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カテゴリ:カーネル
2007年2月22日
MIRACLE LINUX V3.0 対応 MIRACLE LINUX V3.0 for x86-64対応

[題名]

syslogにUSB関連のエラーメッセージが出力される

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64

[原因]

syslogに以下ようなのメッセージが記録されることがあります。(Xはポート番号)
  hub.c: connect-debounce failed, port X disabled

これは、companion host controllerが付いているマシンで、ehciよりもuhciの初期化が先に実行されることにより、本来行われるべきでないタイミングで上がった接続イベントが失敗した結果、本件のメッセージを出力しています。
なお、出力されるポート番号は、デバイスが接続された位置によって変化します。

[対処方法]

/etc/modules.conf を編集し、ehciがuhciの上になるように変更します。
以下、変更の例です。

【変更例 1】
  • 変更前
      alias usb-controller uhci-hcd
      alias usb-controller1 ehci-hcd
    
  • 変更後
      alias usb-controller ehci-hcd
      alias usb-controller1 uhci-hcd
    
【変更例 2】
  • 変更前
      alias usb-controller usb-uhci
      alias usb-controller1 ehci-hcd
    
  • 変更後
      alias usb-controller ehci-hcd
      alias usb-controller1 usb-uhci
    

[備考]

本件のメッセージが記録される状況でも、USBデバイスを接続した場合、特に問題なく使用することができますが、上記対処を実施されることをお薦めします。

[更新履歴]

 2007年2月22日 新規作成

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