ULN登録方法:RHNからULNへの切り替え

 

Red Hat Enterprise Linuxがインストールされたサーバを、Red Hat Network(RHN)からUnbreakable Linux Network(ULN)に切り替える場合は、事前にOracle Enterprise Linuxのup2date RPMパッケージをインストールする必要があります。

 

1. Red Hat Enterprise Linuxのバージョンを確認

サポート対象バージョンの確認はこちら

 

2. Oracle Enterprise Linuxのup2date RPMパッケージをダウンロード

http://linux.oracle.com から、"Download the up2date RPMs" をクリックし、ご使用のハードウェア・プラットフォームに適したRPMパッケージをダウンロードしてください。

 

3. パッケージのインストール

2でダウンロードしたパッケージを格納しているディレクトリへ移動し、以下のコマンドを使用してインストールします。(コマンドはrootユーザで実行してください。行頭の#はrootユーザのプロンプトを表します。)

 

# cd 対象ディレクトリ

# rpm --Uvh up2date-x.x.xx.xxx.rpm

 

4. OracleのGPGキーをインポート

rpmコマンドを使用してOracleのGPGキーをインポートします。

 

# rpm --import /usr/share/rhn/RPM-GPG-KEY

 

5. 切り替え確認

up2date-configコマンド出力の、”serverURL” 部分がOracleのURLであることを確認します。

 

# up2date-config

 

6. 使用中のサーバの登録

up2dateコマンドを使用してサーバをULNへ登録します。なお、サーバをULNに登録するためには、Metalinkのアカウント情報(電子メールアドレス、パスワード)および、CSI番号が必要です。

 

# up2date ---nox ---register

 

表示画面の指示に従い、登録を行ってください。

※ログイン情報入力画面の”User name”、”password”、”CSI”には、Metalinkに登録したアカウント情報を入力します。(”User name”には電子メール・アドレスを使用します。)

 

画面の詳細を確認する場合は、Oracle Corporationのドキュメントを参照してください。

 新しいウィンドウを開くUnbreakable Linux Network: An Overview 日本語翻訳版 (PDF形式)

 

 

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