- ドメインコントローラーポリシーのバックアップを取得します。
※現在のポリシーの設定を控えてください。
設定していない場合は必要ございません。
- PDC側にてLDAPデータベースのバックアップを取得します。
※事前に/etc/openldap/slapd.confを確認し、以下の記述が無い場合は
追記し、ldapを再起動して下さい。その後バックアップを取得します。
sizelimit -1
# ldapsearch -LLL -x -D "uid=Administrator,ou=Users,dc=***,dc=***" -w パ
スワード -h localhost > ldap-backup.ldif
(***は実際の環境にあわせてください。また、コマンドは1行で実施してください)
- PDC及びBDC両方の設定ファイルのバックアップを取得します。
(以下のディレクトリの中全て)
/etc/samba/
/etc/openldap/
コマンド例:
# tar zcvf samba_back.tgz /etc/samba
# tar zcvf openldap_back.tgz /etc/openldap
- PDC及びBDCにてsamba、ldapサービスを停止します。
# service smb stop
# service ldap stop
- PDC及びBDCにて以下のパッケージのアンインストール
※MIRACLE LINUX V3.0 x86-64版のみ必要です。
ia32版やMIRACLE LINUX V4.0の場合は手順6に進んでください。
# rpm -e samba-3.0.20b-3AX.i386
- PDC及びBDCにてsambaパッケージをアップデートします。
(以下のコマンドは1行で実施して下さい)
【MIRACLE LINUX V4.0】
x86-64の場合:
# rpm -Uvh samba-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
samba-client-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
samba-common-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-common-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
samba-swat-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
smbldap-tools-0.8.7-5AX.x86_64.rpm
ia32の場合:
# rpm -Uvh samba-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-client-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-common-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-swat-3.0.24-6AX.i386.rpm
smbldap-tools-0.8.7-5AX.i386.rpm
【MIRACLE LINUX V3.0】
x86-64の場合:
# rpm -Uvh samba-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
samba-client-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
samba-common-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-common-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
samba-swat-3.0.24-6AX.x86_64.rpm
smbldap-tools-0.8.2-24AX.x86_64.rpm
ia32の場合:
# rpm -Uvh samba-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-client-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-common-3.0.24-6AX.i386.rpm
samba-swat-3.0.24-6AX.i386.rpm
smbldap-tools-0.8.2-24AX.i386.rpm
- PDC及びBDCにてsamba、ldapサービスを再開します。
# service smb start
# service ldap start
- PDC側で以下のコマンドを実行し、アカウントポリシーの保存場所をローカルDBからldapへ変更します。
# pdbedit -y -i tdbsam: -e ldapsam:ldap://localhost
- ドメインコントローラーポリシーの設定の確認をします。
pdbeditもしくは、USRMGRにて設定に問題が無いか確認します。
問題があれば、控えより手動で設定してください。