EDAC ドライバとハードウェアのエラー検出機能衝突について

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX V4.0 SP3 - Asianux Inside

 MIRACLE LINUX V4.0 SP3 - Asianux Inside for x86-64

Asianux Server 3 for x86(32bit)
Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

 

[問題詳細]

EDAC (Error Detection and Correction ) ドライバがロードされていると、一部のサーバーにハードウェアとして搭載されているエラー検出機能が正しく動作しない場合があります。

 

[回 避 策]

この問題を回避するには、次のように /etc/modprobe.conf を修正後システムを再起動し、ドライバのロードを抑止します。

 

例: /etc/modprobe.conf

 

install *_edac /bin/true

install edac_* /bin/true

 

 

また、"lsmod | grep edac" の出力結果より、ロードされている edac ドライバを調べることができます。

以下のドライバがロードされている場合は、上記回避策が必要になる場合があります。

 

amd76x_edac

e752x_edac

e7xxx_edac

edac_mc

i3000_edac

i3200_edac

i5000_edac

i82860_edac

i82875p_edac

k8_edac

r82600_edac

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

  2009年 130日 新規作成

  2011年 922日 対象となる製品にAsianux Server 3 を追加