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2007年10月05日
OSインストール直後のSoftwareRAIDの再構成について
Asianux Server 3 for x86(32bit) 対応 Asianux Server 3 for x86-64(64bit) MIRACLE LINUX V4.0 対応 MIRACLE LINUX V4.0 for x86-64 対応 MIRACLE LINUX V3.0 対応 MIRACLE LINUX V3.0 for x86-64対応 MIRACLE LINUX V2.x 対応

OSインストール直後のSoftwareRAIDの再構成について

[対象となる製品のバージョン]

Asianux Server 3 for x86(32bit)
Asianux Server 3 for x86-64(64bit)
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside for x86-64
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.x
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.x

[問題詳細]

OSインストール時にSoftwareRAIDを構成した際、OSインストール直後の起動時に、 RAIDの再構成が実施されることがあります。本現象は、インストール時に 作成したSoftwareRAIDの構成処理が、インストール中に完了しなかった場合に 発生します。
なお、RAIDの再構成が行われた際でも、OSのインストール結果に問題は ございませんので、そのままインストールした環境でご利用ください。

また、RAIDの再構成の状況については、/proc/mdstatをご確認ください。
再構成が完了した時点で、再構成の進捗状況のメッセージの表示が消えます。

</proc/mdstatの表示例>
md2: active raid1 hdd1[1] hdc1[0]
     4095872 blocks [2/2] [UU]

[回避策]

インストール直後に、SoftwareRAIDの再構成が実施されることを避けるためには、 OSインストール時に次の手順を実施し、SoftwareRAIDの再構成の処理が 完了するまで待ちます。

  1. インストール完了の画面にて終了ボタンを押す前に、 Ctrl-Alt-F2を押してコマンド入力画面に入ります。
  2. 次のコマンドで、SoftwareRAIDの再構成処理の進捗状況を確認し、 再構成の完了を待ちます。
    # cat /proc/mdstat
  3. 再構成が完了した後で、Ctrl-Alt-F7でインストール画面にもどり、 インストールの終了ボタンを押しインストールを完了します。

[更新履歴]

  2007年10月5日 修正
  2005年12月7日 新規作成


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