[問題]
実メモリが 2GB を超えるサーバへインストールした場合
/proc/sys/kernel/shmmax の値が不正(負の値)になる。
対象製品:
Miracle Linux Standard Edtion V1.0
Miracle Linux for Samba V1.0
Miracle Linux for PostgreSQL V1.0
[対策]
/etc/sys/kernel/shmmax は、共有メモリセグメントの最大サイズを表しています。
以下の方法によって、適切な値を設定して下さい。
ここでは、共有メモリセグメントの最大サイズを 256M に設定する例を示します。
- /etc/sysconfig/kparam の内容をエディタで修正し、
/proc/sys/kernel/shmmax の行を以下のように変更して下さい。
/proc/sys/kernel/shmmax 268435456
- マシンを再起動して下さい。
# shutdown -r now
(参考情報)
Oracle8i を使う場合の共有メモリセグメントの最大サイズの推奨値は、実メモリの 1/2 になります。
ただし、最大 1GB までしか設定できません。
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