RSS配信記事

MIRACLE ZABBIXインストール時のエラーメッセージについて

[対象となる製品のバージョン]

 

MIRACLE ZABBIX

 

[現象]

 

USB接続のDVD-RWドライブを使用してMIRACLE ZABBIXをインストールすると次のようなメッセージが表示される場合があります。

このメッセージが表示された場合には、正常にZABBIXのインストールが行われなくなります。

 

 

[原因]

 

MIRACLE ZABBIXのインストーラー(anacondaを使用)で、DVD-RWドライブを認識できず、DVD内のMIRACLE ZABBIXインストール用の設定ファイル(キックスタートファイル)を読み出せなかった為エラーが表示されています。

 

 

[対処方法]

 

ZABBIXインストール用の設定ファイルをフロッピーディスクから読み込む事で、MIRACLE ZABBIX のインストールが可能になります。以下に、その方法を説明いたします。

 

  1. Windowsマシンなどを使ってMIRACLE ZABBIXのインストールDVD内の isolinux ディレクトリに入っているファイル instant-ks.cfg をフロッピーディスクのルートディレクトリにコピーします。

  2. インストールするマシンに 内蔵のフロッピーディスクドライブが無い場合は、外付けのフロッピーディスクドライブを接続しておきます。

  3. DVDドライブにMIRACLE ZABBIXインストールDVDを挿入しマシンを起動させます。

  4. Error downloading kickstart file”の画面が表示されたら 1)で作成したフロッピーを挿入し、cdrom:/isolinux/instant-ks.cfg” となっているパス名を floppy:/instant-ks.cfg”と修正して OK”ボタンを押します。

     

 

  1. 以上でMIRACLE ZABBIXのインストールが開始されますので、インストーラの指示に従ってインストールを行ってください。

 

 

 

[更新履歴]

20091211日 新規作成

20091216日 対処方法を追加 

Postfix、OpenLDAP起動時のメッセージ(auxpropfunc error) について

[対象となる製品のバージョン]

Asianux Server 3 for x86(32bit)

Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64

MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside

MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64

 

[現象]

Cyrus SASLを使用するPostfixOpenLDAPなどのアプリケーションを起動する際にsyslogに以下ようなのメッセージが記録されることがあります。(xxxxはプロセス番号)

 

slapd[xxxx]: sql_select option missing

slapd[xxxx]: auxpropfunc error no mechanism available

ldap: slapd startup succeeded

 

[原因]  

cyrus-sasl-sqlパッケージがインストールされている環境で、Cyrus SASLを使用するアプリケーションを起動するとCyrus SASLからcyrus-sasl-sqlが読み込まれます。

cyrus-sasl-sqlパッケージはCyrus SASLRDBMSを使用する機能をサポートするCyrus SASL用のプラグインです。

該当のプラグインを使用する為の設定が行われていない場合、プラグインの初期化処理に失敗し、このメッセージが出力されます。

 

[対処方法]

cyrus-sasl-sqlプラグインを使用したCyrus SASLRDBMSを連携を行っていない場合、ご使用上の影響は無く、メッセージは無視することが出来ます。

また、次のようにパッケージを削除して頂くことでメッセージの出力を停止することが可能です。
 
※下記の例ではcyrus-sasl-sqlのバージョンは2.1.19-14ですが、ご使用の環境によってバージョンは異なります。適宜お読み替え下さい。
 

IA32の場合】

# rpm -e cyrus-sasl-sql-2.1.19-14

 

x86_64の場合】

# rpm -e cyrus-sasl-sql-2.1.19-14.86_64

# rpm -e cyrus-sasl-sql-2.1.19-14.i386

 

[参考情報]

SMTPAuthを利用した不正中継対策は可能ですか?

http://www.miraclelinux.com/asianux/about/data/30.html

 

[注意事項]

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

 

[更新履歴]
2009106日 新規作成

 

TCPプロトコルの脆弱性について(CVE-2008-4609)

[対象となる製品のバージョン]

 

MIRACLE LINUX V4.0 の全バージョン及び全アーキテクチャ

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 の全バージョン及び全アーキテクチャ

 

[問題詳細]
この問題は不正なTCP接続を確立してしまい、サーバ側の資源枯渇を狙う攻撃に利用されてしまいます。この問題はTCPプロトコルのデザインに起因するため、現在の対処patch等の提供は行っておりません。

 

現在のところ、Linuxアップストリーム側において、本問題に対する修正は行われておらず、ミラクル・リナックスでは修正の予定はございません。

 

本問題を軽減するため、不正なTCP接続を試みるアクセスをiptablesで防ぐルールを策定して頂くことが有効な対策となります。

 

[対処方法]
以下のiptablesの例のように設定することで、異常なアクセスを試みる同じIPアドレスからのリクエストを拒否することが可能となります。ご使用の環境に合わせて、適宜変更をお願いいたします。

 

1. iptables -A INPUT -p tcp -m conntrack --ctstate RELATED,ESTABLISHED -j ACCEPT

2. iptables -A INPUT -p tcp --tcp-flags FIN FIN -m recent --remove

3. iptables -A INPUT -p tcp -m recent --set

4. iptables -A INPUT -p tcp -m recent --update --seconds 300 --hitcount 10 -j DROP

 

上記設定の説明については、以下のとおりです。

 

  1. 通信が確立されているコネクション(ESTABLISHED)や関連する新規コネクション(RELATED)からのパケットを許可し、その接続情報を conntrack に記録します。その情報は /proc/net/ip_conntrack で確認することができます。
  2. FINフラグを送信した送信元アドレスをrecentリストから削除します。
  3. 送信元アドレスを recent リストに追加します。既にリストに送信元アドレスが登録されていた場合は、その情報が更新されます。
  4. recent リストを参照し、同一アドレスから5分以内(--seconds 300)10回以上(--hitcount 10)TCPリクエストがあった場合は、その接続は拒否されます。

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 102日 新規作成

 

Intel 82578を搭載した機種でのAsianux Server 3のインストール方法

[対象となる製品のバージョン]

 

Asianux Server 3 SP2 for x86(32bit)

Asianux Server 3 SP2 for x86-64(64bit)

 

[問題詳細]

Intel 82578NICを搭載した機種でAsianux Server 3 SP2のインストールを行う場合、ドライバが未対応のため別途ドライバディスクを使用してインストールを行う必要があります。

 

[対処方法]
ドライバディスクをご利用頂く場合は下記の手順にてインストールしてください。

 

1. ドライバディスクを入手します。
下記URLからドライバディスクのイメージをダウンロードします。

 

Asianux Server 3 SP2 for x86をご使用の場合

 

Asianux Server 3 SP2 for x86_64をご使用の場合

 

2. ダウンロードしたイメージからドライバディスクを作成します。

 

) Linuxで作成する場合

 

# dd if=axs3-sp2-i686-drv-e1000e-1.0.2.5.img of=/dev/fd0

 

3. サーバにインストールCDをセットして起動します。

 

4. インストーラの起動時に"boot"プロンプトで以下のオプションを入力します。

 

boot: linux dd

 

インストーラが起動し、ドライバディスクを要求されますので、作成したドライバディスクを挿入し、ドライバを読み込ませます。以降の手順は通常のインストールと同様になります。

 

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 924日 新規作成

 

DHCPを使ったネットワークの起動に失敗する場合がある

[対象となる製品のバージョン]

 

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86(32bit)
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64(64bit)

 

[問題詳細]

一部の環境において、ネットワークカードの起動時にケーブルが正しく接続されているにも関わらず"ifup: failed; no link present. Check cable?"というエラーが出力されて起動に失敗する場合があります。これはDHCPIPアドレスを取得するよう設定している場合にのみ発生します。

DHCPを使う場合、まずネットワークカードの起動およびリンクの確立を待ってからDHCPのリクエストを送信しますが、リンクが一定時間内に確立されない場合はタイムアウトとして本メッセージを出力してエラーで終了します。タイムアウト値はデフォルトでは5秒です。

 

[対処方法]
本問題の対処方法としては以下のものがあります。

 

1. 失敗した場合は再度ネットワークの起動を行ってください。また、ネットワークが起動しなかったことにより、ネットワークを使用するサービスも起動に失敗している可能性があります。ネットワーク関連のサービスを確認し、失敗している場合はそちらも再起動してください。ネットワーク関連のサービスが良く分からない場合はシステムの再起動を推奨します。

 

2. ネットワーク装置(Hub)を別なものに交換すると改善する可能性があります。

 

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 914日 新規作成

 

rpmコマンドで Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5をSP1からSP2へアップデートする方法 (64bit)

[概  要]

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5SP1からSP2相当へアップデートする場合、アップデート対象マシンがインターネットへ接続できる環境であれば、Asianux TSN Updater axtu)を使用して自動アップデートが可能ですが、インターネットへ接続できない環境の場合、手動でアップデートする必要があります。

 

本ドキュメントでは、axtu を使用せずに、rpmコマンドで 64bit版の Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP1 から SP2 相当にアップデートする方法について説明します。

 

[対象となる製品のバージョン]

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 (SP1版、64bit)

製品パッケージ表面にSP1の表示があるものがSP1版のメディアになります。稼働中のシステムについては、ログイン画面で Asianux Server 3 (Quartet SP1) の表示があるものがSP1ベースのシステムです。

無印のAsianux Server 3はこのドキュメントの対象になりません。また既にSP1相当にアップグレードした場合でも、ここに書かれた手順と一部異なる場合があります。

 

[前提環境]

本ドキュメントでは、以下a の状態から、b の状態とすることを前提としています。

 

a. SP1版の Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 CDパッケージ選択で「すべて」を選択してインストールした状態 (ミドルウェアパッケージ、仮想化パッケージは未選択)、またはスーパーインストールDVDを使用してインストールした状態

 

b: SP2版のAsianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5DVDを使用して、パッケージ選択で「すべて」を選択してインストールした状態 (ミドルウェアパッケージ、仮想化パッケージは未選択)

 

ただし、SP2で新たに追加されたパッケージ、および非互換パッケージはインストールされません。

 

[準  備]

事前にAsianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 DVD-ROMイメージ(ISOファイル)を入手してください。

DVD-ROMイメージはAsianux Technical Support NetworkTSN)からダウンロードすることができます。

 

Asianux Technical Support NetworkTSN

 

ダウンロードしたDVDイメージは、アップデート対象サーバーへ保存するか、DVD-ROMへ焼くなどして、利用可能な状態にしておきます。

 

また、本ドキュメントでは、以下のようなディレクトリ構造で作業を行っています。
あらかじめディレクトリを作成してください。

 

ディレクトリ名
説明
/iso
DVD-ROMイメージ(isoファイル)格納用ディレクトリ
/mnt/disc
DVD-ROMイメージのマウント用ディレクトリ
 
/work
/RPMS
rpmパッケージをまとめて格納するディレクトリ
/dependarch_pkg
使用しているアーキテクチャによって除外するパッケージ
/incompatible_pkg
非互換パッケージ

/iso ディレクトリには 1.9GB/work ディレクトリには1.7GB のディスク容量が必要です。

 

[アップデート手順]
1.ダウンロードしたCD-ROMイメージ(またはイメージを焼いたCD-ROM)をマウントします。

 

以下の例では、/iso ディレクトリに格納しているCD-ROMイメージを、/mnt/disk にマウントしています。

 

# mount -o loop /iso/Asianux-30-SP2-x86_64-dvddisc-200906221612.iso /mnt/disc

 

2.マウントしたCD-ROMイメージからrpmパッケージをコピーします。rpmパッケージはCD-ROMイメージのマウントポイント配下の Asianux/RPMSディレクトリに存在します。

 

以下の例では、すべての rpmパッケージを、/work/RPMS/ディレクトリへコピーしています。

 

# cp -a /mnt/disc/Asianux/RPMS/*.rpm /work/RPMS/

 

3.rpmパッケージを分類します。

 

あらかじめ rpmパッケージの格納ディレクトリ(ここでは /work/RPMS)へ移動しておいてください。

 

# cd /work/RPMS/

 

(1)zabbix関連パッケージについては、バージョン間で非互換が発生するため退避しておきます。

 

以下の例では、退避用ディレクトリ /work/incompatible_pkg へ移動しています。

 

# mv zabbix-*1.6.4-3AXS3.x86_64.rpm \

/work/incompatible_pkg/

 

4.rpmコマンドで、パッケージを適用します。

 

あらかじめ rpmパッケージの格納ディレクトリ(ここでは /work/RPMS)へ移動しておいてください。

 

# cd /work/RPMS/

 

(1)kernelパッケージについては、rpmコマンドの-iオプションを使用して、古いバージョンのカーネルを残してインストールします。

 

# rpm -ivh kernel-2.6.18-128.7AXS3.x86_64.rpm \

kernel-devel-2.6.18-128.7AXS3.x86_64.rpm

 

(2)以下のパッケージについては、rpmコマンドの -i --nodepsオプションを使用します。

# rpm -ivh --nodeps kmod-redcastle-3.0.2-24.2.6.18_128.7AXS3.x86_64.rpm

 

(3)以下の34パッケージ(12パッケージは32bit)については、rpmコマンドの -U オプションを使用します。

 

# rpm -Uvh dbus-1.1.2-12AXS3.*.rpm \

dbus-devel-1.1.2-12AXS3.*.rpm \

dbus-libs-1.1.2-12AXS3.*.rpm \

dbus-x11-1.1.2-12AXS3.x86_64.rpm \

python-iniparse-0.2.3-4AXS3.noarch.rpm \

xulrunner-1.9.0.10-1.1AXS3.x86_64.rpm \

nss-3.12.2.0-2AXS3.*.rpm \

nss-devel-3.12.2.0-2AXS3.*.rpm \

nss-tools-3.12.2.0-2AXS3.x86_64.rpm \

nspr-4.7.3-2AXS3.*.rpm \

nspr-devel-4.7.3-2AXS3.*.rpm \

firefox-3.0.10-1.2AXS3.x86_64.rpm \

xen-libs-3.0.3-80.2AXS3.*.rpm \

device-mapper-1.02.28-2AXS3.*.rpm \

device-mapper-event-1.02.28-2AXS3.x86_64.rpm \

system-config-netboot-0.1.45.1-1.1AXS3.noarch.rpm \

system-config-netboot-cmd-0.1.45.1-1.1AXS3.noarch.rpm \

libselinux-1.33.4-5.1.1AXS3.*.rpm \

libselinux-utils-1.33.4-5.1.1AXS3.x86_64.rpm \

libselinux-devel-1.33.4-5.1.1AXS3.*.rpm \

libselinux-python-1.33.4-5.1.1AXS3.x86_64.rpm \

compat-dapl-2.0.13-4AXS3.*.rpm

 

(4)以下の4パッケージ(1パッケージは32bit)については、rpmコマンドの -i オプションを使用します。

# rpm -ivh e4fsprogs-1.41.1-2.1AXS3.x86_64.rpm \

fipscheck-1.0.3-1AXS3.*.rpm \

mpi-selector-1.0.1-1AXS3.noarch.rpm

 

(4)残りのパッケージを、rpmコマンドの -F オプションを使用して適用します。

 

# rpm -Fvh *.rpm

 

 

[注意事項]

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 914日 新規作成

 

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 について

[概 要]

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2は、Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 の性能と機能の向上を実現させた、マイナーバージョンアップです。x86 アーキテクチャ (32bit)用とx86-64(64bit)用との2種類が用意されていますが、これらの導入方法に違いはありません。

以降、この文書では SP2 と称します。

 

SP2 には、2009518日までに弊社ウェブサイトで公開された修正をすべて含んだ上で、新しい修正や機能が追加されています。

SP2 で新たに追加・修正が行われたパッケージの一覧は以下の通りです。 

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 追加・修正パッケージ一覧

 

また、SP2 に含まれるパッケージの一覧は以下の通りです。 

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 rpm 一覧

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 for x86-64 rpm 一覧

 
[注意事項]

1.Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 のインストールメディアは、システムの新規インストールのみに対応しています。
現在運用中のシステムをSP2 相当にアップグレードするにはAsianux TSN updater (axtu)をご利用ください。


Asianux TSN updater
のかわりに rpm コマンドによりアップグレードする方法につきましては、以下のリンク先の文章をご覧ください。

 

rpmコマンドで Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5SP1からSP2へアップデートする方法 (32bit)

rpmコマンドで Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5SP1からSP2へアップデートする方法 (64bit)

 

2.SP2 より ISO イメージが DVD 用に変更されました。

 

3.SP2 をご利用になる際は、必ずリリースノートに書かれた注意事項を確認してください。リリースノートは PDF またはテキスト形式で、ISO イメージと一緒に配布されています。

 

[DVD(ISO) イメージの利用方法]

1.SP2より前の Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 製品をお持ちの方は、ユーザー情報ページにログインしていただくことで、ISOイメージがダウンロードいただけます。

 

2.ダウンロード後、ダウンロードした ISO イメージが正しいかどうか、MD5SUM 値を確認してください。

以下は、ISO イメージを置いたディレクトリが /tmp の場合の実行例です。

 

# cd /tmp

# md5sum Asianux-30-SP2-ia32-dvddisc-200906221612.iso

c2ac05918465d357725f0a3e68f77cde Asianux-30-SP2-ia32-dvddisc-200906221612.iso

 

表示された値が、ISO イメージをダウンロードしたページに書かれた MD5SUM 値と一致すれば、ダウンロードは成功しています。

 

3.普段ご利用の DVD-R/RW 作成ソフトで、入手した ISO イメージを DVD に記録します。

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5上で記録する場合は、cdrtools (cdrecord) が使用できます。

 

4.SP2 をインストールするサーバーの電源を入れ、作成した DVD-R/RW DVD-ROM ドライブに挿入します。

 

5.インストーラが起動した後のインストール方法は、全ての Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 のバージョンで同一です。製品付属、または以下のURLに掲載のインストレーションガイドを参照し、インストールを進めてください。

 

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2 インストレーションガイド

 

 

[更新履歴]

2009年 9月 11日 新規作成

2009年 9月 14日 rpmコマンドによるアップデートの文章へのリンクの設定

 

 

rpmコマンドで Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5をSP1からSP2へアップデートする方法 (32bit)

[概  要]

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5SP1からSP2相当へアップデートする場合、アップデート対象マシンがインターネットへ接続できる環境であれば、Asianux TSN Updater axtu)を使用して自動アップデートが可能ですが、インターネットへ接続できない環境の場合、手動でアップデートする必要があります。

 

本ドキュメントでは、axtu を使用せずに、rpmコマンドで 32bit版の Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP1 から SP2 相当にアップデートする方法について説明します。

 

[対象となる製品のバージョン]

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 (SP1版、32bit)

製品パッケージ表面にSP1の表示があるものがSP1版のメディアになります。稼働中のシステムについては、ログイン画面で Asianux Server 3 (Quartet SP1) の表示があるものがSP1ベースのシステムです。

無印のAsianux Server 3はこのドキュメントの対象になりません。また既にSP1相当にアップグレードした場合でも、ここに書かれた手順と一部異なる場合があります。

 

[前提環境]

本ドキュメントでは、以下a の状態から、b の状態とすることを前提としています。

 

a. SP1版の Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 CDパッケージ選択で「すべて」を選択してインストールした状態 (ミドルウェアパッケージ、仮想化パッケージは未選択)、またはスーパーインストールDVDを使用してインストールした状態

 

b: SP2版のAsianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5DVDを使用して、パッケージ選択で「すべて」を選択してインストールした状態 (ミドルウェアパッケージ、仮想化パッケージは未選択)

 

ただし、SP2で新たに追加されたパッケージ、および非互換パッケージはインストールされません。

 

[準  備]

事前にAsianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 DVD-ROMイメージ(ISOファイル)を入手してください。

DVD-ROMイメージはAsianux Technical Support NetworkTSN)からダウンロードすることができます。

 

Asianux Technical Support NetworkTSN

 

ダウンロードしたDVDイメージは、アップデート対象サーバーへ保存するか、DVD-ROMへ焼くなどして、利用可能な状態にしておきます。

 

また、本ドキュメントでは、以下のようなディレクトリ構造で作業を行っています。
あらかじめディレクトリを作成してください。

 

ディレクトリ名
説明
/iso
DVD-ROMイメージ(isoファイル)格納用ディレクトリ
/mnt/disc
DVD-ROMイメージのマウント用ディレクトリ
 
/work
/RPMS
rpmパッケージをまとめて格納するディレクトリ
/dependarch_pkg
使用しているアーキテクチャによって除外するパッケージ
/incompatible_pkg
非互換パッケージ

/iso ディレクトリには 1.6GB/work ディレクトリには1.3GB のディスク容量が必要です。

 

[アップデート手順]
1.ダウンロードしたCD-ROMイメージ(またはイメージを焼いたCD-ROM)をマウントします。

 

以下の例では、/iso ディレクトリに格納しているCD-ROMイメージを、/mnt/disk にマウントしています。

 

# mount -o loop /iso/Asianux-30-SP2-ia32-dvddisc-200906221612.iso /mnt/disc

 

2.マウントしたCD-ROMイメージからrpmパッケージをコピーします。rpmパッケージはCD-ROMイメージのマウントポイント配下の Asianux/RPMSディレクトリに存在します。

 

以下の例では、すべての rpmパッケージを、/work/RPMS/ディレクトリへコピーしています。

 

# cp -a /mnt/disc/Asianux/RPMS/*.rpm /work/RPMS/

 

3.rpmパッケージを分類します。

 

あらかじめ rpmパッケージの格納ディレクトリ(ここでは /work/RPMS)へ移動しておいてください。

 

# cd /work/RPMS/

 

(1)使用しているシステムのアーキテクチャを確認し、glibc openssl については、i386/i686 パッケージのうち対象外のパッケージをあらかじめ退避しておきます。

 

以下の例では、使用しているシステムが i686 なので対象外の i386 パッケージを退避用ディレクトリ /work/dependarch_pkg へ移動しています。

 

# uname -m ←使用しているシステムのアーキテクチャを確認

i686 ←i686を使用

# mv glibc-2.5-34.1AXS3.i386.rpm \

openssl-0.9.8e-7AXS3.i386.rpm \

/work/dependarch_pkg/

 

(2)zabbix関連パッケージについては、バージョン間で非互換が発生するため退避しておきます。

 

以下の例では、退避用ディレクトリ /work/incompatible_pkg へ移動しています。

 

# mv zabbix-*1.6.4-3AXS3.i386.rpm \

/work/incompatible_pkg/

 

4.rpmコマンドで、パッケージを適用します。

 

あらかじめ rpmパッケージの格納ディレクトリ(ここでは /work/RPMS)へ移動しておいてください。

 

# cd /work/RPMS/

 

(1)kernelパッケージについては、rpmコマンドの-iオプションを使用して、古いバージョンのカーネルを残してインストールします。

 

# rpm -ivh kernel-2.6.18-128.7AXS3.i686.rpm \

kernel-PAE-2.6.18-128.7AXS3.i686.rpm \

kernel-devel-2.6.18-128.7AXS3.i686.rpm \

kernel-PAE-devel-2.6.18-128.7AXS3.i686.rpm

インストールされているkernelの種類に合わせてインストールするパッケージを調整してください。

 

(2)以下の2パッケージについては、rpmコマンドの -i --nodepsオプションを使用します。

# rpm -ivh --nodeps kmod-redcastle-3.0.2-24.2.6.18_128.7AXS3.i686.rpm \

kmod-redcastle-PAE-3.0.2-24.2.6.18_128.7AXS3.i686.rpm

 

(3)以下の22パッケージについては、rpmコマンドの -U オプションを使用します。

 

# rpm -Uvh dbus-1.1.2-12AXS3.i386.rpm \

dbus-devel-1.1.2-12AXS3.i386.rpm \

dbus-libs-1.1.2-12AXS3.i386.rpm \

dbus-x11-1.1.2-12AXS3.i386.rpm \

python-iniparse-0.2.3-4AXS3.noarch.rpm \

xulrunner-1.9.0.10-1.1AXS3.i386.rpm \

nss-3.12.2.0-2AXS3.i386.rpm \

nss-devel-3.12.2.0-2AXS3.i386.rpm \

nss-tools-3.12.2.0-2AXS3.i386.rpm \

nspr-4.7.3-2AXS3.i386.rpm \

nspr-devel-4.7.3-2AXS3.i386.rpm \

firefox-3.0.10-1.2AXS3.i386.rpm \

xen-libs-3.0.3-80.2AXS3.i386.rpm \

device-mapper-1.02.28-2AXS3.i386.rpm \

device-mapper-event-1.02.28-2AXS3.i386.rpm \

system-config-netboot-0.1.45.1-1.1AXS3.noarch.rpm \

system-config-netboot-cmd-0.1.45.1-1.1AXS3.noarch.rpm \

libselinux-1.33.4-5.1.1AXS3.i386.rpm \

libselinux-utils-1.33.4-5.1.1AXS3.i386.rpm \

libselinux-devel-1.33.4-5.1.1AXS3.i386.rpm \

libselinux-python-1.33.4-5.1.1AXS3.i386.rpm \

compat-dapl-2.0.13-4AXS3.i386.rpm

 

(4)以下の3パッケージについては、rpmコマンドの -i オプションを使用します。

# rpm -ivh e4fsprogs-1.41.1-2.1AXS3.i386.rpm \

fipscheck-1.0.3-1AXS3.i386.rpm \

mpi-selector-1.0.1-1AXS3.noarch.rpm

 

(4)残りのパッケージを、rpmコマンドの -F オプションを使用して適用します。

 

# rpm -Fvh *.rpm

 

 

[注意事項]

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 
 
[更新履歴]

2009年 911日 新規作成

 

SP(Service Pack)について

[対象となる製品のバージョン]

 

Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6

Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5

MIRACLE LINUX V4.0

MIRACLE LINUX V3.0

 

[概 要]

本ドキュメントでは、SP(Service Pack) についての詳細情報、ISO イメージファイルのご入手方法をご案内します。

 

[詳 細]

SP(Service Pack) とは、MIRACLE LINUX (Asianux Server) の性能や機能を向上させたマイナーバージョンアップ製品です。

各 OS メジャーバージョンの SP(Service Pack) についての詳細情報、ご使用方法、及び ISO イメージファイルの入手方法については下記表のSP(Service Pack) バージョンのリンクをご参照ください。

※SP(Service Pack) は MIRACLE LINUX (Asianux Server) をご購入頂いたお客様は無償でご利用頂けます。

 

メジャーバージョン
SP(Service Pack)バージョン

公開日
Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6
 
SP4 2014年10月2日
SP3 2014年1月30日
SP2 2012年12月13日
SP1
20121月17
Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 SP4 2011年9月2
SP3 2010年7月6
2009年9月11
SP1
2008107
MIRACLE LINUX V4.0 SP4 2010年1月20
SP3 2009年1月30
2007年3月2
2006712
MIRACLE LINUX V3.0
2007131
2006224
2005317

 

[更新履歴]

2009年 9月 15日 新規作成

2012年  12月 13日 更新

2014年   1月 30日 更新

2014年   10月 2日 更新

 

MIRACLE LINUXに富士通ServerViewをインストールする際の注意事項

[概  要]

本ドキュメントはAsianux Server 3および、MIRACLE LINUX V4.0に、富士通製のサーバ管理ツールServerViewをインストールする際の注意事項をご案内します。

 

[確認環境]
・ハードウェア

PRIMERGY TX200 S5

PRIMERGY TX300 S5

PRIMERGY RX100 S6

PRIMERGY RX100 S6Asianux Server 3 のみでの確認となります。

 

OSServerView

MIRACLE LINUX V4.0 SP4

ServerView Agents for Linux V4.92.46

ServerView Operations Manager for Linux V4.92.11

ServerView RAID 4.04

 

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2

ServerView Operations Manager for Linux V4.91.09

ServerView Agents Linux Version 4.91

ServerView RAID 4.04

 

[事前準備]
富士通のウェブサイトよりお使いのマシンに合ったバージョンのServerViewをダウンロードしてください。
ServerViewは以下のURLよりダウンロードできます。

 

Asianux Server 3で利用する際は、Red Hat Enterprise Linux 5用のものを、MIRACLE LINUX V4.0で利用する際はRed Hat Enterprise Linux 4用のものをダウンロードします。

 

[詳  細]

以下、ServerView AgentServerView RAIDServerView Operation Managerを各ソフトウェア付属のマニュアル(Redhat Enterprise Linuxの項)に沿ってインストールを行う際の注意事項をご案内します。インストールの際は、付属のマニュアルを必ずご参照下さい。

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2を使用する場合

注意事項はありません。付属のマニュアル(Redhat Enterprise Linuxの項)に沿ってインストールが行うことができます。

MIRACLE LINUX V4.0 SP4 を使用する場合

以下、付属のマニュアル(Redhat Enterprise Linuxの項)の手順に沿ってインストールを行う際の注意事項をご案内します。

ServerView Agentのインストール

 

1.下記ipmiの設定ファイルを確認します。

IPMI=no”となっていることをご確認ください。

設定ファイル: /etc/sysconfig/ipmi

IPMI=no

2.ServerView Agentのパッケージをインストールします。

# rpm -U ServerViewConnectorService-1.06.09-00.i386.rpm

# rpm -U srvmagt-mods_src-4.92-46.i386.rpm

# rpm -U srvmagt-eecd-4.92-46.i386.rpm

Checking ServerView SVRemoteConnector: stopped

# rpm -U srvmagt-agents-4.92-46.i386.rpm

Shutting down ServerView scagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView sc2agt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView busagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView hdagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView unixagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView etheragt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView biosagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView securagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView statusagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView invagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView thragt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView vvagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView hpsimagt (stopped)[ OK ]

Shutting down ServerView vmeagt (stopped)[ OK ]

 

3.ServerView Agentの設定を変更します。

ServerViewの設定ファイル /etc/srvmagt/configに下記の変更を行います。

 

[設定前]

LoadNativeIPMIDriver=0

 

[設定後]

LoadNativeIPMIDriver=1

4.ServerView agent 簡易設定ツール(editconf.sh)を実行します。

# ./editconf.sh --snmp

Stopping ServerView Agents.

Restarting snmpd.

Starting ServerView Agents.

ServerView RAID のインストール方法

注意事項はありません。付属のマニュアル(Redhat Enterprise Linuxの項)に沿ってインストールが行うことができます。

ServerView Operations Manager のインストール方法

注意事項はありません。付属のマニュアル(Redhat Enterprise Linuxの項)に沿ってインストールが行うことができます。

ServerView Operations ManagerServerView RAIDへのアクセス方法

ServerView を使用するには、ブラウザ使用してサーバへアクセスします。なお、ServerViewでは情報の表示にJAVAを使用しているのでJREを事前に導入しておく必要あります。

詳細は付属のマニュアルをご参照下さい。

 

ServerView Suite

https://サーバーのIPアドレス:3170/

 

ServerView RAID

https://サーバーのIPアドレス:3173/

 

 
[注意事項]

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、

弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 8月 5日 新規作成

2010年 524日 更新

 

複数のNICが混在する環境でネットワークデバイス名が変更される

[質  問]

複数のネットワークカードが混在する環境で、起動のたびにネットワークデバイス名が変更される

 

[対象となる製品のバージョン]

 Asianux Server 3 for x86(32bit)

 Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

 MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside

 MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64

 

[問題詳細]
複数のネットワークカード(NIC)が混在する環境においては、起動のたびにネットワークデバイス名が変更され、通信が行えない場合があります。

MIRACLE LINUX V4.0およびAsianux Server 3では、デバイス管理方式にudevを利用しているため、ネットワークカードとシステムが管理するネットワークデバイスに明確な関連付けを行わない場合に、現象が発生します。

 

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth* HWADDRの記述が無い場合は、ネットワークデバイスの関連付けがされていませんので、[回避策]を参照のうえ、適切な設定を行ってください。

 

 

DEVICE=eth0

BOOTPROTO=dhcp

HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx ← HWADDRの設定を確認してください。

 

 

 

[回避策]
ネットワークカードとシステムが管理するネットワークデバイスに関連付けを行うことにより、問題を回避することができます。

 

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth* にはネットワークデバイスの設定が記述されています。この設定ファイルにネットワークカードのMACアドレスを記述することによって、関連付けを行うことができます。

 

1.MACアドレスの確認

 

例)eth0として認識しているネットワークカードのMACアドレスを確認する場合

 

$ /sbin/ifconfig eth0 | grep HWaddr

eth0 Link encap:Ethernet HWaddr xx:xx:xx:xx:xx:xx ネットワークカードのMACアドレス

 

 

2./etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth* の設定

 

例)ifcfg-eth0の設定

 

DEVICE=eth0

BOOTPROTO=dhcp

HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx ネットワークカードのMACアドレスを記述する

 

 

[補足事項]
xnetwareを利用してネットワークの設定を行った場合は、HWADDRなどの設定が初期化されます。この場合は、以下の情報を参照し、HWADDRなどの設定を追加してください。

 


[注意事項]

本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

  
[更新履歴]

2009年 8 5日 修正

2008年 718日 新規作成

xnetwareにてeth4以降の装置を設定できない

[対象となる製品のバージョン] 

 Asianux Server 3 for x86(32bit)

 Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

 MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86(32bit)

 MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64(64bit)

 

[問題詳細]
弊社製品のネットワーク設定用GUIツールであるxnetwareにて、eth4以降の装置を設定しようとすると、「無効なパラメタ」というエラーダイアログが表示され、設定できないという問題があります。本問題はxnetcfg-2.0-19以下のバージョンのxnetcfgパッケージをご使用の環境で発生します。

 

[対処方法]
xnetcfgパッケージをxnetcfg-2.0-20以上のバージョンにアップデートしてください。

 

[補足事項]
xnetwareを利用してネットワークの設定を行った場合は、HWADDRなどの設定が初期化されます。この場合は、以下の情報を参照し、HWADDRなどの設定を追加してください。

 

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 85日 新規作成

 

Intel 82576を搭載した機種でのAsianux Server 3のインストール方法

[対象となる製品のバージョン]

 

Asianux Server 3 SP1 for x86(32bit)

Asianux Server 3 SP1 for x86-64(64bit)

 

[問題詳細]

Intel 82576のネットワークカードを搭載した機種でAsianux Server 3 SP1のインストールを行う場合、ドライバが未対応のため別途ドライバディスクを使用してインストールを行う必要があります。

 

[対処方法]
ドライバディスクをご利用頂く場合は下記の手順にてインストールしてください。

 

1. ドライバディスクを入手します。

下記URLからドライバディスクのイメージをダウンロードします。

 

Asianux Server 3 SP1 for x86をご使用の場合

 

Asianux Server 3 SP1 for x86_64をご使用の場合

 

2. ダウンロードしたイメージからドライバディスクを作成します。

 

) Linuxで作成する場合

 

# dd if=axs3-sp1-i686-drv-igb-1.2.44.9.img of=/dev/fd0

 

3. サーバにインストールCDをセットして起動します。

 

4. インストーラの起動時に"boot"プロンプトで以下のオプションを入力します。

 

boot: linux dd

 

インストーラが起動し、ドライバディスクを要求されますので、作成したドライバディスクを挿入し、ドライバを読み込ませます。以降の手順は通常のインストールと同様になります。

 

 

[注意事項]

本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009715日 新規作成

 

一部のプログラムで"vm86 mode not supported on 64 bit kernel"というメッセージが表示される

[対象となる製品のバージョン]

 

Asianux Server 3 for x86-64(64bit)
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux inside for x86-64(64bit)

 

[問題詳細]

64bit版の弊社OSにおいて、一部のプログラムを実行すると"vm86 mode not supported on 64 bit kernel"というメッセージがログに表示されることがあります。本メッセージは、64bit版OSにおいてvm86システムコールを実行すると表示されます。vm86システムコールとは32bit版OSにて古い8086用プログラムを実行するためのもので、プロセッサを仮想8086モードへ切り替えます。x86-64プロセッサ(long mode)においては仮想8086モードは古い機能として廃止されているため、long modeで動作する64bit版OSではvm86システムコールはサポートしておらず、代わりに本メッセージを出力します。これによる影響としては現在のところ下記の問題が確認されています。

 

1. 64bit版OSにてモニタの情報が自動で取得できない (Miracle Linux 4.0 64bit版)

 

[対処方法]

1. 64bit版OSにてモニタの情報が自動で取得できない

 

Miracle Linux 4.0 (64bit版)にてモニタ情報が自動で取得できない問題があります。これにより表示可能なはずの解像度の設定値が表示されない場合があります。その場合は「右クリック」→「ディスプレイのプロパティ」→「画面設定」タブにてお使いのモニタを手動で選択してください。

 

[注意事項]

本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

 

[更新履歴]

2009727日 新規作成

20091124日 修正

 

 

 

 

EIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)の対応について

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64

 

[問題詳細]

EIST 機能を利用できない。

 

[原因]

MIRACLE LINUX V4.0 EIST の機能を無効にしているため、EIST を利用することができません。

 

[補足]
今後のアップデートでサポートを予定しております。

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。
本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 325日 新規作成

 

 

X Window System 上での画面設定

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
 MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64
 Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 for x86(32bit)
 Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX V5 for x86-64(64bit)

 

[設定方法]

[ MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside をお使いの場合 ]

 

MIRACLE LINUX 4.0 では、画面の設定を行うためにGUI(XConfig)CUI(Xconfigurator)2つのツールが用意されています。それぞれの使い方は以下の通りです。

 

GUIツール(XConfig)の使い方

 

GUIツールは以下のいずれかの方法で起動できます。

 

a) デスクトップで右クリックし「Video Property」を選択する

b) スタートメニューから「システム」=>「コントロールパネル」を選択し、コントロールパネルから 「display」を選択する

 

起動したら「画面設定」タブを選択します。すると以下のような画面が表示されます。

 


 

各設定項目の意味は次の通りです。

 


スクリーンサイズ
画面の解像度を変更できます。
カラー設定
画面の色数を変更できます。
ビデオカード
ビデオカードのドライバを変更できます。お使いのビデオカードに合わせて選択してください。通常インストール時に自動的に設定されますので、変更の必要はありません。
モニター
お使いのモニターを選択します。通常インストール時に自動的に設定されますので、変更の必要はありません。

 

新たに変更した設定を反映させるには「適用」または「OK」を押します。するとその設定で画面が正しく見えるかどうかの確認画面が表示されますので、正しく見える場合は「はい」を選択してください。「はい」を選択すると、X Windowをすぐに再起動するか確認してきますので、すぐに設定を反映させたい場合はそこでX Windowを再起動してください。以上で設定は完了です。

 

 

CUIツール(Xconfigurator)の使い方

 

CUIツールは以下のいずれかの方法で起動できます。

 

a) ターミナルから/usr/sbin/Xconfiguratorとタイプして直接起動

b) /usr/sbin/setupコマンドのメニューから「Xの設定」を選択して起動

 

起動すると設定に関していくつか質問されますので、変更したい値を選択して進めてください。なお、CUIツールは最後にX Windowの再起動を行いませんので、手動でX Windowを再起動する必要があります。方法としては、システムをリブートするか、下記の方法でXサーバにシグナルを送って下さい。

 

 

# ps -e | grep X

4542 ? 00:00:02 X <= XサーバのPIDを確認します

# kill -HUP 4542 <= PIDを指定してHUPシグナルを送ります

 

 

 

[ Asianux Server3 == MIRACLE LINUX V5 をお使いの場合 ]

 

Asianux Server 3 では、画面の設定を行うためにGUI(system-config-display)ツールが用意されています。使い方は以下の通りです。

 

GUIツールは以下のいずれかの方法で起動できます。

 

a) デスクトップで右クリックし「ビデオカードを設定」を選択する

b) コントロールパネルから「ディスプレイ」を選択する

c) スタートメニューから「設定」=>「ハードウェア」=>「ディスプレイ」を選択する

d) /usr/sbin/setupコマンドのメニューから「Xの設定」を選択する

 

起動すると以下のような画面が表示されます。

 


 

設定項目の意味はMIRACLE LINUX V4.0と同様です。ビデオカードとモニターに関しては、ウインドウ上部の「ハードウェア」タブから設定できます。新たに変更した設定を反映させるには「OK」を押してウインドウを閉じ、その後再度ログインしなおす必要があります。

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 35日 新規作成

 

 

 

 

 

MIRACLE ZBX の日本語表示設定とメニューの解説

[概  要]

本ドキュメントでは、「 ZABBIX セットアップ 」もしくは「 ZABBIX スーパーインストール DVD 推奨設定 」のドキュメントを利用した ZABBIX のインストール後、Web インターフェースの表示を日本語化する設定の方法のご紹介と、ZABBIX の利用にあたって必要となる用語および Web インターフェースのメニューの解説を行います。

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。
また、本ドキュメントの内容に関するサポートのお問い合わせはお受けしておりません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[確認環境]

OS:

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 for x86(32bit)

Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 for x86-64(64bit)

 

ブラウザ: Mozilla Firefox 3

 

ZABBIXバージョン: 1.4.5

ZABBIXはインストールした直後の状態を想定しています。

 

[事前準備]

ブラウザを起動し、ZABBIX Web インターフェースにアクセスしてください。

 

[手  順]

Web インターフェースへのログイン

 

インストール直後はユーザ名 admin、パスワードなしでログイン可能です。

 

 

ログイン直後はメニューがすべて英語で表示されます。

 

 

 

本語化の手順

 

ZABBIXはユーザごとに表示言語を設定することができます。本ドキュメントでは、例としてAdminユーザの表示言語を日本語に変更する手順を解説します。

 

メニューから[Administration] → [Users]をクリックし、表示されたユーザ一覧から「Admin」をクリックします。

 

 

表示されたAdminユーザの設定から、Language設定を「Japanese (JP)」に設定し、「Save」ボタンをクリックします。

 

 

メニューのいずれかの部分をクリックすると表示が日本語に切り替わります。

 

 

 

各メニューの解説

 

ZABBIXは各メニューからすべての情報表示、監視設定を行います。日本語化したメニューの概要を解説します。

 

監視データ

 

概要

監視サーバと監視項目のステータス、データを一覧表示します。

ウェブ

ウェブ監視のステータスを表示します。

最新データ

監視対象ごとにステータス情報の詳細を表示します。監視項目ごとのグラフや過去の収集データなども表示することができます。

トリガー

現在発生している障害箇所を一覧表示します。

イベント

過去の障害/復旧の履歴を表示します。

アクション

過去の障害通知の履歴を表示します。

マップ

ネットワークマップを表示します。

グラフ

ユーザ定義のグラフを表示します

スクリーン

グラフ、マップ、ステータス情報などを1画面に並べて定義した画面を表示することができます。

ディスカバリ

特定のアドレスの範囲を自動で探索、発見、監視対象に登録するディスカバリ機能のステータスを表示します。

ITサービス

ユーザが独自の定義で監視項目をグルーピング化し、稼働率やSLAを計算することができるITサービスのステータスを表示します。

 

 

インベントリ

 

 

ホスト

監視対象のサーバや機器の各種情報を表示します。

 

 

レポート

 

 

ZABBIXサーバの状態

ZABBIXサーバの稼働状況や、各設定の登録数などを表示します。

稼働レポート

閾値を設けている監視項目の稼働率を表示します。

障害発生箇所上位100項目

各監視項目ごとに障害が頻繁に発生する上位100を表示します。

 

 

設定

 

 

一般設定

データの保存期間など、ZABBIX全般に関わるパラメータの設定を行います。

ウェブ

ウェブ監視の設定を行います。

ホスト

監視対象サーバやネットワーク機器の登録を行います。

アイテム

監視項目の設定を行います。

トリガー

閾値設定を行います。

アクション

障害発生時のメール送信やスクリプト実行などの設定を行います。

マップ

ネットワークマップの設定を行います。

グラフ

ユーザ定義のグラフの設定を行います。

スクリーン

スクリーンの設定を行います。

ITサービス

ITサービスの設定を行います。

ディスかバリ

ディスカバリの設定を行います。

エクスポート/

インポート

設定データのエクスポート/インポートを行います。

 

 

管理

 


 

ユーザ

ZABBIXのユーザやユーザグループの設定を行います。

メディアタイプ

障害通知の際に利用するメールサーバやスクリプトの設定を行います。

監査

ZABBIXの設定の監査履歴を表示します。

通知レポート

過去に障害通知を行った統計を表示します。

インストール

インストーラを起動します。

 

 

ログイン

 

 

ログインフォームの表示、およびログアウトを行います。ログアウトは「Press here to disconnect/reconnect」の「here」の箇所をクリックすることで行えます。

 

 

[更新履歴]

2009年 224日 新規作成

 

ZABBIX :日本語マニュアル

現在ダウンロードできるマニュアルは下記の通りです。

 

Zabbix1.8日本語マニュアル

 

[マニュアルダウンロード方法]

 

お客様の情報を登録し、パスワードを設定してください。 ⇒ お客様情報登録

ご登録いただいたEメールアドレスとパスワードでログインしてください。 ⇒ ログイン

ログイン後、評価版ダウンロードをクリックしてください。

 

 

 

netdump 時の注意点について(MIRACLE LINUX V4.0 SP3)

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX V4.0 SP3 - Asianux Inside

 MIRACLE LINUX V4.0 SP3 - Asianux Inside for x86-64

 

[質  問]

netdump を行うと、netdump サーバーに vmcore を生成しない場合がある。

 

[原  因]

この現象は、MIRACLE LINUX V4.0 SP3 の以下の条件をすべて満たす環境で、netdump を使用する際に発生する可能性があります。

 

   ・ネットワークインタフェースカードに igb を用いている

   ・smp または largesmp のカーネルを用いて boot する

   ・X Window System を起動している

   ・手動 (Alt+SysRq+C) netdump を取得する

 

[対  処]

発生原因となる条件を回避することにより、netdump を正常に取得することができます。

一例として、ランレベルの変更により、問題を回避する方法を以下に記載します。

 

ランレベル5 GUIログインのマルチユーザーモード) からランレベル3 (マルチユーザーモード) に変更する場合は、2つの方法があります。

 

1.デフォルトのランレベルを変更する

/etc/inittab のデフォルトランレベルを 5 から 3 に変更し、再起動を行う。

 

 

#id:5:initdefault:

id:3:initdefault:

 

 

2.起動中にランレベルを変更する

telinit コマンドを利用し、ランレベルを 5 から 3 に変更する。

 

 

# telinit 3

 

 

また、ランレベルの変更については以下の情報も参照してください。

 

 テクノロジー情報 3-2.ランレベルの変更

 

[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 223日 新規作成

 

XGI Volari Z7/Z9 搭載サーバーでの XConfig 使用について

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX V4.0 SP3 - Asianux Inside

 MIRACLE LINUX V4.0 SP3 - Asianux Inside for x86-64

 

[問題詳細]

XGI 社製 Volari Z7/Z9 をビデオチップとして使用しているサーバーでは、XConfig での X の設定が正しく動作しません。このビデオカードの設定を行う場合は、替わりに Xconfigurator を使用してください。

 

[解決方法]

XConfig パッケージをバージョン 4.0-18AXS2 以上へアップデートします。アップデートパッケージは下記のページからダウンロードできます。
http://www.miraclelinux.com/support/?q=node/99&package_name=XConfig 

 
 
[注意事項]
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、 全ての環境での動作を保証するものではありません。

本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が 生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2009年 413日 更新

2009年 130日 新規作成

 

コンテンツの配信