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テクノロジー情報

カテゴリ:Samba
2007年9月25日
MIRACLE LINUX V4.0 対応 MIRACLE LINUX V4.0 for x86-64 対応 MIRACLE LINUX V3.0 対応 MIRACLE LINUX V3.0 for x86-64対応

[問題]

samba3.0.24以降を使用するとwbinfoコマンドやgetentコマンドで情報が取得できない

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64
MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64

[原因]

samba3.0.24ではwinbindに関してのデフォルト値が変更されました。 本変更により、wbinfoやgetentコマンド使用時にデータを表示できません。

  項目名 従来の値 変更後の値
(1) winbind enum users Yes No
(2) winbind enum groups Yes No

また、以下のパラメータに関しましても変更されております。

  項目名 従来の値 変更後の値
(3) enable privileges Yes No
(4) host msdfs No Yes
(5) msdfs root No Yes
(6) passdb expand explicit Yes No
(7) strict locking Yes auto
(8) winbind nested groups No Yes

意味は以下となります。

(3)特定のSIDに特権を与えるかどうか制御するパラメータです。
 デフォルトでは「No」となりました。
(4)DFS関連のパラメータ
 従来、DFSをつかう時は本パラメータを設定が必要でした。
使用しない場合は、明示的に「No」にして下さい。
(5)DFS関連のパラメータ
 (3)と同様となります。
(6)passdbフィールドのマクロを変換するかどうか制御します。
 本機能は問題が有る為、デフォルト値はNoとなりました。
(7)パフォーマンスに影響するパラメータです。
 デフォルトは推奨値であるautoになりました。
(8)Windows同様グループの断層化(ネスト)を許容します。

[解決方法]

wbinfoコマンドを使用するには以下のパラメータを smb.confのglobalセクションに追記下さい。

winbind enum users = yes
winbind enum groups = yes

また、その他の値に関しましても必要に応じて 適宜ご変更下さい。

[更新履歴]

 2007年9月25日 新規作成

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