MIRACLE ZBX エージェントのインストール(CentOS 5.2) (Zabbix-1.4.x 用手順)
本ドキュメントではCentOS 5.2へZABBIXエージェントをインストールし、監視を開始するための手順をご紹介します。
・OS: Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5(32bit)
・ブラウザ: Mozilla Firefox 3
・ZABBIXサーババージョン: 1.4.5
・OS: CentOS 5.2(32bit)
・ZABBIXエージェントバージョン: 1.4.5
※ZABBIXサーバはすでに動作している環境を想定しています。
CentOS 5.2用のRPMはZABBIX-JPのサイトよりダウンロードしてください。
■CentOS 5.2(32bit)へのインストール
1.ZABBIXエージェントのインストール
ダウンロードしたzabbix-agent-1.4.5-1.el5.i386.rpmをインストールします。
# rpm -ivh zabbix-agent-1.4.5-1.el5.i386.rpm
以上でインストールは終了です。
2.ZABBIXエージェントの設定
/etc/zabbix/zabbix_agentd.confの設定をします。
ZABBIXエージェントの設定を行なうため、以下の項目を、/etc/zabbix/zabbix_agentd.confに設定します。
Server=127.0.0.1 ← ZABBIXサーバのIPアドレス※1
Hostname=localhost ← ZABBIXエージェントを動作させるホスト名
ListenIP=127.0.0.1 ← ListenするIPアドレス※2
PidFile=/var/run/zabbix/zabbix_agentd.pid
LogFile=/var/log/zabbix/zabbix_agentd.log
※1 ZABBIXサーバの設定ファイル/etc/zabbix/zabbix_server.conf のListenPort と同じIPアドレスを設定する必要があります。
※2 ZABBIXサーバの監視設定で、監視対象として登録する際に指定する IPアドレスです。
3.ZABBIXのエージェントの起動
zabbix-agentサービスを起動します。
# service zabbix-agent start
zabbix agent を起動中: [ OK ]
# chkconfig zabbix-agent on
■ZABBIXエージェントの監視
ブラウザよりZABBIXサーバへ接続し、ログインします。
メニューから[設定] → [ホスト]をクリックし、右上のプルダウンメニューより[ホスト]が選択されていることを確認し、[ホストの作成]をクリックします。
表示された監視対象の設定画面にて各項目を記入します。
名前
※必須項目
|
ホストの表示名を記入します。
zabbix_agentd.confでHostnameに設定した名称を記入してください。
|
グループ
|
登録したホストをグループで分類し管理することが可能です。所属させたいグループをチェックしてください。
|
新規グループ作成
|
グループで表示されていグループ以外に、新たにグループを作成する場合、新たなグループの名称を記入してください。
|
DNS 名 |
監視対象のDNS名を記入します。
※接続方法で[DNS名]を設定した場合必須
|
IPアドレス
※必須項目
|
監視対象のIPアドレスを記入します。
zabbix_agentd.confでListen IPに設定した値を記入してください。 |
接続方法
※必須項目
|
監視対象へIPアドレスを使って接続、ホスト名より名前解決して接続するかを選択します。通常は[IPアドレス]を使用します。
|
ポート
※必須項目
|
ZABBIXエージェントとの通信に使用するポートを指定します。
zabbix_agentd.confにて指定していない場合は変更する必要はありません。
|
ステータス
※必須項目
|
監視の有効/無効を選択します。
監視を開始する場合は[有効]を選択してください。
|
テンプレートとのリンク
|
テンプレート(監視内容のセット)とのリンクを設定します。
設定する場合は[追加]をクリックし、選択してください。
CentOS 5.2では[Template_Linux]を使用します。 |
プロファイルを使用
|
サーバのプロファイルを設定する場合に使用します。
|
上記のような設定を行い、[保存]をクリックすると、監視対象が登録され、監視が開始されます。
2009年 4月 1日 新規作成