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Linux技術トレーニング 基本管理コース II第4章 セキュリティ対策とファイアウォール
2.xinetdの設定
xinetdの設定
xinetd は、inetd デーモンに代わるインターネットスーパーサーバーです。inetd では、提供するサービスの設定は/etc/inetd.confで行いましたが、xinetdでは、/etc/xinetd.confと、/etc/xinetd.d/配下のファイルを使って提供するサービスの設定を行います。 /etc/xinetd.confがxinetd のデフォルト設定ファイルで、/etc/xinetd.d/配下の各ファイルが、それぞれのサービスごとの設定ファイルになります。例として、Samba のSWAT をxinetd 経由で起動する際の設定を次に示します。 service swat { port = 901 socket_type = stream wait = no only_from = 127.0.0.1 user = root server = /usr/sbin/swat log_on_failure += USERID disable = yes }
各サービスを有効にする場合は、次のコマンドを実行してください。 # /sbin/chkconfig サービス名 on 設定ファイルを変更した後は、以下のコマンドを実行して、新たなxinetdを反映させてください。 # /sbin/service xinetd restart |