[質問]
Oracle Collaboration Suite Release 1インストール時の注意事項
[対象となる製品のバージョン]
MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1
[対象となるパッケージ]
Oracle Collaboration Suite Release 1(9.0.3)
[概要]
このFAQでは、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1でOracle Collaboration Suiteを利用するときの、固有の注意事項について説明します。インストールの際には、インストレーションガイドやリリースノートなど、Oracle Collaboration Suiteに付属の製品マニュアルをご覧ください。またOTN-Jには、参考資料も公開されていますので、併せてご覧ください。
[詳細]
- MIRACLE LINUX Oracle9i Release 2対応キットの適用
Oracle Collaboration Suiteを利用するためには、MIRACLE LINUX Oracle9i Release 2対応キットが必要です。MIRACLE LINUX Oracle9i Release 2対応キット(以下R2キット)は、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1をOracle9i Release 2に対応させるためのアップデートパッケージ集です。Oracle Collaboration Suiteをインストールする前に、R2キットを必ず適用してください。なお、複数ノード構成にするときには、それぞれノードに対して適用する必要があります。
R2キットは、ミラクル・リナックス社のWebサイトからダウンロードできます。また、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1の購入時期によっては、製品に含まれていることもあります。
MIRACLE LINUX Oracle9i Release 2対応キットダウンロード
- Open Motifのインストール
R2キット導入後、OpenMotifをインストールします。OpenMotifは、R2キットの"Miracle/RPMS"ディレクトリに収録されています。次の例は、R2キットのCD-ROMからインストールする方法です。
# mount /mnt/cdrom
# cd /mnt/cdrom/Miracle/RPMS
# rpm -ivh openmotif-2.1.30-11.i686.rpm
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- binutilsパッチの不適用について
Oracle Collaboration Suiteのリリース・ノートには、Oracle Collaboration Suiteに含まれる、次のパッチを事前に適用する旨の記述があります。
P2414946 (RELINK ERRORS WHILE INSTALLING IAS 902 ON REDHAT AS)
このパッチはbinutilsのアップデートパッケージで、Red Hat LinuxにOracle製品をインストールするためのものです。MIRACLE LINUXをご利用の場合には、追加でインストールする必要はありません。
またOracle Collaboration Suiteのインストーラーを起動すると、下記の画面が表示されることがあります。この画面では、binutilsとpdkshを追加でインストールする旨の記述がありますが、MIRACLE LINUXではその必要はありません。
[参考資料]
[更新履歴]
2003/07/18 Collaboration Suiteのリリース番号を明記
2003/05/21 新規作成
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