MIRACLE

メールサービス申込 ユーザー登録&ログイン パートナー情報
お問い合わせ FAQ サイトマップ
MIRACLE LINUXの特長 製品紹介 サービス案内 購入 サポート 技術フォーラム

テクノロジー情報

カテゴリ:カーネル
2006年11月8日
MIRACLE LINUX V4.0 対応

[問題]

特定の環境と MIRACLE LINUX V4.0 の組み合わせにおいて、OSの起動時またはインストール時に、USBでエラーやハングアップなどの問題が発生することがあります

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside

[原因]

BIOSによるUSBのレガシーサポートに関連し、USBの割り込み状態が異常になった結果、USBの割り込みが受け付けられなくなる問題が発生します。

[対処方法]

  • OS起動時の回避方法

    usb-handoff オプションを指定することにより、ブート処理の初期段階で USBレガシーサポートを無効にされるため、本件の問題を回避することが可能です。 ただし、MIRACLE LINUX V4.0 において、このオプションは SP1(linux-2.6.9.34.21AX)から追加されましたので、それ以前のカーネルでは使用できません。

    1. GRUBのブート画面で起動するカーネルを選択し、カーネルパラメータを変更するために "e" を押してください。
    2. kernel行を選択し、usb-handoffオプションを追加するために "e" を してください。下記は、kernel行の例です:
      kernel/boot/vmlinuz-2.6.9.34.21AX ro root=LABEL=/
    3. usb-handoffを追加し、変更を完了するためにENTERを押してください。下記は、usb-handoffを追加後の例です:
      kernel/boot/vmlinuz-2.6.9.34.21AX ro root=LABEL=/ usb-handoff
    4. "b" を押してブートしてください。
    5. 起動後 /boot/grub/menu.lstを編集しカーネルパラメータ usb-handoffを追加し再起動をします。
      /boot/grub/menu.lst の設定例:
      title Asianux (2.6.9.34.21AX)
      root (hd0,0)
      kernel/boot/vmlinuz-2.6.9.34.21AX ro root=LABEL=/ usb-handoff
      initrd/boot/initrd-2.6.9.34.21AX.img
  • OSインストール時の回避方法

    MIRACLE LINUX V4.0 をインストールする際、CDからのブート画面(インストール方法の選択画面)で入力を行ってからanacondaが動き出すまでの間、キーボード及びマウスの入力をできるだけ行わないでください。

[更新履歴]

2006年11月8日 更新
2006年11月2日 新規作成

会社情報 採用情報 個人情報保護方針 情報セキュリティ基本方針 商標等取り扱い事項 English
Copyright(c)2000-2013 MIRACLE LINUX CORPORATION. All Rights Reserved.