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テクノロジー情報

カテゴリ:その他
2006年2月21日
MIRACLE LINUX V4.0 対応

[題名]

Adobe Reader,VMware等の起動失敗

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX One V4.0 - Asianux Inside

[問題詳細]

Asianux以外のソフトウェアベンダが提供するアプリケーションのうちAdobe Reader 7、VMware Workstation 5.x、VMware Player 等GTK2+ベースのアプリケーションの起動に失敗することがあります。

[原因]

従来のgccやglibcとのバイナリー互換性がないために発生します。

[現象]

下記のように VMware Player 起動時にメッセージが出力されVMware Player が起動の途中で固まってしまいます。

$ vmplayer
*** attempt to put segment in horiz list twice
*** glibc detected *** double free or corruption (out): 0x085bf648 ***

[回避策]

この問題が発生した際には、以下のどちらかの方法で回避できます。

  1. 一時的に使用する場合

    シェル変数 GTK_IM_MODULE を下記のように指定して起動します。

    $ GTK_IM_MODULE=xim vmplayer
    
  2. 永続的に使用する場合

    システムのインプットメソッドを下記の手順で[kinput2+canna]に変更します。
    ※インプットメソッドの変更についての詳細は製品付属の「サーバ構築ガイド」p.305以降をご覧ください。

    # system-switch-im
    

    起動した設定画面(図1)で、[高度な設定]-[Japanese - 日本語]を選択し[入力メソッド]から[kinput2+canna]を選び[OK]をクリックします。

    設定後、cannaサーバを起動します。

    # service canna start
    # chkconfig canna on
    

    その後 X Window System の再起動をします。
    以上で[kinput2+canna]への変更が完了しましたので

    $ vmplayer
    

    として起動できるようになります。

    図1
    起動後の設定画面

[更新履歴]

2006年2月21日 新規作成

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