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カテゴリ:Oracle
2013年08月20日

[問題]

Oracle Database 11g Release 2 (11.2)のインストール方法 (Asianux Server 4)

[対象となる製品のバージョン]

 Asianux Server 4 for x86(32bit)
 Asianux Server 4 for x86-64(64bit)

[対象となるパッケージ]

 Oracle Database 11g Release 2 (11.2) for Linux x86
 Oracle Database 11g Release 2 (11.2) for Linux x86-64

[説明]

 このFAQでは、Asianux Server 4にOracle Database 11g Release 2 (11.2)をインストールする方法について説明します。インストールする方法としては、次の2つの方法があります。

  • Install Navigator for Oracleを使う方法
  • Install Navigator for Oracleを使わない方法

 このFAQではInstall Navigator for Oracle(以下、oranavi)を使わない方法について説明します。oranavi を使う方法につきましては、oranaviを起動すると表示されるドキュメントをご覧下さい。

※Install Navigator for Oracleとは、Oracle製品のインストールを支援するユーティリティです。とても簡単にOracle Database をインストールできるのでお勧めです。

インストールの手順

 インストールは下記の手順で行います。この文書では、主にOSのインストールからOracle Universal Installerの起動までについて説明します。Oracle Universal Installerが起動してからについては、下記のOracle製品マニュアルをご覧ください。

  • Oracle Database インストレーション・ガイド 11g リリース2(11.2)for Linux
  • Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 11g リリース2(11.2)for Linux x86
  • Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 11g リリース2(11.2)for Linux x86-64
  1. OS のインストール
  2. ハードウェア要件の確認
  3. ソフトウェア要件の確認
  4. カーネルパラメータの確認
  5. シェル制限の確認
  6. インストールユーザーおよびグループの作成
  7. インストール先ディレクトリの作成
  8. 環境変数の設定
  9. Oracle Database 11gのインストール
  10. インストール後の設定

実際のインストール作業

Oracle Database 11g のインストール作業では root ユーザと oracle ユーザで作業を行いますが、oracleユーザとrootユーザの実行するコマンドはコマンドプロンプトを分けて表記していますので注意してください。root ユーザは "#" で、一般ユーザは "$" です。

  1. OS のインストール

     Oracle Database 11g Release 2 (11.2) for Linux x86を使用する場合には、Asianux Server 4 for x86(32bit)を、Oracle Database 11g Release 2 (11.2) for Linux x86-64を使用する場合には、Asianux Server 4 for x86-64(64bit)を使用します。

     OSのインストレーションガイドに従ってインストールします。インストールの種類では「すべて」を選択してください。
    また、ハードウェア要件は下記の通りです。ディスクパーティション設定の際には、注意してください。

    項目 内容 補足(確認方法など)
    搭載メモリ 1GB以上 ・メモリ容量の確認
     # grep MemTotal /proc/meminfo
    空きディスク領域 (x86の場合)
     ソフトウェア:3.88GB〜3.95GB
     データベース:1.5GB〜1.7GB
    (x86-64の場合)
     ソフトウェア:4.22GB〜4.35GB
     データベース:1.5GB〜1.7GB
    ・ディスク領域の確認
     # df インストールディレクトリ
    スワップ領域 搭載メモリが1GB以上2GB未満:メモリサイズの1.5倍
    搭載メモリが2GB以上16GB未満:メモリサイズと同じ値
    搭載メモリが16GB以上:16GB
    ・スワップ容量の確認
     # grep SwapTotal /proc/meminfo
    ・スワップの追加
     1) パーティションを作成し領域タイプをswapに設定
     2) /etc/fstabにswapパーティションの行を追加
     3) # swapon -a
    その他 /tmpに1GB以上の空きディスク領域 ・/tmpの領域サイズの確認
     # fdisk /tmp

  2. ハードウェア要件の確認

     Oracle Database 11gをインストールするには、前記のハードウェア要件を満たす必要があります。それぞれについて確認します。

     搭載メモリとスワップサイズは、次のコマンドで調べられます。MemTotalが搭載メモリで、SwapTotalがスワップサイズとなります。

    $ cat /proc/meminfo
    # cat /proc/meminfo
    MemTotal: 1940108 kB
    MemFree: 1417452 kB
    Buffers: 50796 kB
    Cached: 265836 kB
    SwapCached: 0 kB
    Active: 197328 kB
    Inactive: 253892 kB
    Active(anon): 134676 kB
    Inactive(anon): 3200 kB
    Active(file): 62652 kB
    Inactive(file): 250692 kB
    Unevictable: 0 kB
    Mlocked: 0 kB
    HighTotal: 1189832 kB
    HighFree: 775744 kB
    LowTotal: 750276 kB
    LowFree: 641708 kB
    SwapTotal: 2097144 kB
    SwapFree: 2097144 kB
    Dirty: 236 kB
    Writeback: 0 kB
    AnonPages: 134604 kB
    Mapped: 86620 kB
    Shmem: 3292 kB
    Slab: 38700 kB
    (...)
    

     Oracle Database をインストールするパーティションにハードウェア要件を満たす空き容量があることを確認します。

    $ df -h
    Filesystem Size   Used     Avail    Use% マウント位置
    /dev/sda3  23G     10G       12G    47%  /
    tmpfs     948M    264K      948M     1%  /dev/shm
    /dev/sda1 194M     42M      143M    23%  /boot
    

     同様に/tmpを含むパーティションに1GB以上の空き容量があることを確認します。空きがないときには、TEMP環境変数を使って回避できます。

  3. ソフトウェア要件の確認

     Asianux Server 4にOracle Database 11gをインストールする際には、OSインストール時にインストールの種類で「すべて」を選択する事を推奨しますが、「すべて」以外を選択した場合は、次のパッケージをあらかじめインストールしておいて下さい。

    x86の場合
    binutils-2.20.51.0.2-5.34.AXS4.i686
    compat-libcap1-1.10-1.i686
    compat-libstdc++-33-3.2.3-69.AXS4.i686
    gcc-4.4.6-4.AXS4.i686
    gcc-c++-4.4.6-4.AXS4.i686
    glibc-2.12-1.80.AXS4.5.i686
    glibc-devel-2.12-1.80.AXS4.5.i686
    ksh-20100621-16.AXS4.i686
    libaio-0.3.107-10.AXS4.i686
    libaio-devel-0.3.107-10.AXS4.i686
    libgcc-4.4.6-4.AXS4.i686
    libstdc++-4.4.6-4.AXS4.i686
    libstdc++-devel-4.4.6-4.AXS4.i686
    make-3.81-20.AXS4.i686
    sysstat-9.0.4-20.AXS4.i686
    unixODBC-2.2.14-11.AXS4.i686
    unixODBC-devel-2.2.14-11.AXS4.i686

    x86_64の場合
    binutils-2.20.51.0.2-5.34.AXS4.x86_64
    compat-libcap1-1.10-1.x86_64
    compat-libstdc++-33-3.2.3-69.AXS4.i686
    compat-libstdc++-33-3.2.3-69.AXS4.x86_64
    gcc-4.4.6-4.AXS4.x86_64
    gcc-c++-4.4.6-4.AXS4.x86_64
    glibc-2.12-1.80.AXS4.5.i686
    glibc-2.12-1.80.AXS4.5.x86_64
    glibc-devel-2.12-1.80.AXS4.5.i686
    glibc-devel-2.12-1.80.AXS4.5.x86_64
    ksh-20100621-16.AXS4.x86_64
    libaio-0.3.107-10.AXS4.i686
    libaio-0.3.107-10.AXS4.x86_64
    libaio-devel-0.3.107-10.AXS4.i686
    libaio-devel-0.3.107-10.AXS4.x86_64
    libgcc-4.4.6-4.AXS4.i686
    libgcc-4.4.6-4.AXS4.x86_64
    libstdc++-4.4.6-4.AXS4.i686
    libstdc++-4.4.6-4.AXS4.x86_64
    libstdc++-devel-4.4.6-4.AXS4.i686
    libstdc++-devel-4.4.6-4.AXS4.x86_64
    make-3.81-20.AXS4.x86_64
    sysstat-9.0.4-20.AXS4.x86_64
    unixODBC-2.2.14-11.AXS4.i686
    unixODBC-2.2.14-11.AXS4.x86_64
    unixODBC-devel-2.2.14-11.AXS4.i686
    unixODBC-devel-2.2.14-11.AXS4.x86_64

  4. カーネルパラメータの設定

    カーネルパラメータを確認するには/etc/sysctl.confファイルを参照して下さい。以下のようにカーネルパラメータを設定します。

    x86の場合
    # vi /etc/sysctl.conf
    fs.file-max = 6815744
    kernel.core_uses_pid = 1
    kernel.msgmax = 65536
    kernel.msgmnb = 65535
    kernel.msgmni = 2878
    kernel.panic = 10
    kernel.sem = 256 32000 100 142
    kernel.shmall = 268435456
    kernel.shmmax = 4294967295
    kernel.shmmni = 4096
    kernel.sysrq = 0
    net.core.rmem_default = 4194304
    net.core.rmem_max = 4194304
    net.core.wmem_default = 262144
    net.core.wmem_max = 1048576
    net.ipv4.conf.default.accept_source_route = 0
    net.ipv4.conf.default.rp_filter = 1
    net.ipv4.ip_forward = 0
    net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500
    net.ipv4.tcp_syncookies = 1
    
    x86-64の場合
    # vi /etc/sysctl.conf
    fs.file-max = 6815744
    kernel.core_uses_pid = 1
    kernel.msgmax = 65536
    kernel.msgmnb = 65535
    kernel.msgmni = 2878
    kernel.panic = 10
    kernel.sem = 256 32000 100 142
    kernel.shmall = 4294967296
    kernel.shmmax = 68719476736
    kernel.shmmni = 4096
    kernel.sysrq = 0
    net.core.rmem_default = 4194304
    net.core.rmem_max = 4194304
    net.core.wmem_default = 262144
    net.core.wmem_max = 1048576
    net.ipv4.conf.default.accept_source_route = 0
    net.ipv4.conf.default.rp_filter = 1
    net.ipv4.ip_forward = 0
    net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500
    net.ipv4.tcp_syncookies = 1
    

     カーネルパラメータの変更は、/etc/sysctl.confファイルを修正し、以下のコマンドを実行することで、設定した値を動的に有効にすることができます。

    # sysctl -p
    
  5. シェル制限の設定

     シェル制限とは、ユーザーごとの最大プロセス数や最大オープンファイル数など、ユーザーごとに設定する制限値です。Asianux Server 4ではシェル制限はあらかじめ設定されていませんので、/etc/security/limits.confに次の内容を追加してください。rootユーザーが変更できる上限値のハードリミットと、一般ユーザーが変更できる上限値のソフトリミットがあります。

    # vi /etc/security/limits.conf
     
    oracle hard nproc 16384
    oracle soft nproc 2048
    oracle hard nofile 65536
    
  6. インストールユーザーおよびグループの作成

     このセクションではOracleオーナーとなるユーザーおよびグループを作成します。今回は次の条件でインストールします。

    項目
    Oracleオーナー oracle
    Oracle Databaseインストール用グループ oinstall
    Oracle Database管理者用グループ dba
    グローバルデータベース名 orcl
    Oracle Databaseのインストール先 /opt/app/oracle
    Oracleホーム /opt/app/oracle/product/11.2.0/db_1
    データベースの作成先 /opt/app/oracle/oradata

     インストール用ユーザーグループ「oinstall」と管理者用グループ「dba」を作成します。

    # groupadd oinstall
    # groupadd dba
    

     oracleユーザーを作成します。作成したらパスワードも設定します。

    # useradd -g oinstall -G dba oracle
    # passwd oracle
    ユーザー oracle のパスワードを変更。
    新しいパスワード: <ここにパスワードを入力>
    新しいパスワードを再入力してください: <同じパスワードを入力>
    passwd: 全ての認証トークンが正しく更新できました。
    
  7. インストール先ディレクトリの作成

     Oracle Databaseのインストール先ディレクトリを作成します。今回はインストール先を/opt/app/oracleとしていますが、/u01/app/oracleや/opt/oracleなどでも構いません。

    # mkdir -p /opt/app/oracle
    # chown -R oracle:oinstall /opt/app
    # chmod -R 775 /opt/app
    
  8. フォントの設定(oranavi がインストールされていない場合のみ)

     Asianux 4 でデフォルトのフォントが変更されたため、oranavi がインストールされていない場合、oracle のインストーラを起動すると文字化けすることがあります。回避策として英語環境でインストールするか、あるいは次の方法でフォントのシンボリックリンクを作成することでインストーラを日本語で表示させることができます。以下の例は代替フォントとしてVLGothic を用いる例です。

    # mkdir -p /usr/share/fonts/ja
    # mkdir -p /usr/share/fonts/ja/TrueType
    # cd /usr/share/fonts/ja/TrueType
    # ln -s ../../vlgothic/VL-Gothic-Regular.ttf kochi-gothic-subst.ttf
    
  9. 環境変数の設定

     これまではrootユーザで作業してきましたが、ここからはoracleユーザで作業します。 Oracle Database 11g ではOracleに関連する環境変数をソフトウェアインストール時に oracleユーザに設定する必要はありません (シェル起動ファイルにOracleに関連する環境変 数の定義があれば削除する)。しかし何も設定しない場合は、インストーラのデフォルトとし て以下の場所へインストールされます。

    • インベントリ・ディレクトリ:$HOME/oraInventory
    • ORACLEホーム:$HOME/oracle/product/11.2.0/db_1
    • データファイル格納ディレクトリ:$HOME/oracle/product/11.2.0/oradata

     よって、環境変数ORACLE_BASEとORACLE_HOMEについては事前に設定しておくと、自分の指定した場所へインストールを行うことができます。ここでは以下のように値を設定します。

    $ export ORACLE_BASE=/opt/app/oracle
    $ export ORACLE_HOME=/opt/app/oracle/product/11.2.0/db_1
    
    インベントリ・ディレクトリは、デフォルトで$ORACLE_BASE/../oraInventoryに作成されます。

     ただし以前より使用しているoracleユーザで新規にインストールを行う際は、既存のデータベースに影響を与えないように、環境変数の設定には注意してください。

    ssh経由で接続したときのエラー

     ssh経由で接続すると、次のエラーが発生することがあります。

     bash: ulimit: cannot modify limit: Operation not permitted

     この原因は、ssh接続時に、/etc/security/limits.confの設定は反映されないからです。sshではセキュリティ確保のため、ssh経由で接続したプロセスに対し、そのユーザーが本来持っている権限以上の変更はできません。

     ssh経由でも/etc/security/limits.confの設定を有効にしたいときには、sshdの設定ファイルに次の1行を追加します。
    # vi /etc/sshd/sshd_config
    
    UsePrivilegeSeparation no
    
    
    sshdデーモンを再起動します。
    # service sshd restart
    
     ただし、この設定はセキュリティホールにつながる可能性があります。外部からアクセスできるサーバーには絶対に設定しないでください。

  10. Oracle Database 11gのインストール

     Oracle Database 11gのインストールのインストールを開始します。oracleユーザーでログインしてX Windowを起動します。インストール時には、rootユーザーも使用するのでターミナルを2つ起動して、1つをrootユーザーにします。

    $ su -
    Password:
    

     Oracle Database11gのDVD-ROMをドライブにセットします。通常X Windowシステムを起動している場合は、自動的にDVD-ROMがマウントされま す。手動でマウントするときにはrootユーザで以下のコマンドを実行してください。 以下の例は /dev/cdrom を /mnt/cdrom にマウントする例です。

    # mkdir /mnt/cdrom
    # mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
    

     ハードウェア要件の確認で/tmpの空き容量が少ないときには、十分に空きのあるディレクトリを環境変数TEMP,TMPDIRに指定します。

    $ mkdir /opt/app/oracle/tmp
    $ export TEMP=/opt/app/oracle/tmp
    $ export TMPDIR=/opt/app/oracle/tmp
    

     TNS_ADMINが設定されていないことを確認します。設定してあるときは unset します。

    $ echo $TNS_ADMIN
    
    設定してあるときのみ実行:
    $ unset TNS_ADMIN
    

     また誤った環境変数 ORACLE_BASEやORACLE_HOMEが設定されていないことを再度確認してください。

     次にoracleユーザーでインストーラーを起動します。

    $ /media/Database/runInstaller
    

     /mnt/cdrom 以下にマウントした場合は、以下のコマンドを実行してください。

    $ /mnt/cdrom/runInstaller
    

    あとは画面の指示に従ってインストールします。詳細はOracleの製品マニュアルをご覧ください。

    【注意事項】

    • Xウィンドウの表示エラー

       もしrootユーザで起動したXウィンドウ環境で、oracleユーザーでインストーラーを起動する場合や、リモートシステム上のXウィンドウにインス トーラを表示させる場合などは、以下のエラーメッセージがJavaのエラーメッセージと共に表示されることがあります。この場合には、インストーラを表示 させる環境でxhostを実行してインストーラの表示を許可するか、インストーラ実行環境で正しいDISPLAY環境変数を設定しなおしてください。

      Xlib: connection to "xxxx:0.0" refused by server
      Xlib: No protocol specified
      
    • 前提条件チェックの実行でのパッケージの失敗

      pdksh がインストールされていないためステータスに失敗が表示されることがあります。この 場合、 ksh がインストールされていれば問題ありません。 また x86_64 の環境の場合、前提条件のチェックの実行で次のi686アーキテクチャのパッ ケージをインストールしたのにもかかわらずステータスに失敗が表示されることがあります。

      compat-libstdc++
      libaio
      libaio-devel
      libgcc
      libstdc++
      unixODBC
      unixODBC-devel

      いずれの場合も他に問題がないことを確かめてから「すべて無視」にチェックを入れて進んでください。

  11. インストール後の設定

     インストールが終わったら画面の指示に従ってorainstRoot.shとroot.shを実行します。それからOracle Universal Installerを終了します。ここではOracle Universal Installer終了後の作業について説明します。

     関連する環境変数をOracleユーザのシェル起動ファイルに設定します。これらの設定はファイルの最後に追加してください。

    $ cd
    $ vi .bash_profile
    export ORACLE_BASE=/opt/app/oracle
    export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/11.2.0/db_1
    export ORACLE_SID=orcl
    export NLS_LANG=Japanese_Japan.AL32UTF8
    export PATH=$ORACLE_HOME/bin:$PATH
    export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ORACLE_HOME/lib
    ulimit -n 65536 > /dev/null 2>&1
    ulimit -u 16384 > /dev/null 2>&1
    

     以下のコマンドを実行するか、再度Oracleユーザでログインすれば、設定した値が有効になりSQL*Plusを起動できます。

    $ . .bash_profile
    

     これでインストール作業は終了です。あとはマニュアルなどを参考に操作してください。

[参考資料]

  • Oracle Database インストレーション・ガイド 11g リリース1(11.2)for Linux
  • Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 11g リリース1(11.2)for Linux x86
  • Oracle Database クイック・インストレーション・ガイド 11g リリース1(11.2)for Linux x86-64

[更新履歴]

 2013年08月20日 新規作成

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