GUIの「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)においてグループに分類されたパッケージのリストが表示されない

[対象となる製品のバージョン]

Asiaxnux Server 4 == MIRACLE LINUX V6

 

[概要]
グループに分類されたパッケージのリストを定義している情報は、インストールメディアやyumサーバのリポジトリの中に在ります。
また、GUIの「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)は、1度実行するとその時のグループに分類されたリストの情報をキャッシュに持ちます。
このため、GUIの「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)は、yumのリポジトリとして設定しているインストールメディアが所定の場所にマウントされていない場合や、yumサーバのリポジトリが参照できない状態で実行された場合、グループに分類されたリストの情報が無い状態をキャッシュに持ってしまうため、下記例の様に次回起動時以降もグループで分類されたリストが無い状態を表示します。
 
例)
 
 

  

[対処]
GUIの「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)でグループに分類されたパッケージのリストが表示されない場合は、下記手順をお試し下さい。

 

[手順]

1.設定したyumのリポジトリが使用可能な状態であることを確認する

インストールメディアをyumのリポジトリとして設定している場合は、インストールメディアが所定の場所にマウントされていることを確認してください。

また、yumサーバのリポジトリを設定している場合は、yumサーバのリポジトリが参照できる状態であることを確認してください。

 

2.キャッシュの削除を行う

対象のシステムがネットワークに接続されている場合と接続されていない場合で対処方法が異なります。

 

(a) 対象のシステムがネットワークに接続されている場合

メニューの[システム(S)]->[パッケージ一覧をリフレッシュ]を実施後、GUI の「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)を起動しなおします。

 

 

 

(b) 対象のシステムがネットワークに接続されていない場合

以下のコマンドラインを実行後、GUI の「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)を起動しなおします。

 

# rm -f /var/cache/PackageKit/groups.sqlite

# yum clean all

 

3.GUIの「ソフトウェアの追加/削除」(gpk-application)を起動しなおした後、グループに分類されたパッケージのリストが表示できていることを確認します。

 


 

 

[参照URL]

Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6自動アップデートツールのご利用方法

 

インストールDVDyumレポジトリに設定する方法

 

[注意事項]
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[更新履歴]
2012531日 新規作成