーティングは行われない」ということを注意する必要があります。

 

 

[更新履歴]

2007327日 新規作成

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