クラスタ製品:トラブルシュート編

トレッキングツールで設定情報更新後、必ずシャットダウン・リブートが必要だと言われます。

新規にトレッキングツールで作成したデータには「ShutdownReboot」が必要、という情報が埋め込まれます。 後の構成変更時にも、この新規作成したときのデータをそのまま利用することが原因です。 新規構築後、サーバ上から clpcfctrl --pull -w(-l) でデータを吸い上げた後、その情報を使って構成変更を行えば適切な反映方法が表示されます。

サーバが急にシャットダウンしました。

CLUSTERPROでは、設定によりサーバに異常を検出すると自発的にシャットダウンを行う場合があります。なぜシャットダウンが発生したのかを切分け るには、Webマネージャ上のアラートメッセージか、シャットダウンが発生したサーバのsyslogを見れば理由の判断が可能です。 アラートメッセージ(syslog)の内容はマニュアルの、メンテナンス編(PDF)を参照してください。

ライセンス登録に失敗します。

構成情報がまだ設定されていない可能性があります。CLUSTERPROはライセンス登録前に構成情報を適用しておく必要があります。

フェイルオーバ後、Webマネージャが接続できなくなりました。

Webマネージャの接続先としてサーバの実IPを指定している可能性があります。サーバダウン発生後もWebマネージャと接続できるためには接続先を、 CLUSTERPROのFIPにしておく必要があります。また業務起動失敗等にそなえて、Webマネージャ接続専用のFIPを用意しておくことを推奨しま す。

グループを停止すると、ディスクリソース(ミラーディスクリソース)の非活性に失敗します。

グループを停止する際、CLUSTERPROはmountされていたディスク(共有DISK or ミラーディスク)をunmount します。このときmount先をアクセスしているプログラムがあると、unmountできないためにディスクの非活性に失敗します。ディスクを利用してい るプログラムは、execリソースの停止側(stop.sh)で停止完了となるように設定する必要があります。

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