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ディストリビューションチェックを回避するための作業
Update3のメディアをご利用の方はこの作業は必要ありません。
hp製RPMパッケージはディストリビューションのチェックを行っており、エラーとなります。
このエラーを回避するため、「mlsetver」を入手して以下のコマンドを実行してください。
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HP製NICドライバのインストール
NICのステータスを管理するためには、必ずHP製ドライバをインストールする必要があります。
※ビルドとインストールには、開発環境とkernel-sourceパッケージが必要となります。
- 現在起動しているカーネルバージョンの確認
# uname -r
2.4.9-e.25.60ml
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- kernel-sourceのバージョン確認作業
# rpm -q kernel-source
kernel-source-2.4.9-e.25.60ml
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現在起動しているカーネルのバージョンとkernel-sourceのバージョンが同じことを確認してください。
ソースRPMを以下のサイトもしくは参考サイトより入手してビルドインストールしてください。
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e100
→
e1000
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bcm5700
(PSP: ProLiant Support Packを展開して入手することも可能です。)
インストール手順(各ドライバのページを参照してください)
参考サイト↓
Ethernetについての技術情報
hpカスタムucd-snmpのインストール
ucd-snmpはHP独自のMIBをサポートし、hpasmと連携してsnmpプロトコルのサポートを行います。外部ホストからの監視を行わない場合も必ずインストールしてください。
HPが公開している、ucd-snmpパッケージはRPM-4.04以降が必要となりインストールできませんので、以下をMIRACLEのサイトより入手してインストールしてください。
※このパッケージはサポート対象外です。
ucd-snmp-4.2.5-79.1ml.i686.rpm →http / →ftp
#rpm -ivh ucd-snmp-4.2.5-79.1ml.i686.rpm
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サービスの起動、停止手順
# service snmpd start
# service snmpd stop
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インストール後、起動した状態となりますので、手動で起動する必要はありません。
デフォルトで自動的に起動するように設定されますので、chkconfigの設定は必要ありません。
■ご注意■
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.xのucd-snmpパッケージがインストールされている場合は、あらかじめアンインストールしておいてください。
(MIB等設定が違うため利用できません。)
hpasmのインストール
hpasmは基本となるエージェントです。サーバー上のセンサー、FAN、Webブラウザからのアクセスなどをコントロールします。必ずインストールしてください。
※インストール中にカーネルのモジュールをコンパイルしますので、開発ツールと、カーネルソースパッケージが必要となります。
ドキュメントと入手先の
URL
ダウンロード>Red Hat Enterprise linux AS/ES 2.1用より
hpasm-7.0.0-21.rhel21.i386.rpm
を入手します。
(PSP: ProLiant Support Packを展開して入手することも可能です。)
インストール簡易手順(詳細はURLを参照してください)
- kernel-sourceパッケージの初期化
hp製nicのドライバをインストールした場合、/usr/src/linux-2.4以下のファイルが変更されています。
念のため、kernel-sourceパッケージを再インストールしてください。
# rpm -e kernel-source
# rm -rf /usr/src/linux-2.4.9-e.25.60ml
# rpm -ivh kernel-source-2.4.9-e.25.60ml.i686.rpm
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- RPMのインストール
# rpm -ivh hpasm-7.0.0-21.rhel21.i386.rpm
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- hpasmの初期化(パスワード、コミュニティストリング、トラップ先等を設定します。)
- サービスの起動、停止手順
# service hpasm start
# service hpasm stop
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インストール後、起動した状態となりますので、手動で起動する必要はありません。
デフォルトで自動的に起動するように設定されますので、chkconfigの設定は必要ありません。
cmastorのインストール
cmastorはストレージ関連のドライバと接続し、ステータスをhpasmに提供します。ストレージの監視を行う場合はインストールしてください。
ドキュメントと入手先の
URL
ダウンロード>共通モジュールより
cmastor-7.0.0-16.linux.i386.rpm
を入手します。
(PSP: ProLiant Support Packを展開して入手することも可能です。)
インストール簡易手順(詳細はURLを参照してください)
- RPMのインストール
# rpm -ivh cmastor-7.0.0-16.linux.i386.rpm
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- サービスの起動、停止手順
# service cmastor start
# service cmastor stop
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インストール後、起動した状態となりますので、手動で起動する必要はありません。
デフォルトで自動的に起動するように設定されますので、chkconfigの設定は必要ありません。
cmanicのインストール
cmanicはhp製NICドライバと接続しNICのステータスをhpasmに提供します。nicのステータスを監視する場合はインストールしてください。
※ステータスの取得にはhp製NICドライバのインストールが必要です。
ドキュメントと入手先のURL
ダウンロード>共通モジュールより
cmanic-7.0.0-4.linux.i686.rpm
を入手します。
(PSP: ProLiant Support Packを展開して入手することも可能です。)
インストール簡易手順(詳細はURLを参照してください)
- RPMのインストール
# rpm -ivh cmanic-7.0.0-4.linux.i686.rpm
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- サービスの起動、停止手順
# service cmanic start
# service cmanic stop
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インストール後、起動した状態となりますので、手動で起動する必要はありません。
デフォルトで自動的に起動するように設定されますので、chkconfigの設定は必要ありません。
アクセス確認
ブラウザからhttp://127.0.0.1:2301のアドレスにアクセスしてください。
パスワードはhpasmの初期化時に設定したものを使用してください。