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2005年4月28日
dump利用時のパーティションサイズについて
MIRACLE LINUX V3.0 対応 MIRACLE LINUX V3.0 for x86-64対応 MIRACLE LINUX V2.x 対応

dump利用時のパーティションサイズについて

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside
 MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64
 MIRACLE LINUX V2.x

[問題詳細]

大容量メモリを搭載する場合にダンプが正確に取れないことがあります。
また、/var の空き容量が足りなくなることがあります。

[発生条件]

マシンで障害が発生した場合にダンプを一時的にスワップに退避しますが搭載メモリに比べてスワップが少ない場合、ダンプに失敗することがあります。

また、ダンプファイルは再起動時に /var下に保存されますが、大容量メモリを搭載している場合 /var の空きが足りなくなることがあります。

[回避策]

  • MIRACLE LINUX 3.0 の場合

    スワップパーティションを搭載メモリより多めにしてください。
    /var パーティションは、通常必要な容量に搭載メモリ分をプラスした容量以上にしてください。

    例)8GB のメモリを搭載している場合
     swap : 8GB以上
     /var : 12GB以上 (通常使用 4GB + ダンプ用 8GB)

  • MIRACLE LINUX 2.x の場合

    スワップパーティーションの最大値は 2GB なので、実メモリーが2GBを超える場合は、実メモリー容量以上のパーティションを用意してdumpの取得先を変更してください。※このパーティションはdumpに上書きされますので、未使用の状態にしておいてください。フォーマットは必要ありません。

    1. 設定ファイル(/etc/sysconfig/dump)を下記のように変更してください。
       修正前
        DUMPDEV=/dev/vmdump
      
         ↓ /dev/sdb1に出力する場合
      
       修正後
        DUMPDEV=/dev/sdb1
      
    2. 設定ファイルの変更を反映させるために以下のコマンドを実行してください。
        # /sbin/lkcd config
      

[更新履歴]

 2005年4月28日 新規作成


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