ATOK X3のインストール方法

本ドキュメントの内容はサポートサービスの対象外です。

 

[概  要]

本ドキュメントでは、日本語入力システムであるATOK X3のインストール方法について説明します。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。

 

また、本ドキュメントの内容に関するサポートのお問い合わせはお受けしておりません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

Asianux Server 3x86版)

ATOK X3 for Linux (JUSTSYSTEMS)

 

[インストール手順]

すべての作業はローカルマシンで実施します。また、他のユーザーがログインしていれば事前にすべてログアウトしてください。

 

1.rootユーザーにてログイン後、ターミナルを立ち上げて以下のコマンドを実行し、空のファイル「/etc/gtk-2.0/gtk.immodules」を作成します。

 

 

# touch /etc/gtk-2.0/gtk.immodules

 

 

2.ATOK X3をインストールします。

以降CDデバイス名を/dev/cdrom、マウントポイント名を/media/cdromとします。

 

(1)CTRL+Alt+F2キーを押し仮想端末に切り替え、rootユーザーでログインします。

 

(2)ATOK X3インストールCDCDドライブに入れます。

 

(3)マウントポイントを作成します。

 

 

# mkdir /media/cdrom

 

 

(4)マウントします。

 

 

# mount /dev/cdrom /media/cdrom

 

 

(5)インストーラを起動します。

 

 

# /media/cdrom/setupatok.sh

 

 

上記コマンド実行後、使用許諾契約書が表示されますので、確認後、yを押すとインストールが実行されます。

 

(6)インストール後、以下のコマンドを実行し、ATOKを起動する為の設定をします。

 

 

# /opt/atokx3/sample/setting_redhat5.sh

 

 

(7)ログアウトします。

 

 

# exit

 

 

(8).CTRL+Alt+F7キーを押し、デスクトップ画面に戻ります。

 

(9).一度デスクトップからログアウトし、再度デスクトップにログインを行ってください。

 

[動作確認]
テキストエディタ(kwrite)等を起動し、キーボードの半角/全角キーを押すと、かな漢字変換のON/OFFを確認できます。

 

 

 

[更新履歴]

2008327日 新規作成