[質問]
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3 とMIRACLE LINUX Standard Edition V2.1の違いは何ですか?
[回答]
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3とは、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1に対し、2004年4月5日までに公開したアップデートパッケージを適用したものです。もちろんMIRACLE LINUX Oracle9i Release 2 対応キットの内容も収録しています。
そのためインストールしてすぐに、Oracle9i Database Release 2やOracle Database 10gを導入できます。またセキュリティアップデートも適用済みなので、インストール作業を大幅に簡略化できます。
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3のCD-ROMは、部品番号J08409-01のMIRACLE LINUXに収録されています。V2.1からの代表的な変更点について説明します。
- 対応機器の追加
カーネルのアップデートに伴い、ドライバディスクなしでインストールできる機器が大幅に増加しています。またブレードサーバーも標準で対応しています。対応機器の詳細は、動作確認済みサーバー一覧をご覧ください。
- 自動アップデートツールの搭載
修正プログラムを自動的にダウンロードしてシステムに適用するmlupdaterが搭載されました。このツールを利用することで、アップデートパッケージの適用に関わる作業を大幅に削減できます。詳細はmlupdaterのWebページをご覧ください。
- アップデートパッケージを収録
2004年4月5日までに公開したアップデートパッケージを適用しています。そのため適用するアップデートパッケージの数が大幅に削減されました。
- Oracle9i Release 2およびOracle 10gへの対応
従来のV2.1も、MIRACLE LINUX Oracle9i Release 2対応キットや新しいカーネルを適用することで、Oracle9i Release 2やOracle 10gに対応していましたが、Update 3では、そのままの状態でOracle9i Release 2やOracle 10gに対応しています。またOracleのインストール支援ツールoranaviも、Oracle 10gに対応しました。
- ブラウザの変更
ブラウザをNetscape 4.79からMozilla 1.4.2に変更しました。
- 東風代替フォントへの変更
東風フォントを東風代替フォント(kochi-alternative)に変更しました。
[参考]
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3 使用時の制限事項
[更新履歴]
2004/05/17 新規作成
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