MIRACLE

メールサービス申込 ユーザー登録&ログイン パートナー情報
お問い合わせ FAQ サイトマップ
MIRACLE LINUXの特長 製品紹介 サービス案内 購入 サポート 技術フォーラム

テクノロジー情報

カテゴリ:ディスク・ファイルシステム
2003/2/26
RAW デバイスにアクセスしたときのエラーについて
Standard Edition V2.x 対応 Standard Edition V1.x 対応

[質問]

/bin/dd で RAW デバイスにアクセスするとエラーが表示されますが、処理は成功していますか?

[対象となる製品のバージョン]

MIRACLE LINUX Standard Edition V2.x
MIRACLE LINUX Standard Edition V1.x

[対象となるパッケージ]

fileutils
kernel

[回答]

/bin/dd による RAW デバイスへのアクセスに関して、これまで以下のような問題がありました。

  1. 以下の条件のとき、/bin/dd は RAW デバイスを扱うことができません。
    • Miracle Linux Standard Edition V1.x で、fileutils パッケージのバージョンが 4.0-4 以前の場合
  2. 以下の条件のとき、<例>のようなエラーが表示されることがあります。
    • Miracle Linux Standard Edition V1.x で、fileutils パッケージのバージョンが 4.0.33-2 以降の場合、または
    • MIRACLE LINUX Standard Edition V2.x で、kernel パッケージのバージョンが 2.4.9-31.38ml、または2.4.9-e.9.22ml より前の場合

  3. <例>
    # dd if=/dev/raw/raw1 of=/dev/null
    dd: reading `/dev/raw/raw1': No such device or address
    

1. に関しては、fileutils パッケージのバージョンを 4.0.33-2 以降に更新することで対処してください。

2. に関しては、エラーが表示されても dd の実行には成功していますので、エラーは無視して結構です。また、MIRACLE LINUX Standard Edition V2.x では、kernel パッケージのバージョンが 2.4.9-31.38ml、または2.4.9-e.8.22ml 以降であれば、エラーメッセージが表示されないように修正されています。

[参考資料]

特になし

[更新履歴]

2003/2/26 新規作成


会社情報 採用情報 個人情報保護方針 情報セキュリティ基本方針 商標等取り扱い事項 English
Copyright(c)2000-2013 MIRACLE LINUX CORPORATION. All Rights Reserved.