一部のプログラムで"vm86 mode not supported on 64 bit kernel"というメッセージが表示される
Asianux Server 3 for x86-64(64bit)
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux inside for x86-64(64bit)
64bit版の弊社OSにおいて、一部のプログラムを実行すると"vm86 mode not supported on 64 bit kernel"というメッセージがログに表示されることがあります。本メッセージは、64bit版OSにおいてvm86システムコールを実行すると表示されます。vm86システムコールとは32bit版OSにて古い8086用プログラムを実行するためのもので、プロセッサを仮想8086モードへ切り替えます。x86-64プロセッサ(long mode)においては仮想8086モードは古い機能として廃止されているため、long modeで動作する64bit版OSではvm86システムコールはサポートしておらず、代わりに本メッセージを出力します。これによる影響としては現在のところ下記の問題が確認されています。
1. 64bit版OSにてモニタの情報が自動で取得できない (Miracle Linux 4.0 64bit版)
1. 64bit版OSにてモニタの情報が自動で取得できない
Miracle Linux 4.0 (64bit版)にてモニタ情報が自動で取得できない問題があります。これにより表示可能なはずの解像度の設定値が表示されない場合があります。その場合は「右クリック」→「ディスプレイのプロパティ」→「画面設定」タブにてお使いのモニタを手動で選択してください。
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2009年7月27日 新規作成
2009年11月24日 修正