SSHで接続したリモートホストのGUIアプリケーションを使用する方法

 

[対象となる製品のバージョン]

 

Asianux Server 3 for x86(32bit)

Asianux Server 3 for x86-64(64bit)

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64

 

 

[概 要]

OpenSSH X11 forwarding 機能を使用すると、sshで接続した先のホスト(SSHサーバ)のGUIアプリケーションを接続元のホスト(SSHクライアント)で使用することができます。

 

 

[設定方法]

1. 接続先のホスト(SSHサーバ)において、sshdの設定を行います。

 

下記設定ファイルの"X11Forwarding"パラメータを"yes"にします。
デフォルトでは"yes"が設定されています。
 

設定ファイル: /etc/ssh/sshd_config

 

X11Forwarding yes

 

2.設定を有効にするため、sshdを再起動します。

 

# service sshd restart

 

 

 

[使用方法]

1. 接続を行うホスト(SSHクライアント)から接続を行います。

 

# ssh -X -l ログイン名 ホスト名

 
  各オプションの意味

  -X : X11 forwarding機能を有効にする

  -lログイン名

 

 

2. 接続確立後、アプリケーションを実行します。SSHクライアント側にGUIアプリケーションが起動します。

 

例)

# firefox

 

 

複数のアプリケーションを同時に実行するには"&"をつけて実行します。

 

例)

# firefox &

# gvim &

 

 

 

[注意事項]
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本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行ったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

 

[更新履歴]

2010年 12月 17日 新規作成