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2005年4月28日
MIRACLE LINUX V3.0 での OCFS の利用
MIRACLE LINUX V3.0 対応 MIRACLE LINUX V3.0 for x86-64対応

MIRACLE LINUX V3.0 での OCFS の利用

[質問]

MIRACLE LINUX V3.0に対応したOCFSを導入したい

[対象となる製品のバージョン]

 MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside
 MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64

[対象となるパッケージ]

 kernel, ocfs-tools, ocfs-support

[詳細]

OCFS (Oracle Cluster File System) は、Oracleのオープン・ソース・プロジェクトにより開発されている、クラスタを構成したサーバー間でアクセス可能なファイルシステムです。

「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」、および、「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64」では、OCFSを利用することができます。

OCFSは、カーネルモジュール(ocfs.o)、ocfs-toolsパッケージ、ocfs-supportの3つのコンポーネントから構成されます。

  • 「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」では、SP1以降にてこれらのコンポーネントを含んでいます。
    SP1、もしくは、それぞれの個別のコンポーネントは、次のURLよりダウンロードしてご利用ください。
  • 「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside for x86-64」では、インストールCDにこれらのコンポーネントを含んでいます。
  • kerel-2.4.21-20.19AXに含まれるocfs.oのバージョンは v1.0.13です。

[注意]

「MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside」をご利用のお客さまは、SP1の適用の有無にかかわらず、日本オラクル株式会社より提供されているOCFS関連コンポーネント(OCFS R1.0.14-1)を利用することが可能です。
http://otn.oracle.co.jp/software/tech/linux/ocfs/index.html

[OCFSの設定]

カーネル、OCFSモジュール、ocfs-toolsパッケージ、ocfs-supportパッケージがインストールされたシステム上にて、以下の手順で OCFS を使用できます。

  1. ファイル /etc/ocfs.conf を設定します。

    node_name, ip_address, ip_port, guid を指定します。
    guid の作成にはコマンド ocfs_uid_gen をしてください。
    または、/etc/ocfs.confファイルを削除し、ocfstoolを起動し、「Tasks > Generate Config」で新規作成することもできます。

  2. サービス ocfs を起動します。
      # /sbin/service ocfs start
    
  3. サービスを自動的に起動したい場合はchkconfigを利用して、システムに登録します。
      # /sbin/chkconfig ocfs on
    
  4. GUI ツール OCFS Tool または CUI の各コマンドを使用してOCFS のファイルシステムを作成、管理します。
      # /usr/sbin/ocfstool
    

[更新履歴]

 2005年4月28日 新規作成


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