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2005年2月10日
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1でOracle Database 10gを運用するときのpthreadライブラリの問題
Standard Edition V2.1 対応

[問題]

MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1でOracle Database 10gを運用するときのpthreadライブラリの問題

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX Standard Edition V2.x

[対象となるパッケージ]

 kernel

[問題詳細]

MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1(以下ML2.1)でOracle Database 10gを運用している場合、pthreadライブラリの問題が発生しOracleのプロセスがコアダンプすることがあります。原因は以下のとおりです。

LDTの不適切なリセット
カーネルの処理において、LDT (ローカルディスクリプタテーブル) を意図しないタイミングで、リセットしている不具合がありました。
LDT は、x86 アーキテクチャの glibc の Linux pthread ライブラリにおいてmodify_ldt(2) システムコールを利用してスレッド固有の値を管理するために用いられているため、この問題が影響して pthread ライブラリを利用したアプリケーションが不具合を起こす可能性があります。

[対策方法]

この問題はkernel-2.4.9-e.25.84mlで修正されています。 よって、ML2.1でOracle Database 10gを運用する際には、必ずこのバージョン以降のカーネルをダウンロードしてアップデートしてください。
kernel-2.4.9 アップデート

[備考]

ML2.1でOracle 9i Database (9.2.0.5)にPatch4055942を適用した場合も、同様の問題が発生することがあります。
Oracle 9.2.0.5用 Patch 4055942適用時の注意事項

[更新履歴]

 2005年2月10日 新規作成

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