IBM System x3850 M2にML4.0 SP2をインストールする方法

[概  要]

本ドキュメントでは、IBM System x3850 M2MIRACLE LINUX V4.0 SP2をインストールする方法について説明します。

MIRACLE LINUX V4.0 SP2には、IBM System x3850 M2に搭載されている、MegaRAID SASコントローラに対応したドライバが含まれていない為、ドライバディスクを使用してインストールを行います。

 

[確認環境]

IBM System x3850 M2

MIRACLE LINUX V4.0 SP2 X86

MIRACLE LINUX V4.0 SP2 x86-64

 

[手  順]

1.MIRACLE LINUX V4.0 SP2 インストールCDを入手します

以下のURLでは、SP2ISOイメージを提供しています。(製品のシリアル番号チェックが必要です。)

 

  MIRACLE LINUX V4.0 SP2 のリリース


2.ドライバディスクイメージを入手します。

以下のURLより、対応のドライバディスクイメージをダウンロードします。

 

 ドライバディスクの更新

LSI Logic MegaRAID SASコントローラー対応ドライバ

 

3.ドライバディスクイメージからドライバディスクを作成します

 

例) Linux上で作成する場合

 

# dd if=ml40-i686-drv-megaraid_sas-20080304.img of=/dev/fd0 bs=1

 

Windows上で作成する場合は、以下の情報をご参照下さい。

 

  ドライバディスク・アップデートディスクの作成方法

 

4.OSをインストールします

 

(1)サーバーにインストールCDをセットして起動します。

 

(2)インストーラの起動時に、”boot" プロンプトで以下のオプションを入力しEnterします。

 

boot: linux dd

 

(3)インストーラが起動し、ドライバディスクの挿入が要求されます。作成済みのドライバディスクを挿入し、ドライバを読み込みます。

 

以降のインストール手順は以下の資料をご参照下さい。

 

  MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside インストレーションガイド

 

[注意事項]
本ドキュメントは、各ソフトウェア開発元の情報およびマニュアル等を元にした参考情報です。
本ドキュメントの内容は、予告なしに変更される場合があります。

 

本ドキュメントは、限られた評価環境における検証結果をもとに作成しており、全ての環境での動作を保証するものではありません。
本ドキュメントの内容に基づき、導入、設定、運用を行なったことにより損害が生じた場合でも、弊社はその損害についての責任を負いません。あくまでお客様のご判断にてご使用ください。

 

[更新履歴]

2008年 6月 4日 新規作成