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カテゴリ:samba
2006年9月7日
MIRACLE LINUX V4.0 対応 MIRACLE LINUX V4.0 for x86-64 対応 MIRACLE LINUX V3.0 対応 MIRACLE LINUX V3.0 for x86-64対応

[題名]

smbdプロセスがストールする問題

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64
MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64

[原因]

smbdのプリンタ初期化処理にて、CUPS以外のプロセスが開いた631番ポートに、smbdがアクセスすると、CUPSからのデータ受信のためのrecv()処理にて、データを待ち続けることになり、その結果、smbdプロセスがストール致します。

[回避策]

回避策として、下記の3パターンがございます。
環境にあわせて設定をお願い致します。

  1. printcap nameの設定により印刷設定無しの場合

    /etc/samba/smb.confにprintcap nameの設定をしておくことで、smbdからCUPSへの接続が発生しないため、問題は発生しません。

    [global]
    printcap name = /etc/printcap (printcapファイルの場所を指定)
    
  2. localhostのCUPS利用の場合

    localhost上で、smbdとcupsの両プロセスをOS起動時に起動されるように設定しておくことで問題は発生しません。

    #chkconfig cups on
    #chkconfig smb on
    
  3. リモートのCUPS利用の場合

    localhostのCUPSを利用せずに、他のサーバでCUPSサービスを提供している場合、/etc/samba/smb.confに、cups serverの IPを指定しておくことで、CUPSの設定ファイル(/etc/cups/client.conf)よりも優先して、この設定が利用されます。
    その結果、smbdは自ホストの631番ポートにアクセスしないため、万一、起動時にcupsd以外のデーモンが631番ポートを占有しても、起動処理が停止する問題は発生しません。

    [global]
    cups server = 10.1.0.1 (CUPSサーバのIPアドレス)
    

[更新履歴]

2006年9月7日 新規作成

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