kickstart インストール時のdiskdump用パーティション確保について
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。
MIRACLE LINUX V4.0 SP2
パーティション
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サイズ(MB)
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ファイルシステム
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用途
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sda1
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6000
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ext3
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/
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sda2
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1024
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SWAP
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SWAP
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sda3
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512
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無し
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diskdump用
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1./dev/sda1および/dev/sda2のマウントポイントを指定します。
part / --fstype ext3 --onpart sda1 ← マウントポイントに / を指定
part swap --onpart sda2 ←swapとして使用するための指定
2.%preセクションに、以下のように sfdiskコマンドでパーティション作成するスクリプトを追加します。
%pre
sfdisk /dev/sda -L -uM << EOF
,6000,83,*
,1024,82
,512,83
EOF
使用したsfdiskのオプション
-uM : メガバイト単位の数値の受け付け・表示
-L : Linux に関連しない警告を出さない
オプションに続く入力フォーマットは、,パーティションサイズ,パーティションタイプ,* です。 * はブート可能にする場合に指定します。
sfdiskコマンドについての詳細は、オンラインマニュアル(man 8 sfdisk)をご参照ください。
Linux 110番 技術ドキュメント(diskdumpによる情報採取)
MIRACLE LINUX 4.0 インストレーションガイド 第5章kickstartインストール
Asianux Server 3 インストレーションガイド 第6章kickstartインストール
2008年 10月 21日 新規作成